Tuesday, October 26, 2021

Connecticut hardcore scene - 1





1994年、New Jerseyで開催のAll Ages Hardcore festにDOG EAT DOG、EDGEWISEらと共演していたFAULTLINE。リリース年は不明だが2本のデモを出していて、まだシーンとして確立しない時期から活動していたことが推察できる。

サウンドは108やINSIDE OUTをバックボーンとし、メッセージ性の強いリリックに歪みと硬質なギターの組み合わせが特徴のstraight edge political hardcore。
SHIFTやBLOODLET、COALESCEらとライブ経験もあり、Earth House Recordsから7ep"self-titled"、1996年に1st"roots of the rape culture"をリリースしている。この1stはEndless Fight Recordsとの共同ということもあって、名を広く知れ渡らせる作品になったと思う。

その後Washington DCで行われた企画に108、BANEやMORNING AGAIN、1997年にはONE KING DOWN、SHUTDOWNらと共演している。また日本からSTATE CRAFTが参加した、Endless Fight RecordsのV/A "over the edge vol. III"に1stのタイトル曲を提供。レーベルメイトでTHINKTANKとスプリットを出したCROSSTHREADなんかも彼らの影響を受けていると思われる。
ちなみにボーカルRyan Crossthreadは、現在Blasphemour Recordsを運営している。


FAULTLINE - "@ Bristol Bike Exchange CT 1995"






どれ程のフォロワーを生んだか計り知れないHATEBREEDは、JASTA 14を脱退したJamey Jastaを中心とし、1995年に結成され現在もなお頂点に君臨し続けている。
"together as one..."や"stones to mark a fire"などのコンピ参加を経た1996年、7ep"under the knife"がSmorgasbord Recordsからリリースされた。これはJamey JastaがVOICE OF REASONのJay Gelabertと運営するStillborn Recordsから、後に"3 song demo"を加えた盤がプレスされている。
またNEGLECT、INTEGRITYとそれぞれsplit 7epを出すなか、アルバムを待ち望む期待は想像に難くない。
しかしギターのWayne LozinakとLarry Dwyer、ドラムのDavid Russoが脱退となり、ギターにMatt McIntoshとLou "Boulder" Richards、PUSHBUTTON WARFAREのJamie Muckinhauptがドラムとして後任に就いた。

そして1997年、Victory Recordsから1st"satisfaction is the death of desire"のリリースへと至る。エンジニアにはINCANTATIONからDEADGUYなどを手掛けたSteve Evettsを迎え制作され、hardcoreの代名詞ともいえる作品となった。
一方、脱退したLarry DwyerはLou "Boulder" Richards、Jamie MuckinhauptらとDEATH THREATとして活動を始めている。

特にメンバーの入れ替わりが頻繁だったHATEBREEDのギターにはHIGHER FORCEのSean Martinが加入。2001年にはSEPULTURAとのツアーを行なった。
そして2nd"perseverance"をUniversal Recordsからリリースし、Beast Feast 2002にて初来日を果たす。共に来日したCONVERGEと行なった渋谷クワトロでのショーは、異次元なものに感じた記憶が残っているほどクオリティーが高かった。おそらくPAは同行させていた人物だと思う。




その後は言うまでもないがRoadrunner Records、Nuclear Blastへと所属を変え、メタル側からの支持も獲得、不動の地位を築き上げた。


HATEBREED - "June 22,1997"






1996年、SUM OF ALL FEARSはBridge Nine RecordsからTENFOLDとのスプリットを経て、単独"from this day forward..."をEast Coast Empire Recordsからリリースした。どちらもレーベル第一弾となったことは知られるところだが、デモが"1995 sin of anger demo"として7ep化、DISMAYの解散ライブ出演に抜擢されるなど評価され、シーンの中核にいたことはまず間違いない。

特に対バンすることが多かったFOLLOW THROUGHライクのold school hardcoreから、HATEBREEDやTENFOLDなどに通じるmetallic hardcoreは現行バンドにも影響が及んでいる。これは2018年に行なったリユニオンライブのメンツでもわかると思う。

当時はCT州のバンド以外にINNER DAMやSTRETCH ARM STRONG、BRETHRENらと対バン、Edge Sharp Records企画でCONVERGE、SHAI HULUDらとの共演を果たしている。

1997年にはFLOORPUNCHのレコ発やV/A "the harder they come"のリリースパーティーにDISBELIFEやDIVIDED BY HATE、DARKEST HOURらと出演した。


SUM OF ALL FEARS - "Avidity"






ボーカル脱退後、ギターのBrandon DubroskyとRob Wisnerが共にボーカルを兼任し、4人編成で活動していたDIE MY WILL
2000年の解散から20年が経過した後世、Blasphemour Recordsが"self-titled"をリプレスし、世代を越えたリスナーを得ることになった。

1995年結成のバンドで、このオリジナル盤は1997年にDrawn & Quartered Recordsからリリースされていた。BOLT THROWERやDEADGUYに影響を受けていたようだが、土地柄Massachusetts州のバンドとの関わりが深く、サウンド的にもGRIMLOCKやFRAGMENTとリンクするところが多くみられる。

split 7ep(w/ ALL YOU'VE LOST)の翌1998年、Pin Drop Recordsと契約を交わし2nd"...and still we destroy"をリリース。
そしてスプリットを出していたPIECEMEALに、FORTYDAYSRAINとDIECASTを加えた4バンドによるカップリングツアー、さらにDEADEYESUNDERとのUS tourを行なっている。またSlave Union RecordsのV/A 7ep"4 corners"へ参加、さらにEqual Vision Recordsと契約したようだったが音源のリリースには至っていない。

一方で解散後にドラムのJeff Mielcarzは、HATEBREEDでMADBALLやEARTH CRISISとのツアーをヘルプで務めた。


DIE MY WILL - "out from the mouths of saviors"



: my collection :


Saturday, September 18, 2021

Swiss hardcore scene -1





vegan straight edgeをライフスタイルに掲げ、1997年から2000年にかけて活動していたPRAY SILENT
SAD ORIGINやCLOUDEDに対等するサウンドで、CWILLが創成したシーンを最盛期へと導いた存在として位置付けされる。Attila VargaがDARK DAY DUNGEONを掛け持ちしていたことでも知られていると思う。

PRAY SILENT結成から間もなく、7ep"the golden flag"をGenet Recordsからリリースするが、ベースのJanが脱退となり、Philipp Zimmermanが後任として加入した。そしてThe Next Generation festivalの出演などを経て、1999年にFloridaのANDROMEDAとsplit 7epを出すと、再びレコーディングに入り"this was not my war"を完成させている。
さらにVort'n Vis hardcore festでREDEMPTION、SPINELESSらと共演し支持を得ていった。

2000年には解散となってしまったが、ギターのEtienne GeyerがCWILLに加入、"nations"でメンバーとしてクレジットされた。
一方Attila Vargaは、LOST ALONEの4曲入り音源でエンジニアを務めている。ここのドラムのxLarsxはxDESTROY BABYLONxのベーシストで来日していて、彼自身のソロプロジェクトxTHE BATTLExでも活動していた。


CWILL - "January, 21th 2001, in the Rasthaus in Koblach/Austria"






CATARACTMINEのRicky Durst、Simon Fullemannらにより、SLAYERにhardcore色を取り込んだサウンドを目指し1998年に結成された。
デモをCD化した"self-titled"、7ep"war anthems"を1999年にリリースすると、ヨーロッパのバンドとして初めてFerret Musicと契約を果たし、2000年に1st"golem"をリリース。
ここに至って、Christian EbertからFederico Carminitanaへとボーカルチェンジ、再編成を行なっている。もともと結成時から誘っていた人物で待ち望んでいただけあり、バンド内での評価も高かったという。

2001年のHellfestを含むUS tourの実現は、Ferret Musicの所属が大きかったと思うが、時差関係もあり疎通がうまくいかず、契約満期を待たずしてレーベルを離れる決断をした。次にLifeforce Recordsを所属とした彼らは、"martyr's melodies"と2nd"great days of vengeance"を同レーベルよりリリース。続く3rd"with triumph comes loss"以降、Metal Blade Recordsへ移籍となる。

その後はNo Mercy festival 2005の出演、4th"kingdom"をリリースと着実にステップアップしていった。一方でギターのSimon Fullemannの後任に、death metalバンドDISPARAGEDのTom Kuzmicが就く。またベースがMichi HenggelerからKay Bremにかわっている。
しかしスタイルがブレることはなく5th"self-titled"、6th"killing the eternal"のリリースを続けつつも、Hell On Earth tour 2008やKliffrock festival no.6、AWAKEN DEMONSのツアー帯同、そしてKilling The Easter Bunny tour 2011などを行なった。2013年に解散を表明していたようだが、実際は2017年のMetalmayhemなどの出演が確認できる。


CATARACT - "nothing's left"






PRAY SILENTでボーカルのAttila Vargaがギターにパートチェンジし、CATARACTのChristian Ebertがボーカルを務めるDARK DAY DUNGEONは、Zugにて1998年に結成された。翌年、CATARACTのSimon Fullemannが運営していたNatural High Recordsから"self-titled"をリリース。
MORNING AGAINライクなエモーショナルパート、スポークンなどUS寄りな90's metallic hardcoreといった印象を受けた。また海外バンドとの共演も多く、GRADEや18 VISIONS、THROWDOWNなどのツアーサポートを務めている。そしてChristian Ebertは、これまで掛け持ちしていたCATARACTを脱退し、DARK DAY DUNGEONに専念。

2002年には、ドイツのLet It Burn Recordsとの契約へと至り、1st"know your enemy"をリリースした。前作のエモーショナルな感性がメロディックに変わり表現された辺りは、時代に対応した変化といえるだろうか。また今作はMUDHEAD、BURNING DEFEATのAlessandro Azzaliプロデュースにより、イタリアのAlpha Omega Studioで録られたというのも興味深い。

その後はHEAVEN SHALL BURNやFALL OF SERENITYと共演、7ep"let the sin begin"を挟みH8000 fest含むUNDYINGとのツアー、Hardcore Lifestyle festでBORN FROM PAIN、MAROONとの共演など著しい活躍をみせている。
そして前作に引き続き、Alpha Omega Studioでレコーディングされた2nd"by blood undone"を2005年にリリースした。内容はNARZISS、FEAR MY THOUGHTSを追随するGerman metalcore化が進み、すっかり様変わりした感は否めない。ちなみにカバーアートはDave Quiggleが手掛けた。

2007年に解散となったが、メンバーのChristian EbertがWILD ZOMBIE BLAST GUIDE、MonteはSUCKAPUNCHとスプリットを出していたVALE TUDOに加入した。


DARK DAY DUNGEON - "poisoned lies"

VALE TUDO -"hardcore heavyweights"



: my collection :


Saturday, August 21, 2021

Antwerp hardcore scene





1996年、Kontichにて結成されたFACEDOWNは、同年7月に7ep"friendship is everything"をレコーディングし、Vort'n Vis hardcore fest 1996に出演。その7epをメンバーが運営するEvil Twin Recordsからリリースし、翌年にGenet Recordsが2曲とライブトラックを加えて再発した。その後CULTUREとKINDREDのツアー帯同、CATHARSISとGEHENNAが行なったworld tour 1997の一環、Vort'n Vis hardcore fest 1997に出演。

それから間もなく2ndギターのGeert Ceuppensが脱退となるが、後任にKINDREDのJan Beckersが就き、1998年3月に"beyond all horizons"のレコーディングに入った。エンジニアにARKANGELの"prayers upon deaf ears"を手掛けたKoen de Boeveを迎えていて、彼らの作品の中で最もedge metalさを感じる一方、本人らが言うようにREFUSEDを意識した面も出ている。
そしてBrusselのMagasin 4でALL OUT WARやCONGRESSと共演、Dour Festivalの出演を経て、前年にsplit 7epをMoo Cow Recordsから出していたEARTHMOVERと、Vort'n Vis hardcore fest 1998にて対バンが実現した。

また1999年4月に帯同したEARTH CRISIS、LIARとのツアーではギター1本で行なったようで、Jan Beckersはすでに脱退していたと思われる。この頃Babylon Will Fallのインタビューに答えていて、もうすぐレコーディングに入ると言っていたが、以降の"education, contemplation, dedication"は1997年に録られたものなので、新たな音源は存在していない。後の.CALIBREへ改名後レコーディングした可能性もあるが、いずれにせよソングライティングの転換期であったことは間違いない。

その後の躍進は止まらず、UKのEvil Fest IIでUNBORNやCANVASとの共演やUS tourをこなしていった。そしてFluffFest 2001、Vort'n Vis hardcore fest 2001を終えると.CALIBREへ改名となる。これまで築き上げたものを払拭するかのようなRAGE AGAINST THE MACHINE化で、大手Warner Music傘下のレーベルとの契約に至った。
Ozzfest出演からGUNS N' ROSESやTHERAPY?との対バンなど、異次元にいってしまった感はあるが成功したバンドであることは事実。2004年には、ボーカルのDaniel MiesとギターのNiko PoortmansがA SCHOOL OF QUIETへと活動を移している。


FACEDOWN - "@ Dilsen HC 1997 Belgium"






FACEDOWNと同じKontich出身のCLOUDEDは、1996年末に結成された。
Sure Hand RecordsのV/A "justice for the enslaved vol.1"に参加、そのfury edgeサウンドに衝撃を受けたのを記憶している。時期的には解散前の音源と思われるが、往年はもっとSEKTORなどの90's new school hardcore寄りな印象だった。

1997年8月、3日間に及び開催されたThe Next Generation festivalの初日、PURIFICATIONやABHINANDAらとの共演を終えると、唯一の単独音源となる"inheritance"のレコーディングに入っている。
これにはARKANGELのBaldur Vildmurdarson、FACEDOWNのTomas Baekenが参加し、1998年にGenet Recordsからリリースされた。

またGenet RecordsとSober Mind Recordsが共同企画したVA "hardcore knockout"に参加。そしてVort'n Vis hardcore festival 1998にPRAY SILENT、SPINELESSらと共演した音源はコンピCDに収められた。
"justice for the enslaved vol.1"路線でのアルバムを期待したが、Vort'n Visの10周年記念企画に招かれたSHAI HULUDのオープニングアクト、続くGoodlife fest 1999を最後に解散となっている。






州都AntwerpのTHE SETUPはCIRCLEのDries Olemans、THUMBS DOWNのAndries BeckersとRafael Balrak、NILGHAIのChristophe Cooremansらによって2002年に結成された。デビュー作となる"nine kinds of pain"のジャケットから察することができるように、THE HOPE CONSPIRACYにリンクするchaotic hardcoreをプレイ。
CD盤にはUNBROKENのカバーが収録され、その辺もルーツとしてあるのかもしれないが、REVEALの持つemotional hardcoreな一面もある。

そしてGangstyle Recordsと2005年に契約し、1st"the pretense of normality"をリリース。インナー写真でメンバーが着用しているTHE PROMISE、DEADGUYを象徴する音で、特にTURMOILを引き合いに出されるサウンドへと変化していく様子が窺い知れるアルバムとなった。この作品後ドラムのBenjamin Buschgensが脱退となるが、後任として加入したCLOUDEDのSerch Carriereは意外だった。また彼とDries Olemans、Andries Beckers、Serch CarriereがOVERLORDを結成したのもこの頃で、後にレコーディングしたものを加えた"demo MMXI"を出すことになるので、以降もプロジェクト的に続けていたようだ。

2007年の2nd"minister of death"とsplit 7ep(w/ ZERO MENTALITY)を挟み、ボーカルのDries OlemansとベースのChristophe Cooremansが脱退となり、それぞれKris Deweerdt、FALLENのMichiel van Steenが後任に就いた。新体制でのEP"crawl & reign"では、RAINのカバーを収録するなど原点に傾倒した感がある。しかし結成以来のメンバーでギターのAndries Beckersまでもが脱退、FALLENのJef Van De Wegheが加入したが、オリジナルメンバーはRafael Balrakを残すのみとなった。そしてリリースされた3rd"torchbearer"は前作を引き継ぎつつも、90年代後期以降のEARTH CRISISやTHE FUNERALなどの要素が非常に強い。

その後はさらに活動の場を広げ、Burning Season festival 2010や5ヵ国に及ぶWinter tour 2011、Destruction festival、MADBALLらとまわったRebellion tour 2013などを経て、Beatdown Hardwear Recordsへの移籍を果たす。そして4枚目となる"this thing of ours"をリリースすると、Groezrockや前年に引き続きReturn To Strength festival、またCALIBANをヘッドライナーに迎えたAntwerp metal festなどの出演をこなしていった。これまでメンバーチェンジを繰り返しながら活動してきた彼らだが、Limburg hardcore fest 2018、Revelation fest、そしてIeperfest 2019の出演を最後に解散となった。


THE SETUP - "trapped under the weight"






HEARTFELTで活動していたDimitri Derwaelの在籍で知られるTITANだが、他にもONCE...NEVER AGAINのHans De Groef、BOURBON FOR ROSESのWim Daemsらの名が連なる。
Mechelenを拠点とし、2013年から活動を始めたemotional hardcoreバンドで、SKYCAMEFALLINGやTHIS DAY FORWARDからインスパイアされている。

H8000のバンドやHEARTFELTらとのライブを重ね、2016年にWITNESS THE FALLとsplit 7epをMark My Words Recordsからリリース。またArduous Path Recordingsがカセット盤をリプレイスしていて、ユーロ圏外での評価も得ている。

単独が待たれるなか、Guns Down festやLimburg hardcore fest 2018などに出演、さらにKings Of Extaseを終えると"tarred and feathered"のレコーディングに入った。前作に引き続きMark My Words Recordsからのリリースとなったが、翌年にはMosh PotatoesとBound By Modern Age Recordsとの共同でLP盤がリプレスされている。
そしてErieのxREPRESENTxとの対バンやFaarfest 2019の出演を経て、UKのEARLY BLACKとスプリットを予定していたが結局流れたようだ。


TITAN -"there's more to fear than fear itself"
 


: my collection :


Sunday, July 18, 2021

Limburg hardcore scene - 2





1998年、州都Hasseltにて4人編成のKOMBATが結成された。straight edge lifestyleを反映させたリリックに、CRAWLSPACEやFULL COURT PRESSに類似するbrutal moshcoreを軸としたサウンドは、ユーロ圏外でも広く認知されることになる。
かつてSAD ORIGINが在籍したInner Belt RecordsからAntwerpのRAPTURE、さらに翌2000年DetroitのCAST IN FIREとそれぞれスプリット7epを出している。

DenmarkのLast Effort festival出演を機に、主催したLast Effort Recordingsから"when silence makes you deaf..."を2001年にリリース。このレコーディング後、2ndギターにTim Rolleが加入して5人編成となり、ギターのKoen Swertsが掛け持ちするNINE DAYS' WONDERとのUK tour、Catalyst Recordsのベネフィットコンピ"the path of compassion"に参加した。
そしてPeter Vande WeyerがLAST X STRAWというyouth crew hardcoreバンドでの活動を始める一方、2003年にWanted Recordingsへと移籍して"killer"がリリースされた。

それからしばらくして解散したと思われるが、ドラムのKris PeetersはBUILDINGのPackoらとTRUE COLORSを新たに始めている。
KOMBATとしては、2018年のLimburg straight edge #1でリユニオンライブを行なった。


KOMBAT - "Limburg straight edge nr.1"






2005年から2013年にかけて活動していたHasseltのBLADESILENCE BEFORE STORMのTimmy、JoeyのSteyls兄弟とREVUELTAのJan Jouckらによって始動。

DEATH BEFORE DISCOのAce Zecプロデュースによるデモ音源がドイツのGOLDUSTとのsplit 10"として収録され、彼らのサポートでGerman tourを行なった。そして単独7ep"lambs to the slaughter"を2009年にUgly And Proud Recordsからリリース。LIARのHans Verbekeが参加しているように、やはりH8000バンドの影響が大きく感じられる。
この7ep収録曲をPerspective Recordsが監修した当時のBelgian hardcore scene report的コンピに提供、その中でも後々名を残すバンドへと上り詰めた。

2011年からギターのTimmy SteylsとドラムのJoey SteylsがREDEMPTION DENIED、さらにJoey SteylsはBLINDSIDEで活動を広げる一方、Groezrock 2011やUKで行われたベネフィットショーなどに出演。そしてSeventh Dagger Recordsと契約した彼らは、"armed with abstinence"を2012年にリリースする。新たな要素を取り込みアップデートしたサウンドは、盟友THE SETUPと双璧を成し更なる飛躍が期待されたが、翌年に解散となってしまった。
以降、2017年Timmy Steylsが主催するLimburg hardcore festにリユニオンし出演している。


BLADE - "Limburg hardcore fest,Genk 11/3/17"






SERENITY FAILSのギターDimitri Derwaelがボーカルを務めるHEARTFELTは、Alkenで活動を始めた90's influenced new school hardcoreバンド。ANTAGONIST A.DのEuropean Summer tour 2013をサポートし、プロモ"flaws in human nature"をリリース。
Vlamrock festival出演やLENGTH OF TIMESとの共演を果たし、Bound By Modern Age Recordsから"flaws in human nature"が再発、これにはMORNING AGAINのカバーを追加で収録された。WITNESS THE FALLやFIRST FIGHT DOWNに近い印象だが、故意的なのかディストーションが抑えられ、単音リフ構成の割りにはedge metalの要素が薄く感じられてしまう。
この再発から間もなくレコーディングに入っていて、1st"deprived of compassion"を完成させた。Mosh PotatoesからLP盤でのリリースで、後にClenched Fist RecordsとMark My Words Recordsの共同によりデジパックでリプレスされている。

海外バンドのサポートや隣国でのライブも多かったようで、SHAI HULUDのEuropean tour 2016やFinal TSYSA festival、地元のLimburg hardcore fest 2017などに出演。そして"strange new world"のリリースに至るが、ドラムのAlexander Jacobsが脱退し解散となってしまった。彼がxDEVOURxで活動する一方、Dimitri DerwaelはONCE...NEVER AGAINのHans De Groef、BOURBON FOR ROSESのWim Daemsらと2014年からTITANを始めていて、これも要因になっているのかもしれない。


HEARTFELT - "lost at sea"






BLADEのTom LuytenとJan Jouck、HEARTFELTのAlexander Jacobs、DISINTERREDのKurt Von Saab、さらにSTROKE OF GRACEのStijn Vliegenにより、xDEVOURxが2014年に結成された。間もなくUKのRENOUNCEDとの共演を経て、"demo 2015"をKick Out The Jamsからリリース。EARTH CRISIS、UNBROKENやALL OUT WARをフェイバリットに挙げるだけあり、90's influenced metallic hardcoreな内容となっている。

2016年、THE SETUPやMAD AT THE WORLDらとのAresfest Ⅲに出演後、Vort'n Visでのローカルショーを行い、翌年Mark My Words Recordsから1st"defiant until the end"をリリースする。これに伴うUK 2018 tourをはじめ、Fluff festやIeper hardcore fest、Oug'Rock festival、Limburg straight edge #1などの出演をこなしていった。

そしてUgly And Proud RecordsからSan DiegoのxREIGNxとスプリットを出し、Ieper hardcore fest 2018やHardcorebash Ⅳ出演など、目覚ましい活動が衰えることはない。そして後進バンドも輩出し、その筆頭的存在のxINVICTUSxはメンバーが関わっているようで、彼らなくしては考えられない産物といえる。

またMORNING AGAINやEARTH CRISISを迎えるはずだったRevelation fest #4は、コロナ禍で中止になってしまったが、すでに2ndアルバムの制作に入っているので、何らかのアナウンスがあると思われる。


DEVOUR - "on my hands"



: my collection :

Monday, June 21, 2021

Limburg hardcore scene - 1





Limburg Areaのほぼ中央に位置するZonhovenで結成されたCRAWLSPACE。4人編成にて1993年から活動を始め、IRATEやBORN FROM PAINのtough guy/beatdown hardcoreに、ALL OUT WARライクなedge metalを融合させたスタイルを確立した。彼らなくして、DIE... MY DEMONやWHATEVER IT TAKESら後続バンドの存在さえ疑わしい。

結成後、自主で"back in line"と"death row"を出していて、1998年にReleased Power Productions Recordsと契約、6曲収録の"don't get mad... get even!"をリリースした。翌年にはFULL COURT PRESSとのスプリット"the art of warfare"がGangstyle Recordsより配給され、COLD AS LIFEやE-TOWN CONCRETEとの共演を経ている。
そしてBOLT THROWERらold death metalへのアプローチを加えた"enter the realm of chaos"をFinal Beatdown Recordsからリリースしたが、翌2002年に解散となってしまった。
それからしばらく各メンバーの主だった動きは確認できないが、2009年にBrecht Putteneers、Jurgen HondshovenとWim VanderhoydoncがSTORM UPON THE MASSESとして活動を始めた。並行して2011年にBrecht PutteneersとJurgen Hondshovenは、FULL COURT PRESSでASHEMAのJochen BroeckxとKenny Schoofs、PREJUDICEのDefとCRAWLSPACEでの活動を再開させ、盟友BORN FROM PAINとリユニオンショーを行なった。そして2012年Goodlife Recordingsからの"carved into flesh"で完全復活を果たすと、Indoor hardcore fest 2013でFIRST BLOODやLENGTH OF TIMEらとの共演など、フェス規模のライブに出演していった。

個人的にALL OUT WARのEnemy Of Creation Europe tour 2014のAntwerp場所でCRAWLSPACEを見る機会があったが、重鎮らしい威厳を備えたパフォーマンスだった。


CRAWLSPACE - "Destroy It All"






KINDREDはMaasmechelenを拠点としつつ、H8000 crewとの交流が深かったstraight edgeバンド。それはJan、MaartenのBeckers兄弟が在籍していたSTRENGTH OF THE WILLから築いたもので、NATIONS ON FIREやWHEEL OF PROGRESSらと共演していた。

KINDREDの結成時期は定かではないが、1996年から1997年の短いスパンしか活動の確認ができない。SHAFTやRESIST THE PAINらと対バンを経てVort'n Vis hardcore fest 1996に出演、そしてレコーディングに入り同年Goodlife Recordingsから"file 01"をリリースしている。
当時のH8000バンドも利用していたMidas StudiosのTony De Blockによって録られ、レイアウトはNATIONS ON FIREのOnno Hesselinkが手掛けた。BIRTHRIGHT、SPIRIT OF YOUTHに類似するearly new school hardcoreバンドとして認知され、世代が変わった今なお名声を誇っている。
1997年にはスプリットを出したCULTUREとツアーをまわり、Vort'n Vis hardcore festで締め括った。またV/A "animal justice front"に参加した功績も大きい。

これまで4人で活動してきた彼らだが、Dirk Nevenを加えENEMY OF THE SUNとして新たに動き出した。一転、COALESCEライクなmathcoreに戸惑ってしまうが、ENDEAVORやEXTINCTIONに通じるものもあると思う。しかし2作品を出して解散、KINDREDとしては2003年にリユニオンショーを行なっている。その後メンバーはKABUL GOLF CLUBへ。


KINDRED - "1997 live @1160 Brussels Belgium"





1997年始めに結成されたASHLARだが、間もなくボーカルのBig JimがSOLID加入のため脱退、Rob Moonenが後任に就いた。そして1998年、split tape(w/ SOLACE)をリリース。仲の良かったKINDREDに、SPIRIT OF YOUTHやDEFORMITYの要素を含んだmetallic hardcoreは、一連のリバイバルもあり再評価されつつある。実際、唯一の正式音源"enthroned in a so-called heaven"が、Stick To The Coreからそろそろ再発されるようである。

1998年当時、レコーディング前にセカンドギターが抜け4人編成で臨んだこの音源は、COURSE OF ACTIONやDISTRACTが所属したHellbound Corporationの第一弾としてリリースされた。その直前と思われるが、CONGRESSやCALIBANらと共演のVort'n Vis hardcore festival 1998に出演し、後にライブ音源としてGenet Recordsのコンピに収録されることになる。

そして自主で"self titled"をリリースした翌2005年、ドラムのBert DaemenとベースのFrank RogiersはRANCORに加入。ギターのRaoul Cuypersが、melodic death metalバンドSONS OF IRAHを結成し活動を始めた。


ASHLAR - "live in Geneve,Switserland 1998"



: my collection :

Thursday, May 13, 2021

German hardcore bands - 5





Berlin hardcoreといえば、EARTH CRISISからUNCONQUEREDに至る要素を兼ね備えたvegan straight edgeバンドLIFEFORCE.が有名だが、ともにシーンの中核を担っていったバンドとして、1993年から活動していたDISRESPECTの存在が挙げられる。

デモ"infiltration"を出した翌1996年、Conception RecordingsからMCDをリリース。この音源以降、ドラムのTorsten Salzmannが脱退となり、Boris Langerが加入して再編成を行なった。そして1998年にLifeforce Recordsから7ep"meriadan"、さらにMad Mob Recordsへ移籍して1stフル"eternal mayhem"へと至る。

1999年にはsplit 7ep(w/ SIDEKICK)と2ndアルバムのレコーディングに入り、MORNING AGAINや25 TA LIFEとの共演を経て、2nd"hit the ceiling"が2000年にリリースされた。
前作に続いてIngmar Klichがエンジニアを務め、後にFREEBASEやPUNISHABLE ACTも所属することになるDiehard傘下のHardboiledからの配給となったが、少なくとも日本での流通が良くなかったのは残念に思える。またスプリットのリリースショーにはTHE YEAR OF OUR LOADと共演、2001年にはmetalからhardcoreバンドが一同に会するWith Full Force festivalへの出演を果たしたが、この直後あたりに解散したと思われる。

そしてベースのFelix HeidukはTHE MONOLITHを結成、2001年に6曲収録のデモCDRをリリース。こちらはINTEGRITY路線で、BATTLE ROYALEの前身となったことでも知られている。
一方ボーカルのDevrim GulerがJAYLAN、Boris LangerはANTICOPSに加入し各々活動を移した。
後年、DISRESPECTはCore Tex fest 2013でリユニオン出演している。


DISRESPECT - "live at Kesselhaus, Berlin 1997"






1994年、melodic hardcoreバンドBIG FISHのNils Nordmann、Jens LauterbachとFlorian Schrul、SHITLISTのRaoul Festanteにより、Hannoverで結成されたVEIL。前身バンドなんて予備知識にもならないmetallic hardcoreは、STRIFEやFEEDING THE FIREに感化されている。

彼らの初音源は、CRISIS OF SOCIETYのFerry Kropが立ち上げたThreesome Recordsからの7ep"self titled"。その評価は高く、1995年のVort'n Vis hardcore festivalに出演を果たし、早くも"time will tell…"のレコーディングに入っている。この2枚の7epはコンピ提供曲を加え、ディスコグラフィーとしてLifeforce Recordsから流通され出回ったため、ある意味代表作ともなっている。

そして1st"the burden of life"の制作を進めるなか、Value Of Strength fanzineとThreesome Recordsの共同企画で、2日間に渡り開催したHardcore festival 1996に出演。もはやUNBORNやCONGRESS、ONE DAY CLOSERなどヨーロッパ中から招集されたバンドのなかでも、見劣りしない地位を築いたといっても過言ではない。それは再びVort'n Vis hardcore festival 1997に出演したことにもいえる。

翌1998年に2nd"words against nothing"をリリースし解散したと思われたが、MCD"out of the shadows"を2000年に出していたようだ。


VEIL - "everyday"






CONSTRAINTは4人編成でHannoverにて結成された。1995年から2000年にかけて活動していたバンドで、US mid 90's metallic hardcoreに対峙するサウンドを確立し、TURMOILやEARTH CRISISらと共演するまでの実力を持っていた。
それは早くからLifeforce Recordsに見い出され、1997年に7ep"breath"とMCD"twelveeighteen"のリリースへと至っている。さらにV/A "mother earth"への曲提供でも認知されることとなった。

そして1999年、Century MediaのサブレーベルKingfisher Recordsと契約。同郷のVEILを手掛けたWilly Dammeierによるその1stフル"what we are is what we do and what we do always changes"を引っ提げEuropean tourを行なっている。

またValue Of Strength Records主催のカセットコンピ"animal justice front hardcore compilation"に、KINDREDやVENGEANCE OF GAIA、INVIDIAらと参加し未発表曲を提供した。


CONSTRAINT - "splinter"






1996年にBerlinで結成されたSHORTAGE。brutal metallic hardcoreのイメージが定着している彼らだが、当初はEARTH CRISISやABSENCEにインフルエンスされた印象がもっと強い。SNAPCASE、EARTH CRISISやLIARとの共演は必然的ともいえ、彼らの1st"the fine line between love and hate"は、Invictus Crew Recordingsの口火を切る大役を担い、それに応えた傑作になっている。
そして翌2000年、DISRESPECTとEuropean tourを行い、各国にBerlin hardcore sceneを知らしめた。

その後I.C Recordingsを離れ、Circulation Recordsと契約し、2003年に2nd"control 1.0"をリリース。HATEBREEDやCATARACTに近いサウンドに傾倒しつつも、ソングライティングは変わらずの評価を得ている。

バンドとして最盛期を迎えるなか、2004年にドラムのPascal AdlerがDISRESPECTのFelix Heiduk、LIFEFORCE.のFlorian ManzらとFINAL PRAYERを始動させた。しかしSHORTAGEの活動は滞ることなく、3rd"blackout."をBeniihana Recordsから2006年にリリースしている。


FINAL PRAYER - "mind eraser"



: my collection :