Friday, April 25, 2014

Next Sentence Recordings




当時fury edgeバンドばかりリリースしていたスペインのDark Sun Recordsに属したNEGATE。純粋にSENTENCE、FROM THE DYING SKYというよりは、プラスしてmelo-deathの要素を兼ね備えていたバンドだろう。

ここから出した"tragik circus"以前に在籍していた本題のNext Sentence Recordingsは、ボーカルのSaidが設立運営していたレーベルだが、彼自身"between anger and pain"(NSR002)までの在籍で、1stフル"the fifth season"(NSR006)では既に脱退、ギター/バッキングボーカルだったArnaudが後任になっている。
このフルレングスには、LENGTH OF TIMEのRossとCONVINCEDのJessicaがコーラス参加していて交流関係にも関心を引かれる。

その後Voice Of Life Records、Goodlife Recordingsと移籍し、音源を出す度にまた違った一面を見出している。ヨーロッパではよく知られていた存在。

 
NEGATE - "milady"

 
 
このNEGATEとスプリット(NSR001)を出していたNEGATIVE VERDICTはフランス出身のバンド。
非常に情報が乏しく、インナーから推測するとWISE UP、WATCH IT FALL辺りの音を想像してしまう。

実際は、90年代後期のFrench hardcoreで、TRAPPED IN LIFEやHARDSIDE、THE COVENANTにも通じる往年のサウンド。


 
Goodlife Recordingsから出していた"misanthrope"が、同じH8000エリアのCONGRESSを彷彿させるDEFORMITY
と言ってもCONGRESSのMichael、REGRESSIONのLookmulleがいるから必然的にそうなるか。

初期こそ類似していたけど、Next Sentence Recordsに移籍しリリースした"murder within sin"(NSR003)は、brutal death metalの表現の方がしっくりくる。初期ABORTED、IN-QUESTの一歩手前的な感じ。
 
 
DEFORMITY - "eyes(they watch pt. II)" , "my creation"

 
 
Italy fury edgeバンドREPRISALからインフルエンスされたENVISIONもやはりイタリアのバンドで、古都Parma出身。

ただfury edgeという括りだけにすると語弊が生まれてくる。MORNING AGAINライクなエモさに、いま聴いても決して古く感じないスポークンといいアイテムが多彩。
この"the season of indifference"(NSR004)リリース後には、ボーカルのCristianが脱退、ギター/バッキングボーカルのNicola Bussoniがメインボーカルを掛け持ちすることになる。

2002年のフルレングス"ecoillogical babel"は、nu-metal系に様変わりしていて可否は分かれるだろうけど、これも先駆者たる所以。ただ単音弾きも残ってるし、別物として考えれば問題ない。


 
INSIDE CONFLICTは、old school death metalミーツnew schoolを基盤とし、1997年フランスにて結成。
当レーベルの"headless"(NSR005)があまりにもダサジャケで不評?だったかまではわからないが、再プレスではジャケを一新。 でも内容は悪くない。DROWNINGやSLAVERYが好きな人にもイケると思う。EXPLICIT SILENCEも彼らから影響を受けている気がする。

ただし、これは初期の話しで、Overcome Recordsに移籍後さらにブラストが増し、power violence、grind core化が進む。メンバーが何かでシャツ着てたけど、NAPALM DEATHの影響もあるのだろう。BRUTAL TRUTHの"birth of ignorance"もカバーしていた。

 
INSIDE CONFLICT - "shit factory"


 
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