Sunday, September 28, 2014

memories of the tour - 4


5th day (Aug 31, 2014 at Koln,Germany)

まだ陽も昇らない早朝、H8000 townを名残り惜しく散歩。小さな街だけど、不自由なく暮らせるいい所だと思う。Kortrijkに着いて、最初に見たのがこのStadsschouwburgというシアターだった。

Stadsschouwburg


Kortrijkを出てBrusselsで乗り換え、Kolnへ。ドイツ入り。
小雨が降る中、とりあえず駅を出ると、すぐ隣りにCologne Cathedral(ケルン大聖堂)があった。あまりにも不意打ちで、言葉が出ないというか荘厳すぎて圧倒された。

Koln Hbf(ケルン中央駅)の外装は意外に近代的。

Koln Hbf


Cologne Cathedral


...とにかくデカい。ゴシック様式で最大ってだけある。デカいだけあって、四方でそれぞれ違う佇まいを持っているのも特徴だと思う。
この日はミサ中で、一部見学に規制があったけど、規模そして荘厳な雰囲気は十分味わえた。






ほど近いRhein(ライン川)に架かるHohenzollern Bridge(ホーエンツォレルン橋)付近を、爆音でパーティーしているクルーズ客船を横目に、一際目を引いたGross St. Martin(聖マルティン教会)へ。


Hohenzollern Bridge


Gross St. Martin


この辺りは、ローマ遺跡が数多く残っていて、この下水道の遺跡もその一つ。看板には、SYSTEM OF A DOWNの落書きが...。採掘現場っぽい所もあった。





SYSTEM OF A DOWN - "aerials"


夕食は、Cologne Cathedral近くにあったレストランで、パスタとビールを食す。何回店員を呼んでも来ないし、メニューは何書いてあるか分からないし...。ドイツでの食事には苦労した。





6th day (Sept 1, 2014 at Hameln-Bremen,Germany)

朝のCologne Cathedralは、尖塔が霧がかっててまた違う装いだった。
Koln HbfからHannover Hbf乗り換えでHameln、Bremenとメルヘン街道に乗っかってみる。 Hamelnは、"笛吹き男"の街。 駅にはコインロッカーもなく、石畳の上をスーツケースを引いて、旧市街まで20分ぐらい歩かされた。


Bahnhof Hameln


Hamelnの街は、円い形をしているんだけど、中央付近にあるAm Markt(アム・マルクト広場)を目指す。笛を吹く男の像、ネズミをモチーフにしたものが各所にあったけど、脱水症の後遺症で体調が悪くて、とてもメルヘンな気分にはなれない。




Am Marktに出ると、Marktkirche St. Nicolai(マルクト教会聖ニコライ)がお目見え。手前のHochzeitshaus(結婚式の家)では、ちょうど仕掛け時計の上演が始まった。 どこにでもある切妻のルネサンス様式の建物だった。


Marktkirche St. Nicolai & Hochzeitshaus
 

大聖堂に行く気力もなく、駅に戻り次は"ブレーメンの楽器隊"の街Bremenに向かう。


Bremen Hbf (駅表記は中央駅を意味するHauptbahnhofのみ)に19:40着。
駅を出てすぐ右には謎の鳥居、前にはトラムとバスのターミナルがある。横断歩道がないのでとろとろ歩いているとひかれる。


Bremen Hbf




移動で疲れたからちょっと駅前をふらつき終了。観光は明日にする。今日からBremenに2泊予定。

Thursday, September 18, 2014

memories of the tour - 3


4th day (Aug 30, 2014 at Kortrijk,Belgium)

午前中はAntwerpからEdwardと約束していた14時にGoodlife Recordingsへ向かうべく、Kortrijkへの移動の時間に費やす。



ちょっと余談になるけど、こっちの駅には改札が無い。切符を買って、電車の中で車掌さんが確認にくる仕組み。ちなみに、フランスにはあったけどドイツもなかった。


H8000 townに到着。

Station Kortrijk


Kortrijk駅からGoodlifeまで、徒歩10分圏内を30分以上かけての到着となってしまった。この日は土曜日、ほんとは週末休みなのに好意で開けてくれたのには感謝。




入口付近のみ店舗だそうだが、奥の倉庫や2Fの事務所、彼のコレクションまで見せてもらった。ちょっと買い物もした。




いろいろ物色しているとNicolas Decleveという人物が入ってきた。
偶然にも、昨日AntwerpTrixでPAをしていたエンジニアで、SIX FT DITCHの"a taste for killing"をマスタリングしたって言っていた。limited 100には、限定ジャケットカバーがつく。


SIX FT DITCH - "we come strapped"


2人は、いろいろ日本のバンドも結構知っててGISMやSAND、WIZ OWN BLISSとか好きらしい。 そして、彼らが観光に連れてってくれるらしいので付いていった。


at Goodlife Recordings(w Edward,Nicolas)


ここからは観光。
まず、目に留まったのがSint-Maartenskerk(聖マーチン教会)。周りに建物が近接しているので、鐘楼を撮ろうとすると、たぶんこの角度しかない。残念ながら、18時回ってたので中には入れなかった。


Sint-Maartenskerk


閑静な住宅街に出た。白い壁が印象的なBegijnhof St Elisabeth(ベギン会修道院)。
日本に帰って調べてみると、ベギン会は、戦争で夫を失った未亡人や未婚女性の生活保障のために設立されたらしい。しかもここは世界遺産!!!
現在は一般人も住めるらしく、空部屋には広告も出ていた。

そして、Onze-Lieve-Vrouwekerk(聖母教会)が見えてきた。中には、多くの絵画もあるらしいが入れず...。


Begijnhof St Elisabeth


Onze-Lieve-Vrouwekerk


Leie(レイエ川)に架かる橋のたもとに立つBroeltoren(ブローエル塔)。
STABやHEADSHOTなんかのPVにも映っているH8000のシンボル。SPINELESSのジャケでも使われたみたい。


Broeltoren



中央広場(Grote Markt)で、何気に撮ったこのBelfry(鐘楼)も調べたら世界遺産だった。Grote Marktの向かいには市庁舎(Stadhuis)がある。

Belfry



一転、近代的なショッピングストリートへ入る。ほとんどのお店が18時には閉店するらしく、ウィンドーショッピング状態。

次は、STABのギターLouisのタトゥーショップへ連れてってくれるという。
着いて入ろうとしたら、たまたま隣のオープンカフェに他のメンバーがお茶してた。軽く紹介してもらいみんなで店の中へ。 彫師の彼は仕事中だったけど手を止めてくれた。フーディーをくれるというのでシャツは購入した。




w STAB,Edward and Nicolas


One Life One Crewに所属していて、まだ若いし、H8000の次世代を担うバンドだと思う。ドラムのWouterは、PRIDE ZEROにも在籍しているみたい。
この後、彼らはYOUR DEMISE 2004とのポルトガル、スペインを廻るツアーに出かけていった。


STAB - "open your eyes"


店を出て、レコード屋に行ったりふらつく。そして、Edwardが1杯飲むか?って言うから付き合うことにした。
すぐに気づいたんだけど、入口に立ってる人の重鎮オーラは、ex LIARのHansだった。来日した時の話しをしつつ、このメンツで酒を飲める日が来るなんて、いろんな意味で信じがたい。


w Edward,Hans and Nicolas


Hansは、新しいバンドSEX REVOLVERをやっていて、なんでも1時間後に近くでライブするらしいので行くことにした。

ハコは小さいバーで、トイレ行くのも一回ステージに上がらないといけないこじんまりした所だった。
想像はついたけど音は、RAMONESやSEX PISTOLSライクのパンクロック。何曲かはカバーだとわかったけど、もしかしたら全曲カバーだったのかもしれない。


SEX REVOLVER




Hansがステージから、「日本から来たゲスト」的なことを言ってくれたせいか、みんなフレンドリーでビールまでおごって貰った。そういえば、入場料もビール代も一切払ってないけど...。

Sunday, September 14, 2014

memories of the tour - 2


3rd day (Aug 29, 2014 at Antwerp,Belgium)

ベルギー第2の都市Antwerpへ。BrusselsからICで北上、40分ほどでAntwerp Centraal Stationに着いた。




荘厳な造りに驚きつつ、Schelde(シュヘルド川)に向かって歩く。地下を走るトラム、プレメトロで3駅ほどなんだけど、街並みもキレイなので、別に往復しても苦にならなかった。

この辺りからいろんなお店が立ち並ぶ。





Groenplaats


GroenplaatsからRubens像、さらに奥に見えるOnze-Lieve-Vrouwekathedraal(ノートルダム大寺院)には、バロック美術を代表する画家だった彼の祭壇画が飾られている。"フランダースの犬"の最後の舞台となったところ。


Onze-Lieve-Vrouwekathedraal


さらに進み、Grote Markt(マルクト広場)に出ると、ルネサンス建築のStadhuis(市庁舎)と英雄ブラボー像の噴水がある。


Stadhuis


Grote Markt


Grote Marktで水分補給し、目の前のレストランでパスタとムール貝を食べた。山盛りのムール貝に、付け合せでポテトが山盛り...。体調が優れない自分には少々きつい。
店のおねぇさん曰く、ムール貝にタルタルソースを付けて食べたらおいしいらしい。

後日談。この写真を見たARKANGELのKirbyから「ムール貝と一緒にパスタも食ったのか?」と言われた。本場ではこの組み合わせはあり得ないらしいけど、メニューであるしね。よくわからん。





夕方からは、"enemy of creation Europe tour 2014 A.D."を見に会場のAntwerpTrixへ向かう。
ハコのキャパは440ぐらいでそこそこでかい。トイレに毎回€0.30取られたけど。




ALL OUT WARがキャンセルしたって噂もあったけど、無事に来欧。さらにBROKEN TEETH追加でありえないくらい豪華なメンツを見ることができたのはうれしい。





最初に出たのがH8000のDECONSECRATE。出順もあるのだろうが、まだフロアは終始穏やかだった。ex RETALIATE、CROSSED THE LINE、UNITED BLOODのメンバーを含むWボーカル編成で、まだデモしか出てないけど、経歴的には十分。



DECONSECRATE - "disciples of chaos"



次にUKからBROKEN TEETH。Reality Records所属ってのもあってか結構な盛り上がり。ちょっとボーカルと話したけど、ナイスガイだった。



BROKEN TEETH - "full set (outbreak festival)"



ベルギーの重鎮CRAWLSPACE。 リユニオン後から結構経つけど、RPP世代には感涙。



CRAWLSPACE - "destroy it all"
 


DHM crewのDIE MY DEMON、OUTCASTのメンバーらから成るWHATEVER IT TAKES。フーディーとHEADSHOTとのスプリットをゲットした。


 
WHATEVER IT TAKES - "one false move"



個人的には、Japan tour 2000以来だから14年ぶりのALL OUT WAR。いきなり1stの"resist"で始まり、最初っからフロアは大盛り上がり。メンバーひとりひとりの存在感も半端ない。


 
ALL OUT WAR - "resist"



どのバンドもマーチが充実。中古LP、CDの物販もあった。若干プレミア価格だったりで、さらっと漁って止めた。 いい企画でした。



 
 

Friday, September 12, 2014

memories of the tour - 1


1st day (Aug 27, 2014 at Brussels,Belgium)

成田からAmsterdam,Hollandを経由して、Brussels,Belgiumに到着。現地時間22:30。
空港前のホテルSheratonにチェックイン。コンビニみたいなのを探すも当然なく、もうすでに1:20。



実は今回、渡欧前に脱水症に似た症状で搬送され、体調的に不安が残る旅。こまめな水分補給が必要なため、水が手放せない。
ちなみに、こっちでは炭酸水が多いので確認して買わないと失敗する。
 



2nd day (Aug 28, 2014 at Brussels,Belgium)

空港からCentraal stationに移動して、ガイドブック片手にBrussels観光。
徒歩圏内に名所がたくさんあるので適当に歩いていると、Grand Placeという広場に出た。Hôtel de Ville(市庁舎)やMaison du Roi(王の家)を眺めながら飲むコーヒーは格別。


Hôtel de Ville


Maison du Roi


そこから近くの元祖小便小僧へ。想像はできたけどマーライオン状態。まぁ、ついでってことで。




それからCathédrale St Michel(サン・ミッシェル大聖堂)に行き、Place Royale(ロワイヤル広場)から突き当りにある、現在改装中のPalais de Justice(最高裁判所)へ。


Cathédrale St Michel


Palais de Justice


市街地は、小パリと言われるだけあって街並みも似てた。ただフランスとは違って、建造物に金色の装飾が多く施されていたのと、写真の辺りは、建物が高くて若干圧迫感もあった。



ホテルのチェックイン15時まで持たず例の症状...。意識が遠退く...。なんとかホテルにたどり着き休息。今日の観光はもうヤメにした。