Syracuseにてハードコアシーンが創始した時を同じくして、CA州はサンフランシスコにてChapter Recordsは設立されている。
Syracuseを引き合いに出したのもレーベルカラー、ライフスタイル共に非常に近いものがあって、この手で随一のレーベルなのは疑念の余地もない。
一方で、ポシャッた音源も多く、把握しているだけでもGRIMLOCK、BURST OF SILENCEやSWORNの7ep、ONE KING DOWNに至っては"bloodlust revenge"のリリース予定が流れてEqual Vision Recordsから出したいきさつもある。
これがコンプリートかわからないが、欠番があるのもそのためだろう。
Chapter 1. SECOND COMING s/t
Chapter 2. RESTRAIN "armageddon"
Chapter 3. BACKLASH "...once ago"
Chapter 3. EVERLAST "...drown the self..."
Chapter 4. COALESCE s/t
Chapter 6. CANON "the solution"
Chapter 8. TEARWATER s/t
Chapter 9. MATEWAN s/t
RESTRAIN、EVERLAST、CANONらのリリースで、レーベルカラーが確立したのは言うまでもないが、どのバンドもGREEN RAGE、GATEKEEPER、ABNEGATIONを想起させるearly 90's new school style。
なかでも、ドラムがFRAILってバンドで叩いていた(こっちはLINCOLN路線)、PhillyのCANONが最も認知度が高いか。
わずか1年しか活動していないにも関わらず、MAROONが"declaration"をカバーしていたり後世に残したものも計り知れない。
また、Missouri出身RESTRAINのボーカルSean Ingramは、94年からCOALESCEとしても活動を開始している。
7epリリース後にSecond Natureと契約し、mathcoreの礎となる一角を築いたバンドの一つでCABLE、DEADGUYライク。
COALESCE - "5/98"
そしてIL州のEVERLASTは、Adam Bishop(ARMA ANGELUS/EXTINCTION)、Dan Binaei (BURN IT DOWN/ARMA ANGELUS)らが在籍していた、ILHCの基盤ともなるバンド。
MEAN SEASONらと4 way"the cold war"にも参加していた。
91年にNew Jerseyにて結成されたclassic 90's new schoolバンド、BACKLASH。彼らの2nd 7ep"...once ago"は、1124 Records/Conquer The World Records/Chapter Records/Teaseとの共同でのリリース。
この音源やデモまで収録されたディスコグラフィー"through different eyes"は、1124 Recordsから2×LPフォーマット。これが、アートデザインがENCOUNTERのJoelであったり、BOLDのカバーなど、あまりにも現代から隔絶している。
BACKLASH - "once ago"
Monte Sereno CAのTEARWATERは、後のEX-LGNOTAのRogers兄弟が中心となって結成されたemo-ish metallic hardcoreバンド。フルレングスをすでにレコーディング済みだったようだが、Chapter Records閉鎖と共にお蔵入り。
そして、唯一CDフォーマットのMATEWANは、CHOKEHOLDなんかの影響下にあるのが見て取れる。 TEARWATERともライブしていたようだが、情報が少なすぎてイマイチ全貌がわからない。
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