Thursday, June 20, 2024

Spanish hardcore scene





SPIRIT OF YOUTHやMORNING AGAINに類似する、Barcelonaのnew school hardcoreバンドSHOREBREAK。1997年、後に同Catalunya州GironaのHOPEFULとのスプリットに収録される"broken lives"をリリース。

Moiがボーカル専任となりAlbert Dansaがギターで加入、ドラムがMarcからIván Ruizへと編成替えを行い、2a Edición del Festivalに出演した。そしてGoodlife Recordingsと契約し1st"path of survival"へと至ると、3er Festival HardcoreではAS FRIEND RUSTとの共演を果たす。また1999年当時、ドラムのIván RuizはREFRAININGにも籍を置いていて、ここのメンバーのDavid LeónやWeroらが始めたAFTERLIFEと、SHOREBREAKはスプリット"split five songs ep"をリリースする。
それからまもなくして解散したと思われ、ギターのEdgar CandelはTHE ZOMBIE KIDSというelectro houseプロジェクトを始動させた。

一方"path of survival"から20年の節目を迎えた2018年には、ディスコグラフィー"20th anniversary 1998–2018"がリリースされる。Non Profit Records、In My Heart EmpireとxCementerioxの共同によるもので、レーベルメイトのTURMENTCONSTRICTの輩出などシーンの活性化にも繋がった。また音源だけではなくライブ活動の再開も始め、Can't Keep Us Down 2019、GORILLA BISCUITSやNATIONS ON FIREと共演したSummer Blastに出演している。本格的な再始動とはならなかったが世代を跨ぎ存在を示した。


SHOREBREAK - "live 1998, Espania"






MadridのINSIDE MEは1996年に結成された。デモやMadrid Hardcore Compilationに参加し、2001年に"la ira de los vivos"をリリースする。この頃ドラムのJavier Rodríguezは、DOWN FOR THE COUNTのGonzalo Ávilaが始めたVERSVSに加わった。一方でVi Sant Feliu Hardcorefest 02などの出演を経たINSIDE MEは、SENSELESSやKOMBATが在籍していたWanted Recordingsから、J'NとROLL THE DICEとの3-way split "air"に参加。

2005年、セカンドギターのPepoが脱退となるがEuropean Tourを敢行、さらに次作の制作に取り掛かった彼らだったが、今度はJavier Rodríguezが脱退となってしまう。これを機に、ベースのLuis Bravo Del Valleがドラムへコンバートし後任にはRoberto Moreno Landroveが就いた。そして2008年にセカンドギターでDuncan Rhodesが加入、1st"against adversity"へと至る。

2010年にはMONSIEUR POやEARTH CRISISと共演、そしてCruzade Recordsから2nd"tools of fear"をリリースすると再びEuropean Tour 2010を行なった。さらにGOLDEN BULLETとの対バンやHardcore Help Foundation Festに出演していくなか、Duncan Rhodesが脱退となるが、ALL OUT WARがヘッドライナーを務めたBDN DI6 Hardcore FestやMERCYLESSらと共演していく。その後メンバーはBECOME WRATHとDEAD FOR LIFEでの活動を始めたようだ。


INSIDE ME - "bring back the message"






JUSTICE DEPARTMENTのFelix AlmodovarがPUSSEDのSamuel Ruizと、プロジェクトとして始めたMadridのLOOKING FOR AN ANSWER。JUSTICE DEPARTMENTといえば、クレジット上詳細が掴めないところもあるが、メンバーはFUTURO VEGA POP、UNBORNとスプリットを出していたVEGAN MILITIAにも在籍したという。なかでもdeath metal/grindcoreバンド、LOOKING FOR AN ANSWERがよく知られるか。

始動した翌2000年、ボーカルがIñaki Chunchurretaへと替わり、ベースにRamón Rodriguezが加わった。そしてDistortion Recordsから1stをリリース。Los AngelesのKONTRAATTAQUEとのスプリット後、ドラムにMoyaが加入するがそれまではプラミングでのライブを行なっていたようだ。編成が整った彼らは2004年に"buscando una respuesta"を制作。さらにRamón Rodriguezの運営するLiving Dead Societyから2nd"extinción"、US盤がRelapse Recordsの3rd"eterno treblinka"を経た彼らは、European TourやBloodshed Fest 2012に出演したがIñaki Chunchurretaが脱退となる。2014年にNASHGULのSanti加入までの間、活動もままならない状態に陥った。彼が加入後はResurrection Fest、Otero Brutal Fest、X Brutalmeria Fest、EMPERORやCARCASSと対バンしたNetherlands Deathfest Ⅲ、Spain Grind Fest 3などに出演。

2017年には4th"dios carne"をCREATION IS CRUCIFIXIONやCIRCLE OF DEAD CHILDREN、UPHEAVAL、THE YEAR OF OUR LOADなどが在籍したWillowtip Recordsからリリース。Grinding Delemont Vol 5出演後にはNAPALM DEATHとのツアーを行い、SWR Garroselas MetalfestでSUFFOCATIONらと共演した。翌2019年に解散となる。


LOOKING FOR AN ANSWER - "live at OEF 2012"



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