Monday, March 7, 2022

Swiss hardcore scene - 2





2006年にDESTROY BABYLONのベースで来日した、xLarsxによるソロプロジェクトxTHE BATTLEx。Crossfire Recordsのベネフィットコンピに参加後、Storm Of Justice Recordsから"all shall perish"をリリースした。STATEMENTやEARTH CRISIS、RAIDにかけてのearly 90's vegan straight edgeで、SEからGREEN RAGEのカバー曲、アウトロに至るまで作品を通して練られた構成になっている。

また同時期に、彼はボーカルを務めるRAGE OF A PROPHETを並行して活動。バンド名がVEGAN REICHから由来し、サウンドはhardline/militant straight edgeそのものと厳格。実現はしなかったが、EP"on the frontline"のリリースを控えていたという。また他のメンバーが活動するEND OF SUFFERINGTIMORというバンドも気になるところ。

さらにxLarsxに関しては、ドラムで在籍し2005年に4曲収録の音源を出したLOST ALONEがある。Attila Vargaがエンジニアを務め、MoshことChristian Ebertがバックアップボーカルで参加と、ただの新バンドとは思えないパイプをすでに確立。
V/A "no justice no peace"参加後にはBLACK HILLへ改名となった。フィンランドでblack metalバンドをやっていたKimmo Miettinenが加入したようだが、サウンドはtraditional New York hardcoreな印象が強い。改名後にもデモ音源があり、比較的活発に動いていたようだ。


xTHE BATTLEx - "AK 47"






political 90's hardcoreバンドUNVEILが2008年に結成された。
翌年ドイツのStart A Fire Recordsと契約し、7ep"destruction wherever I go"をリリースする。TRAILから近年のANCHORやABANDONに通じるサウンドで、Vegan Records/Step Down Recordsから、"demo 2009"を含むEP音源を集めたコンピレーションがリリースされるなど人気は高い。

そのコンピにも収録されることになる"hypnopaedia"を2010年に出し、Winter tour 2011やFluff fest 2011の出演を果たしている。そして1stの制作に入ると年末にはレコーディングを終え、2012年にLP"a flame with nothing to feed on"をCobra Records(CD盤はCatalyst Records)からリリースした。直後にはABOLITIONとのWinter tour 2012を行なっているが、以前から噂のあったベースのThomas Vetschが正式に脱退、ついには解散がアナウンスされた。
しかし決まっていたRUN WITH THE HUNTEDとのEuro Summer tour 2012は行われ、DEADVERSEとAYSとのローカルショーで幕を閉じた。

またギターのJohann HellemannはWITHIN WALLSのメンバーと、Austria拠点のEL CAMINO CAR CRASHへと活動を移している。


UNVEIL - "they can't whitewash this smoke and steel"






しばらく沈黙していたシーンであったが、DECONVOLUTIONLIFECRUSHERらの活動によって再興がはかられた。そんななか、SMILEのボーカルTimotheがベースを務めるPATH OF RESURGENCEが、2020年にLausanneで結成される。彼はThird Eye Camでライブビデオの制作でもシーンを支える人物である。

初音源となる"demo 2020"を、今ではステータスとなったStand Together Records、Nuclear Family Recordsといった複数の少量生産レーベルからリリースした。Marion Follyのボーカルから一聴して、xELEGYxやDYING WISHを思い描かされる90's metalcoreな一方、かつてのCONCEALなどのedge metal的要素も兼ね備えた逸材といえる。

ライブはNuclear Family RecordsのレーベルメイトAFFLICTION ADや同世代のバンドが多く、とりわけ知名度を上げた彼女らは"blinded by desire"のレコーディングに入った。これにデモ音源を加え、2021年Mark My Words Recordsからリリースされる。アートワークをMarion Folly自らが手掛け、Nuclear Family Records盤、Grim Reality Records盤などが出ている。

同年6月にはBostonのDEATH BEFORE DISHONORと対バンを経て、更なる飛躍が期待されるところ。


PATH OF RESURGENCE - "path of resurgence"

SMILE - "06.03.2020. - live @La Marquise, Lyon - FR"



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Monday, January 24, 2022

Portland hardcore scene





PortlandのUNRESTRAINEDは、2006年にTHE DEAD UNKNOWNのJustin SitnerとSteve 'Poop' Hoppe、PULLING TEETHのAugustus Bowmanらによって結成された。
THREADBAREやHARVEST影響下サウンドの90's metallic hardcoreバンド。

2007年にデモを自主で出し、翌年には7ep"screaming for a life worth living"のレコーディングに入った。しかし結局Surprise Attack Recordsからリリースされたのは、PARASITIC SKIESとのWest Coast tour 2009直前になったようだ。
またV/A "at both ends"が出る頃には、ドラムのJosh Colettoが脱退、後任にBACKLASHのJon Sinkoが就いた。その後Augustus Bowmanも脱退し、Rafがベースで加入している。

そしてTrip Machine Laboratoriesと新たに契約、INCENDIARYとのスプリットと1st"forward onto death"をリリースした。この1stから、2ndギターにRyanが加入し5人編成となっている。またNO ESCAPEのTim Singerをゲストに迎えたカバー曲を収録。ドイツのBound By Modern Age Recordsからカセット盤も出している。

2014年には、Rainfestの出演やTRIALの対バンを果す。さらにSHAI HULUD、MISERY SIGNALSなどとライブを重ねるなか、7ep"inside my head, black meets red"のレコーディングを行い、Indecision Recordsからリリースされた。

2016年に出した4 way "ⅳ"は、TEN YARD FIGHTのJohn LaCroixが2ndギターで加わり、RINGWORMやRACETRAITOR等とのライブが確認できるが、以降の活動内容はわからない。
また元メンバーのAugustus Bowmanは、エンジニア業で活動していて、WITH WARの"war cry"などを手掛けている。


UNRESTRAINED - "ethel mertz"






2014年、7ep"human ruin"をBlasphemour RecordsからリリースしたFUNERALS。FROM ASHES RISEのBrad Boatrightがマスターを担当、DISEMBODIEDから現行のTWITCHING TONGUESに通じるsludgy hardcoreをプレイしている。

2016年、前作の7epに引き続き地元のAudiosiegeにてレコーディングを行い、4 way"ⅳ"にGREAT REVERSALS、UNRESTRAINED、LIARS CULTと参加。彼らの提供曲にABNEGATIONのIggyがフューチャリングされていたことでも話題になった。思えばSonnyとSean O'Connerが、同時進行させていたCAST OUTでKICKBACKをカバーしていたように、traditional new school hardcoreの余韻がサウンドに反映されているようにも捉えることができる。

次作にあたる"902.303.720.631.92501.31401"も4wayとなっていて、VATICANやSANCTION、IRON CURTAINが参加し、2017年にBitter Melody Recordsからリリースされた。イントロ含む2曲を提供し、第一線で活動している他のバンドにも引けを取らないクオリティだったが、まもなく解散したと思われる。


FUNERALS - "live at The Awakening"


CAST OUT - "live at Burgerville Portland OR"






2016年に結成し、Seventh Day Recordsから音源を出していたTRUST ISSUESを前身とするDYING WISH
Emma Boster率いるextreme metallic hardcoreバンドで、2018年のデモに続き、翌年カナダのSERRATIONとのスプリットをBlasphemour Recordsからリリースした。デモの7ep化やDPK five year anniversaryでINTEGRITYと対バンするなど、早い時期から注目されていたことが窺い知れる。
SERRATIONとのWest Coast tour、CHAMBERやSANCTIONら同世代とのライブを重ね、ボーカルのEmma BosterがKNOCKED LOOSEの2ndでフューチャリング参加などの活動を経て、2020年に7ep"innate thirst"をリリースする。これはNuclear Blast Recordsの別ラインで設立されたSharpton Recordsと契約してのものだった。サウンド的にもBLEEDING THROUGHに感化された方向性を示し、次世代New Wave of American Heavy Metalの筆頭ともいえる立ち位置を確立している。

September 2021 tourを終えるとFurnace festに出演、その後LIONHEARTとのEuro tourを行い本国のみならず知名度を上げていった。そして1st"fragments of a bitter memory"を完成させ、リリース直後のタイミングでTHE ACACIA STRAINのUS tour 2021に帯同を果たした。


DYING WISH - "fragments of a bitter memory"






antifascist vegan straight edge hardcoreバンドxCAUTERIZExは、Portlandで2017年に結成された。.UNREST.のColtonとStevie、初期xBARCADIAxのBenらが在籍。ボーカルのJack PotterはSea Shepherdとして、その活動は長ければ半年にも及ぶことがあるという。バンド活動に費やす時間も限られると思うが、Bitter Melody Recordsから"demo 2019"のリリースへと至った。ヨーロッパ盤はAnimals X Kingdomが流通を担い2バージョンが存在する。エンジニアにUNRESTRAINEDのAugustus Bowmanを迎えたサウンドは、REPRISALの"where heavy gloom dominate"から"boundless human stupidity"期、また後のEXTINGUISHに比肩する。非常にユーロ色が強い内容になっている。

2021年には、この"demo 2019"に3曲を加えた"blessed frame"をリリースする一方で、BLU BLAZなるプロジェクトやCUTTING THROUGHのメンバーと始めたENACTといったバンドが派生し、デモをそれぞれ出して活動を始めた。

またDIY Conspiracyコンピに参加。これにはCLEARxCUTやxRISALEx、xUNTOLD SUFFERINGxなど、各国のStraight Edgeバンドが曲提供した。


xCAUTERIZEx - "May 11,2019"



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Tuesday, November 23, 2021

Connecticut hardcore scene - 2





結成した1996年、デモ"play the plague"を出しているGROUNDZERO。翌年、ボーカルのDarrell Tauroが立ち上げたUp Front Recordsから"1945"、FLESHOLDとのsplit 7epをリリースした。このレーベルは、V/A "strength through diversity"を主催したことでも知られている。

1997年、FAULTとの対バンやEdge Sharp Records企画などに出演し、同年に1st"seldom does hope exhaust despair"がリリースされた。エンジニアにBATTERYのBrian McTernanが起用され、East Coast Empire RecordsとSeize Recordsの盤が存在する名作となっている。当時レーベル側のレビューでemotional deathcoreと書かれていたように、興隆していたnew schoolバンドとは一線を画していた。

1st後、EYE 2 EYEとDARKEST HOURのそれぞれsplit 7epを挟み、2000年にカバー曲を含む"healing leprocy"をリリース。RED ROSES FOR A BLUE LADYやMAJORITY RULEとツアーも行なったようだ。
しかしDarrell Tauroが2003年にEMMANUEL 7を結成、片やRich CaseyはBURY YOUR DEADへと活動を移したためGROUNDZEROは解散となる。このEMMANUEL 7はThorp Recordsから"machines in routine"を出しているが、CAVE INやBURNT BY THE SUNに例えられるchaotic hardcoreへの転換は想像すらできなかった。短命で2004年には活動を終えた。


GROUNDZERO - "@ CT Bike Exchange"






1996年に結成され、デモ"blood stained ritual"とsplit 7ep(w/ GROUNDZERO)を出していたFLESHOLD。すでにNAPALM DEATHからINNER DAM、FAULTらとの共演を経て地盤を固めつつあった彼らだが、1997年にDEADEYESUNDERへと改名した。これに伴い同内容、同タイトルのデモを出し直したため、バンド名が異なるものが存在することになった。

サウンドは後の1999年、Plus Minus Recordsから"cursed be the deceiver"をリリースしたように、レーベルメイトのEARTHMOVERやTREPHINEライクな90's deathcoreをプレイしている。ちなみに紙ジャケとプラケース盤、さらに10インチでもプレスされ需要が窺えた。

またBlasphemour Records企画のV/A "one hell of a compilation"に参加していて、その評価はユーロ圏に於いても高く、Lifeforce Recordsとの契約に至り7ep"halflife"をリリースした。特にtwin vocal体制は取っていないものの、高低音域を担うバッキングボーカルが相変わらずの存在感を表している。
なかなか活動の詳細を掴むのは難しいが、大きいイベントだと2002年のNew England Metal and Hardcore festival 4の出演が確認できる。


DEADEYESUNDER - "stricken"






100 DEMONSはボーカルがBLOODBATH、PUSHBUTTON WARFAREのBruce LePage、ベースにTYRANT TROOPERのJay McGuire、ギターがHATEBREEDのSean Martinといった編成で1998年に結成された。
デモ"we are forsaken"でALL OUT WARやHATEBREED、BORN FROM PAINを追随するbrutal moshcoreスタイルを提示し、East Coast Empire RecordsのV/A "the division has begun"に参加。1stに繋がる作品となったようだが、2000年にSean Martinが脱退しTYRANT TROOPERのRick Brayallが加入、さらにJay McGuireの後任にSteve Karpが就き再編成を行う。
そして1st"in the eyes of the lord"をGoodlife Recordingsからリリース、当初Surface Recordsも興味を示していたようだ。これは後の2006年にリマスタリングされ再発、さらにA389 RecordingsからLP盤として2014年にプレスされた。

1st以降はHIGHER FORCEのPete Morceyがボーカル、ベースがErik Barrettへと編成を変え、Deathwish Inc.に移籍が決まると次作の制作に取り掛かる。そして2004年Zeussプロデュースのもと、Planet Z Studiosでレコーディングされた2nd"self-titled"をリリースした。それに伴うH8000 festやNinja festを含むEuropean tourを終えると、帰国後すぐにWest Coast tourを行うなど多忙を極めている。

しかし既にアナウンスされていたCAST ASIDEとのEuropean tourは、直前のPete Morcey脱退によりキャンセルせざるを得なかった。そして後任にはBruce LePageが復帰を果たし、SHAI HULUDやSINCE THE FLOODとのツアーを終えると、3rdフルのレコーディングに入ったが再びBruce LePageが脱退、その音源も未発表のままとなっている。


100 DEMONS - "repeat process"



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Tuesday, October 26, 2021

Connecticut hardcore scene - 1





1994年、New Jerseyで開催のAll Ages Hardcore festにDOG EAT DOG、EDGEWISEらと共演していたFAULTLINE。リリース年は不明だが2本のデモを出していて、まだシーンとして確立しない時期から活動していたことが推察できる。

サウンドは108やINSIDE OUTをバックボーンとし、メッセージ性の強いリリックに歪みと硬質なギターの組み合わせが特徴のstraight edge political hardcore。
SHIFTやBLOODLET、COALESCEらとライブ経験もあり、Earth House Recordsから7ep"self-titled"、1996年に1st"roots of the rape culture"をリリースしている。この1stはEndless Fight Recordsとの共同ということもあって、名を広く知れ渡らせる作品になったと思う。

その後Washington DCで行われた企画に108、BANEやMORNING AGAIN、1997年にはONE KING DOWN、SHUTDOWNらと共演している。また日本からSTATE CRAFTが参加した、Endless Fight RecordsのV/A "over the edge vol. III"に1stのタイトル曲を提供。レーベルメイトでTHINKTANKとスプリットを出したCROSSTHREADなんかも彼らの影響を受けていると思われる。
ちなみにボーカルRyan Crossthreadは、現在Blasphemour Recordsを運営している。


FAULTLINE - "@ Bristol Bike Exchange CT 1995"






どれ程のフォロワーを生んだか計り知れないHATEBREEDは、JASTA 14を脱退したJamey Jastaを中心とし、1995年に結成され現在もなお頂点に君臨し続けている。
"together as one..."や"stones to mark a fire"などのコンピ参加を経た1996年、7ep"under the knife"がSmorgasbord Recordsからリリースされた。これはJamey JastaがVOICE OF REASONのJay Gelabertと運営するStillborn Recordsから、後に"3 song demo"を加えた盤がプレスされている。
またNEGLECT、INTEGRITYとそれぞれsplit 7epを出すなか、アルバムを待ち望む期待は想像に難くない。
しかしギターのWayne LozinakとLarry Dwyer、ドラムのDavid Russoが脱退となり、ギターにMatt McIntoshとLou "Boulder" Richards、PUSHBUTTON WARFAREのJamie Muckinhauptがドラムとして後任に就いた。

そして1997年、Victory Recordsから1st"satisfaction is the death of desire"のリリースへと至る。エンジニアにはINCANTATIONからDEADGUYなどを手掛けたSteve Evettsを迎え制作され、hardcoreの代名詞ともいえる作品となった。
一方、脱退したLarry DwyerはLou "Boulder" Richards、Jamie MuckinhauptらとDEATH THREATとして活動を始めている。

特にメンバーの入れ替わりが頻繁だったHATEBREEDのギターにはHIGHER FORCEのSean Martinが加入。2001年にはSEPULTURAとのツアーを行なった。
そして2nd"perseverance"をUniversal Recordsからリリースし、Beast Feast 2002にて初来日を果たす。共に来日したCONVERGEと行なった渋谷クワトロでのショーは、異次元なものに感じた記憶が残っているほどクオリティーが高かった。おそらくPAは同行させていた人物だと思う。




その後は言うまでもないがRoadrunner Records、Nuclear Blastへと所属を変え、メタル側からの支持も獲得、不動の地位を築き上げた。


HATEBREED - "June 22,1997"






1996年、SUM OF ALL FEARSはBridge Nine RecordsからTENFOLDとのスプリットを経て、単独"from this day forward..."をEast Coast Empire Recordsからリリースした。どちらもレーベル第一弾となったことは知られるところだが、デモが"1995 sin of anger demo"として7ep化、DISMAYの解散ライブ出演に抜擢されるなど評価され、シーンの中核にいたことはまず間違いない。

特に対バンすることが多かったFOLLOW THROUGHライクのold school hardcoreから、HATEBREEDやTENFOLDなどに通じるmetallic hardcoreは現行バンドにも影響が及んでいる。これは2018年に行なったリユニオンライブのメンツでもわかると思う。

当時はCT州のバンド以外にINNER DAMやSTRETCH ARM STRONG、BRETHRENらと対バン、Edge Sharp Records企画でCONVERGE、SHAI HULUDらとの共演を果たしている。

1997年にはFLOORPUNCHのレコ発やV/A "the harder they come"のリリースパーティーにDISBELIFEやDIVIDED BY HATE、DARKEST HOURらと出演した。


SUM OF ALL FEARS - "Avidity"






ボーカル脱退後、ギターのBrandon DubroskyとRob Wisnerが共にボーカルを兼任し、4人編成で活動していたDIE MY WILL
2000年の解散から20年が経過した後世、Blasphemour Recordsが"self-titled"をリプレスし、世代を越えたリスナーを得ることになった。

1995年結成のバンドで、このオリジナル盤は1997年にDrawn & Quartered Recordsからリリースされていた。BOLT THROWERやDEADGUYに影響を受けていたようだが、土地柄Massachusetts州のバンドとの関わりが深く、サウンド的にもGRIMLOCKやFRAGMENTとリンクするところが多くみられる。

split 7ep(w/ ALL YOU'VE LOST)の翌1998年、Pin Drop Recordsと契約を交わし2nd"...and still we destroy"をリリース。
そしてスプリットを出していたPIECEMEALに、FORTYDAYSRAINとDIECASTを加えた4バンドによるカップリングツアー、さらにDEADEYESUNDERとのUS tourを行なっている。またSlave Union RecordsのV/A 7ep"4 corners"へ参加、さらにEqual Vision Recordsと契約したようだったが音源のリリースには至っていない。

一方で解散後にドラムのJeff Mielcarzは、HATEBREEDでMADBALLやEARTH CRISISとのツアーをヘルプで務めた。


DIE MY WILL - "out from the mouths of saviors"



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Saturday, September 18, 2021

Swiss hardcore scene -1





vegan straight edgeをライフスタイルに掲げ、1997年から2000年にかけて活動していたPRAY SILENT
SAD ORIGINやCLOUDEDに対等するサウンドで、CWILLが創成したシーンを最盛期へと導いた存在として位置付けされる。Attila VargaがDARK DAY DUNGEONを掛け持ちしていたことでも知られていると思う。

PRAY SILENT結成から間もなく、7ep"the golden flag"をGenet Recordsからリリースするが、ベースのJanが脱退となり、Philipp Zimmermanが後任として加入した。そしてThe Next Generation festivalの出演などを経て、1999年にFloridaのANDROMEDAとsplit 7epを出すと、再びレコーディングに入り"this was not my war"を完成させている。
さらにVort'n Vis hardcore festでREDEMPTION、SPINELESSらと共演し支持を得ていった。

2000年には解散となってしまったが、ギターのEtienne GeyerがCWILLに加入、"nations"でメンバーとしてクレジットされた。
一方Attila Vargaは、LOST ALONEの4曲入り音源でエンジニアを務めている。ここのドラムのxLarsxはxDESTROY BABYLONxのベーシストで来日していて、彼自身のソロプロジェクトxTHE BATTLExでも活動していた。


CWILL - "January, 21th 2001, in the Rasthaus in Koblach/Austria"






CATARACTMINEのRicky Durst、Simon Fullemannらにより、SLAYERにhardcore色を取り込んだサウンドを目指し1998年に結成された。
デモをCD化した"self-titled"、7ep"war anthems"を1999年にリリースすると、ヨーロッパのバンドとして初めてFerret Musicと契約を果たし、2000年に1st"golem"をリリース。
ここに至って、Christian EbertからFederico Carminitanaへとボーカルチェンジ、再編成を行なっている。もともと結成時から誘っていた人物で待ち望んでいただけあり、バンド内での評価も高かったという。

2001年のHellfestを含むUS tourの実現は、Ferret Musicの所属が大きかったと思うが、時差関係もあり疎通がうまくいかず、契約満期を待たずしてレーベルを離れる決断をした。次にLifeforce Recordsを所属とした彼らは、"martyr's melodies"と2nd"great days of vengeance"を同レーベルよりリリース。続く3rd"with triumph comes loss"以降、Metal Blade Recordsへ移籍となる。

その後はNo Mercy festival 2005の出演、4th"kingdom"をリリースと着実にステップアップしていった。一方でギターのSimon Fullemannの後任に、death metalバンドDISPARAGEDのTom Kuzmicが就く。またベースがMichi HenggelerからKay Bremにかわっている。
しかしスタイルがブレることはなく5th"self-titled"、6th"killing the eternal"のリリースを続けつつも、Hell On Earth tour 2008やKliffrock festival no.6、AWAKEN DEMONSのツアー帯同、そしてKilling The Easter Bunny tour 2011などを行なった。2013年に解散を表明していたようだが、実際は2017年のMetalmayhemなどの出演が確認できる。


CATARACT - "nothing's left"






PRAY SILENTでボーカルのAttila Vargaがギターにパートチェンジし、CATARACTのChristian Ebertがボーカルを務めるDARK DAY DUNGEONは、Zugにて1998年に結成された。翌年、CATARACTのSimon Fullemannが運営していたNatural High Recordsから"self-titled"をリリース。
MORNING AGAINライクなエモーショナルパート、スポークンなどUS寄りな90's metallic hardcoreといった印象を受けた。また海外バンドとの共演も多く、GRADEや18 VISIONS、THROWDOWNなどのツアーサポートを務めている。そしてChristian Ebertは、これまで掛け持ちしていたCATARACTを脱退し、DARK DAY DUNGEONに専念。

2002年には、ドイツのLet It Burn Recordsとの契約へと至り、1st"know your enemy"をリリースした。前作のエモーショナルな感性がメロディックに変わり表現された辺りは、時代に対応した変化といえるだろうか。また今作はMUDHEAD、BURNING DEFEATのAlessandro Azzaliプロデュースにより、イタリアのAlpha Omega Studioで録られたというのも興味深い。

その後はHEAVEN SHALL BURNやFALL OF SERENITYと共演、7ep"let the sin begin"を挟みH8000 fest含むUNDYINGとのツアー、Hardcore Lifestyle festでBORN FROM PAIN、MAROONとの共演など著しい活躍をみせている。
そして前作に引き続き、Alpha Omega Studioでレコーディングされた2nd"by blood undone"を2005年にリリースした。内容はNARZISS、FEAR MY THOUGHTSを追随するGerman metalcore化が進み、すっかり様変わりした感は否めない。ちなみにカバーアートはDave Quiggleが手掛けた。

2007年に解散となったが、メンバーのChristian EbertがWILD ZOMBIE BLAST GUIDE、MonteはSUCKAPUNCHとスプリットを出していたVALE TUDOに加入した。


DARK DAY DUNGEON - "poisoned lies"

VALE TUDO -"hardcore heavyweights"



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Saturday, August 21, 2021

Antwerp hardcore scene





1996年、Kontichにて結成されたFACEDOWNは、同年7月に7ep"friendship is everything"をレコーディングし、Vort'n Vis hardcore fest 1996に出演。その7epをメンバーが運営するEvil Twin Recordsからリリースし、翌年にGenet Recordsが2曲とライブトラックを加えて再発した。その後CULTUREとKINDREDのツアー帯同、CATHARSISとGEHENNAが行なったworld tour 1997の一環、Vort'n Vis hardcore fest 1997に出演。

それから間もなく2ndギターのGeert Ceuppensが脱退となるが、後任にKINDREDのJan Beckersが就き、1998年3月に"beyond all horizons"のレコーディングに入った。エンジニアにARKANGELの"prayers upon deaf ears"を手掛けたKoen de Boeveを迎えていて、彼らの作品の中で最もedge metalさを感じる一方、本人らが言うようにREFUSEDを意識した面も出ている。
そしてBrusselのMagasin 4でALL OUT WARやCONGRESSと共演、Dour Festivalの出演を経て、前年にsplit 7epをMoo Cow Recordsから出していたEARTHMOVERと、Vort'n Vis hardcore fest 1998にて対バンが実現した。

また1999年4月に帯同したEARTH CRISIS、LIARとのツアーではギター1本で行なったようで、Jan Beckersはすでに脱退していたと思われる。この頃Babylon Will Fallのインタビューに答えていて、もうすぐレコーディングに入ると言っていたが、以降の"education, contemplation, dedication"は1997年に録られたものなので、新たな音源は存在していない。後の.CALIBREへ改名後レコーディングした可能性もあるが、いずれにせよソングライティングの転換期であったことは間違いない。

その後の躍進は止まらず、UKのEvil Fest IIでUNBORNやCANVASとの共演やUS tourをこなしていった。そしてFluffFest 2001、Vort'n Vis hardcore fest 2001を終えると.CALIBREへ改名となる。これまで築き上げたものを払拭するかのようなRAGE AGAINST THE MACHINE化で、大手Warner Music傘下のレーベルとの契約に至った。
Ozzfest出演からGUNS N' ROSESやTHERAPY?との対バンなど、異次元にいってしまった感はあるが成功したバンドであることは事実。2004年には、ボーカルのDaniel MiesとギターのNiko PoortmansがA SCHOOL OF QUIETへと活動を移している。


FACEDOWN - "@ Dilsen HC 1997 Belgium"






FACEDOWNと同じKontich出身のCLOUDEDは、1996年末に結成された。
Sure Hand RecordsのV/A "justice for the enslaved vol.1"に参加、そのfury edgeサウンドに衝撃を受けたのを記憶している。時期的には解散前の音源と思われるが、往年はもっとSEKTORなどの90's new school hardcore寄りな印象だった。

1997年8月、3日間に及び開催されたThe Next Generation festivalの初日、PURIFICATIONやABHINANDAらとの共演を終えると、唯一の単独音源となる"inheritance"のレコーディングに入っている。
これにはARKANGELのBaldur Vildmurdarson、FACEDOWNのTomas Baekenが参加し、1998年にGenet Recordsからリリースされた。

またGenet RecordsとSober Mind Recordsが共同企画したVA "hardcore knockout"に参加。そしてVort'n Vis hardcore festival 1998にPRAY SILENT、SPINELESSらと共演した音源はコンピCDに収められた。
"justice for the enslaved vol.1"路線でのアルバムを期待したが、Vort'n Visの10周年記念企画に招かれたSHAI HULUDのオープニングアクト、続くGoodlife fest 1999を最後に解散となっている。






州都AntwerpのTHE SETUPはCIRCLEのDries Olemans、THUMBS DOWNのAndries BeckersとRafael Balrak、NILGHAIのChristophe Cooremansらによって2002年に結成された。デビュー作となる"nine kinds of pain"のジャケットから察することができるように、THE HOPE CONSPIRACYにリンクするchaotic hardcoreをプレイ。
CD盤にはUNBROKENのカバーが収録され、その辺もルーツとしてあるのかもしれないが、REVEALの持つemotional hardcoreな一面もある。

そしてGangstyle Recordsと2005年に契約し、1st"the pretense of normality"をリリース。インナー写真でメンバーが着用しているTHE PROMISE、DEADGUYを象徴する音で、特にTURMOILを引き合いに出されるサウンドへと変化していく様子が窺い知れるアルバムとなった。この作品後ドラムのBenjamin Buschgensが脱退となるが、後任として加入したCLOUDEDのSerch Carriereは意外だった。また彼とDries Olemans、Andries Beckers、Serch CarriereがOVERLORDを結成したのもこの頃で、後にレコーディングしたものを加えた"demo MMXI"を出すことになるので、以降もプロジェクト的に続けていたようだ。

2007年の2nd"minister of death"とsplit 7ep(w/ ZERO MENTALITY)を挟み、ボーカルのDries OlemansとベースのChristophe Cooremansが脱退となり、それぞれKris Deweerdt、FALLENのMichiel van Steenが後任に就いた。新体制でのEP"crawl & reign"では、RAINのカバーを収録するなど原点に傾倒した感がある。しかし結成以来のメンバーでギターのAndries Beckersまでもが脱退、FALLENのJef Van De Wegheが加入したが、オリジナルメンバーはRafael Balrakを残すのみとなった。そしてリリースされた3rd"torchbearer"は前作を引き継ぎつつも、90年代後期以降のEARTH CRISISやTHE FUNERALなどの要素が非常に強い。

その後はさらに活動の場を広げ、Burning Season festival 2010や5ヵ国に及ぶWinter tour 2011、Destruction festival、MADBALLらとまわったRebellion tour 2013などを経て、Beatdown Hardwear Recordsへの移籍を果たす。そして4枚目となる"this thing of ours"をリリースすると、Groezrockや前年に引き続きReturn To Strength festival、またCALIBANをヘッドライナーに迎えたAntwerp metal festなどの出演をこなしていった。これまでメンバーチェンジを繰り返しながら活動してきた彼らだが、Limburg hardcore fest 2018、Revelation fest、そしてIeperfest 2019の出演を最後に解散となった。


THE SETUP - "trapped under the weight"






HEARTFELTで活動していたDimitri Derwaelの在籍で知られるTITANだが、他にもONCE...NEVER AGAINのHans De Groef、BOURBON FOR ROSESのWim Daemsらの名が連なる。
Mechelenを拠点とし、2013年から活動を始めたemotional hardcoreバンドで、SKYCAMEFALLINGやTHIS DAY FORWARDからインスパイアされている。

H8000のバンドやHEARTFELTらとのライブを重ね、2016年にWITNESS THE FALLとsplit 7epをMark My Words Recordsからリリース。またArduous Path Recordingsがカセット盤をリプレイスしていて、ユーロ圏外での評価も得ている。

単独が待たれるなか、Guns Down festやLimburg hardcore fest 2018などに出演、さらにKings Of Extaseを終えると"tarred and feathered"のレコーディングに入った。前作に引き続きMark My Words Recordsからのリリースとなったが、翌年にはMosh PotatoesとBound By Modern Age Recordsとの共同でLP盤がリプレスされている。
そしてErieのxREPRESENTxとの対バンやFaarfest 2019の出演を経て、UKのEARLY BLACKとスプリットを予定していたが結局流れたようだ。


TITAN -"there's more to fear than fear itself"
 


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