Friday, August 23, 2024

Atlanta hardcore scene





Georgia州Atlantaにて結成のDAWN OF ORION。近年のディスコグラフィー"a celestial ballad"リリースにより、DAY OF SUFFERINGやPRAYER FOR CLENSINGに対峙したevil/metallic new school hardcoreが再評価された。
メンバーがMONSTROSITYやSUFFOCATIONなどのシャツを着用していたように、death metalからのアプローチを認識させつつもErik Davidsが繰り出すリフはそれとは一線を画している。

結成された1997年、デモ"twilight eternal"を経て、BIRD OF ILL OMENらとGainesville Floriduh Festに出演、翌1998年にリリースされた7ep"on broken wings"はx1981x Recordsの前身にあたるUndecided Recordsからで、もとはCREATION IS CRUCIFIXIONとのスプリットの予定だったという代物だが、単独でもインパクトのある内容となった。

その後Craig Nastが脱退しベース不在の状況のなか、1999年に1st"for the lust of prophecies undone"をImmigrant Sun Recordsからリリースする。直後のDOWNPOURとMORNING AGAINらと行なったライブを最後に、ギターのSam CapeがSIGNS OF DYINGを結成のため脱退。結果的にラストライブとなったが、後任にJustin Stubbsが就きベースにNathan Friendが加入して再起を図るも2001年に解散となった。
その後、前述したディスコグラフィーが2023年にリリースされる。


DAWN OF ORION - "July 1999, Atlanta, GA"






PREVAILらと4wayに参加したINKWELLのベースMartin Riouxが在籍したBROKEN。Standfast Recordsから"defy the season"をリリースするが、彼は脱退しACT OF FAITHのJosh Terrellが後任として、また同じく2ndギターにCarter Davisが加入した。
そしてDOWNPOURへ名を改めた彼らは、BY THE GRACE OF GODやMORNING AGAIN、DAWN OF ORIONらとライブを行ない、1998年夏に"no lie can live forever"のレコーディングに入った。すでにCarter Davisは脱退、PORTRAITのPatrick Clariciが加入していて、BROKENを引き継ぐchaotic new school hardcore路線はCONVERGEのメンバーも認めるところ。

所属するJawk RecordsのレーベルメイトINDECISION、TRIALとの共演を経て、2000年にAlveran Recordsから"footsteps over our heads"のリリースへと至る。本作からChris Lundsfordがボーカルからベースに転身し、後任にはEzra Morrisが就いた。US盤はEulogy Recordingsがライセンスを得ていたようだが、おそらくリリースまでは至らなかったと思う。
この編成替えは影響を感じさせることなく、STRETCH ARM STRONGやBROTHER'S KEEPERらとライブを重ね、West Coast Tour後にはex BY THE GRACE OF GODのメンバーから成るBLACK WINDOWS、CONVERGEとのツアーをそれぞれまわり、BLACK WINDOWSとのsplit 7epのレコーディングまで終えた。しかしドラムのBrian Lundsfordが脱退してしまい、Deathwish Inc.からのリリースも流れてしまう。結局彼は復帰したようで、Kurt Ballouがエンジニアを務めた"call me armageddon"のレコーディングを終えると、US/Canada Tourを行なった。承知の通り、この音源はTHE POWER & THE GLORYと改名してDeathwish Inc.からリリースされている。

DOWNPOURとしては、2024年に初期メンバーを中心に一夜限りのリユニオンショーを行なったが、オリジナルメンバーのKenn Twofourは加わっていないようだ。


DOWNPOUR - "live at the Buford Civic Center"

ACT OF FAITH - "the last show"






Atlanta straight edgeバンドFOUNDATIONが2006年に結成される。サウンドはTRIALやBURIED ALIVEをバックボーンとしていたことが窺える'90s influences metallic hardcore。7ep"self-titled"後、既に共演もしていたMEANTIMEとのsplit 7epをリリース。Syracuseでのライブも数多くFORFEITとの共演をはじめ、往年のバンドとも繋がっていくことになる。

7ep"hang your head"を経て、Deathwish企画でBANEと共演、Sound And Fury 2010などの出演で頭角を表していった。若干のメンバーがあったものの2011年にBridge Nine Recordsとの契約へ至り、THE PATH OF RESISTANCEのカバーを収録した7ep"at your mercy"がリリースされる。このタイミングでUnited Blood Festを皮切りとしたMOTHER OF MERCYとのUS Tourを行ない、ツアー中には1st"when the smoke clears"がリリースとなった。ツアーを終えるとTRIAL OF LIESとの対バンやEdge Day 2011 Atlantaの出演、West Coast Tourのほか、UKやAustraliaと各国を跨ぐ精力的な活動で地位を確立した感がある。

さらにThis Is HardcoreやTorontoで開催のNot Dead Yet 2015へ出演後、ラスト作となる"turncoat"はTHE PROMISEやANOTHER VICTIMで活動したAnderson Bradshawがゲストボーカルで参加。この頃にはすでに解散が決まっていたと思われるが、オファーは絶えずFORCED ORDERとFinal California Showsを行い、REBIRTHとのAustralian Tour、さらにEuropean Tourを終え、ファイナルショーをINDECISIONらと行なった。


FOUNDATION - "final performance full set"






2016年、SLOW FIRE PISTOLのLucky Hunter、CRIMINAL INSTINCTのKaleb Perdue、そしてFloridaを拠点としているFAZEのYoonsang Dooらが結成したABUSE OF POWER。後にNew Age Recordsから7ep化される"demo 2016"をリリース。
同郷のACT OF FAITHをフェイバリットに挙げ、OUTSPOKENやTURNING POINTにも類似、一方で現行のMAGNITUDEやSEARCH FOR PURPOSEらに共鳴する。

2017年にAdvanced PerspectiveからAmerica's Hardcore Festのライブテイク含む音源を出し、Triple-B Recordsと契約を交わした彼らは、7ep"when then becomes now"をリリースした。そしてセカンドギターにFAZEのJustin Alediaが加わり、年末にはHAVE HEARTのメンバーが始めたFREEとのEuropean Tourを行なっている。

またFYA FestやDamaged City Festに出演し、自主で出したシングル"view of the few"のオーストラリア盤をLife Lair Regret Recordsからリリース。さらにSound And FuryやUKのReady Fest 2018、FYA Fest 6 After Showなどの出演を経て、1st"what on earth can we do"へと至った。これに伴うヨーロッパ及びU.S. Summer Tour 2019を行ない、その後はBack To SchoolやAmerican's Hardcore Festなどに出演しているが、同年に解散となる。


ABUSE OF POWER - "July 21, 2019"



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Monday, July 22, 2024

Southern California hardcore scene - 5





UNBROKENやENDEAVOR、CHOKEHOLDの影響下にあるvegan straight edge hardcoreバンドABANDON。2008年末にデモをレコーディングし、さっそくWest Coast Tourを年を跨いで行なう。さらにKINGDOMやTIME FOR CHANGE、RESTRAINEDとの共演を経て、THE SEPARATIONのU.S. Summer Tour 2009の一部帯同を務めた。
また親交の深かったSEVEN GENERATIONSのラストショーに招集され、この日リユニオンしたGATHERとも共演を果たす。

そしてCatalyst Recordsから1st"the death of urgency"のリリースへと至った。本作はGlory Kid Recordsのバンドも利用していたThe Earth CapitalのAlex Estradaがエンジニアを務め、ゲストボーカルにRESTRAINEDのRomeo Tamarawを迎えた。7月にはレコーディングを終えていたようだが、実際に世に出たのは翌2010年で、時期的にも同じく、Death Of A ModernistからLP盤で再発されることになる。

ライブ以外にも地元のKSPC Radio Showへの出演、これからという期待が掛かるなか、Anthony ManellaはTIME FOR CHANGEのAndrew Gomezと始めたBURN YOUR LIFE DOWNへと活動を移行していった。ABANDONとしての活動が確認できなくなる時期とも重なり、この間に解散したと思われる。
その後メンバーはSEIZURESや MALADJUSTEDなど、ABANDONとは異なったスタイルのバンドで活動している。


ABANDON - "the death of urgency"






A BETTER HOPE FOUNDATIONのMatt Lynchらで結成されたSan DiegoのxREIGNxは、TEARS OF GAIAやSEVEN GENERATIONSなどに近いvegan straight edgeバンド。
デモCD-Rを2017年に自主で、またUKのBlacklist X Recordsからはカセット盤がリリースされると、HEAL RecordsのV/A "compassion vol.1 - a benefit for animal sanctuaries"に参加した。

翌2018年、WAKE OF HUMANITYと対バン後、NO RIGHTとのショートツアーを行い、Ugly And Proud RecordsからベルギーのxDEVOURxとのsplit 7epへと至る。
またボーカルのMatt Antsはドラムとして、SEVEN GENERATIONSのChris Rouse、WRENCHやEIGHTEEN VISIONSに在籍したJavier Van Hussらと、FOREWARNEDを並行して活動を始めている。ただ音源はBitter Melody Records/Ugly And Proud Recordsから出した"unforgiving years"のみで、EXTRICATEへ改名後にContraband Goodsが再発したが2019年には解散となった。

一方xREIGNxはXIBALBAやDIE YOUNG、RACETRAITOR、SECT、CAUTERIZEといったバンドと共演して地位を確立した感がある。
そして2020年、各国から有望なバンドが参加したCatalyst RecordsのV/A "the final war"に名を連ねた。Matt Antsはyouth crew straight edgeバンドHEADCOUNTでもプレイしていて、xREIGNxはその活動を終えた。


xREIGNx - "no absolution"






ABRASIONはSEEYOUSPACECOWBOY、MOMENTUMのJesse Price、xONE CHOICEx、TWIST OF CAINのAdam Galindo、そしてDAREのAngel Garciaらで構成されるバンド。
このエリアでは希少なedge metal/metallic hardcoreで、SENTENCEやカバーもしているKICKBACKなどの影響が窺える。またMERAUDERを彷彿させる6弦16分の刻みが他の現行バンドとは一線を画す。

2020年の7ep"demonstration"に続けて、Indeicison Recordsから2022年に"born to be betrayed"をリリースする。MOMENTUMのJordan Jenkinsがコーラス参加し、SEEYOUSPACECOWBOYやxREIGNxなどを手掛けたAlex Jacobelliがミックスを担当、マスタリングはFROM ASHES RISEのBrad Boatrightというサウンドプロダクションにも拘りを感じる。

その後、EIGHTEEN VISIONSのVanity 20th Anniversary、Hold Your Ground Fest '22に出演すると、Wild West Festを含むFall Tour '22をEXTINGUISHとBIG BOYと共に行なった。さらにMOMENTUMとTWIST OF CAINとツアーをまわり、For The Childrenを経て、Bloodaxe Festival Spring 2024で来日を果たす。これに付随するJapan Tourで同行したDAREやSTICK TO YOUR GUNS然り、掛け持ちやサイドプロジェクトの多いシーンの特質なだけに、各々のタイミング的なのもあると思うがそろそろ音源が待たれるところ。


ABRASION - "October 15,2022"



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Sunday, June 30, 2024

Northern California hardcore scene





2004年にAllan Viscarra、Pete、TEARS OF GAIAのDustin Hall、彼の妹Eva Hallで編成されたBerkeleyのGATHERが活動を始める。EARTH CRISIS(当時ISOLATED)のScott Crouseが手掛ける"demo 2004"をレコーディングし、Total Liberation Festivalに出演した。そのmid 90's influenced metallic hardcoreは、CHOKEHOLDやCULTUREの影響下にあり、名を知れ渡らせるまでの時は費やさなかった。

ベースがPeteからTEARS OF GAIAのRandyへ交代となりNew Eden Recordsの所属となった彼らは、デモを7ep化した"total liberation"、そしてSEVEN GENERATIONSとのsplit 7epを出した頃には、U.S. Tour中だったENDZWECKとも共演した。さらにWest Coast Tourなどを行い、フルレングスの制作に取り掛かっている。エンジニアにex INSIDE OUT、108のVic DiCaraを迎え、FRAMEWORKのカバー含む1st"beyond the ruins"を2006年にCatalyst Recordsからリリースした。そしてSEVEN GENERATIONS / KINGDOMとUS over the Summer 2006、TO KILLとのEuropean Tour 2006、EARTH CRISISのリユニオンショーに出演していった。

しかしEva HallとAllan Viscarraが脱退した2007年にバンドも解散となっている。彼はRISENのメンバーとしてBloodaxe Festival 2008での来日やWhat We Haveの刊行でも知られる。Eva Hallはその後RATS IN THE WALLへと活動を移していたが、2018年に再びAllan Viscarra、Dustin Hallと集まりPOWER ALONEを結成した。Indecision Recordsから7ep"October 2019"をリリースしSECTとのツアー、MODERN LIFE IS WARらとWest Coast Tour 2019を行い1st"rather be alone"へと至っている。
そしてIndecision Recordsの30th AnniversaryにTHE PROMISE、ADAMANTIUMらと出演、EP"nothingness"のリリースを挟み、EARTH CRISISのFirestorm 30th Anniversaryに出演した。


GATHER - "the green scare, total liberation"






San Joseで2016年に結成されたHANDS OF GODは、MERAUDERやALL OUT WARからold school death metalとも比喩されるbrutal hardcoreバンド。
Adrian Valenciaらの脱退などあったが、メンバーはBAD TIMES CREWのJeffrey Wangがボーカル、ギターがUPON STONEやVAMACHARAのXavier WahlbergとSUNAMIのMike Durt、同じくベースにTheo Dominguez、そしてドラムがGULCHの Sammy Ciaramitaroの編成となっている。

2019年、DPK 5 Year Anniversaryに出演後、Flatspot RecordsからEP"blueprint for self destruction"をリリース。DISGRACEやEYES OF THE LORDなどで活躍する一方、エンジニア業での認知度も高いTaylor Youngによるサウンドプロダクションは承知の通り。
間もなく"promo 2019"を経て、East Coast Tourを行いFor The Childrenなどに出演する。翌2020年にはJust Another Gig Vol.1やLBD Festをはじめ、MADBALL、DEATH BEFORE DISHONOR、SECTION H8とのショートツアー、またThe Rumbleに出演を果たすと、West Coast Tour 2020を行なった。

コロナ禍の影響か活動の確認ができなくなるが、2023年に"blueprint for self destruction"が再発され、Life & Death BrigadeとTriple B Recordsの共同企画LDBBB Festなどに出演。各々が掛け持ちでの活動になるため、プロジェクト感が拭いきれないが継続を望みたい存在。


HANDS OF GOD  - "March 23rd, 2024"






2017年結成、HANDS OF GODと同郷のFIELD OF FLAMESは、SLUGFESTやUNDERTOWに影響を受けているという90's styled metallic hardcoreバンド。
Gedily Santa ElenaとJose Bermudezは同時期にEXTINGUISHを始動、またJosef AlfonsoはSUNAMIのメンバーとしても知られる。
"demo 2017"後の音源は、CONSTRUCTやAVOWらが在籍のWords Of Fireから2021年に出した"remnants of a collapsed existence"と、間が空いたためか良くも悪くも荒々しさが削られ独自性が出てきた感がある。

2022年、1st"constructing a war against you"がIndecision Recordsからリリースされると、Sound & Fury FestのプレショーやINCLINATIONとの対バン、Salt Lakeで開催されたWild West Festへと出演し知名度を上げていった。翌2023年にはFYA Festへ出演、ファンジンを刊行しているStreets Of Hateから"suspend this life…"をリリースし、Indecision Records 30th Anniversaryや前年に続くWild West Fest、For The Childrenなどをこなした。

さらに勢いは止まらず、年明け早々のCandy Fest 2024やJust Another Gig Vol.5を経てRapid Fest 2を含むMAGNITUDEとのツアーWest Coast '24を行なう。そして1stにカバー曲を収録していたUNBROKENとの共演を果たし、8月にはかつてChapter Recordsに属したSECOND COMINGとの共演を控えている。


FIELD OF FLAMES  - "January 21, 2022"



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Thursday, June 20, 2024

Spanish hardcore scene





SPIRIT OF YOUTHやMORNING AGAINに類似する、Barcelonaのnew school hardcoreバンドSHOREBREAK。1997年、後に同Catalunya州GironaのHOPEFULとのスプリットに収録される"broken lives"をリリース。

Moiがボーカル専任となりAlbert Dansaがギターで加入、ドラムがMarcからIván Ruizへと編成替えを行い、2a Edición del Festivalに出演した。そしてGoodlife Recordingsと契約し1st"path of survival"へと至ると、3er Festival HardcoreではAS FRIEND RUSTとの共演を果たす。また1999年当時、ドラムのIván RuizはREFRAININGにも籍を置いていて、ここのメンバーのDavid LeónやWeroらが始めたAFTERLIFEと、SHOREBREAKはスプリット"split five songs ep"をリリースする。
それからまもなくして解散したと思われ、ギターのEdgar CandelはTHE ZOMBIE KIDSというelectro houseプロジェクトを始動させた。

一方"path of survival"から20年の節目を迎えた2018年には、ディスコグラフィー"20th anniversary 1998–2018"がリリースされる。Non Profit Records、In My Heart EmpireとxCementerioxの共同によるもので、レーベルメイトのTURMENTCONSTRICTの輩出などシーンの活性化にも繋がった。また音源だけではなくライブ活動の再開も始め、Can't Keep Us Down 2019、GORILLA BISCUITSやNATIONS ON FIREと共演したSummer Blastに出演している。本格的な再始動とはならなかったが世代を跨ぎ存在を示した。


SHOREBREAK - "live 1998, Espania"






MadridのINSIDE MEは1996年に結成された。デモやMadrid Hardcore Compilationに参加し、2001年に"la ira de los vivos"をリリースする。この頃ドラムのJavier Rodríguezは、DOWN FOR THE COUNTのGonzalo Ávilaが始めたVERSVSに加わった。一方でVi Sant Feliu Hardcorefest 02などの出演を経たINSIDE MEは、SENSELESSやKOMBATが在籍していたWanted Recordingsから、J'NとROLL THE DICEとの3-way split "air"に参加。

2005年、セカンドギターのPepoが脱退となるがEuropean Tourを敢行、さらに次作の制作に取り掛かった彼らだったが、今度はJavier Rodríguezが脱退となってしまう。これを機に、ベースのLuis Bravo Del Valleがドラムへコンバートし後任にはRoberto Moreno Landroveが就いた。そして2008年にセカンドギターでDuncan Rhodesが加入、1st"against adversity"へと至る。

2010年にはMONSIEUR POやEARTH CRISISと共演、そしてCruzade Recordsから2nd"tools of fear"をリリースすると再びEuropean Tour 2010を行なった。さらにGOLDEN BULLETとの対バンやHardcore Help Foundation Festに出演していくなか、Duncan Rhodesが脱退となるが、ALL OUT WARがヘッドライナーを務めたBDN DI6 Hardcore FestやMERCYLESSらと共演していく。その後メンバーはBECOME WRATHとDEAD FOR LIFEでの活動を始めたようだ。


INSIDE ME - "bring back the message"






JUSTICE DEPARTMENTのFelix AlmodovarがPUSSEDのSamuel Ruizと、プロジェクトとして始めたMadridのLOOKING FOR AN ANSWER。JUSTICE DEPARTMENTといえば、クレジット上詳細が掴めないところもあるが、メンバーはFUTURO VEGA POP、UNBORNとスプリットを出していたVEGAN MILITIAにも在籍したという。なかでもdeath metal/grindcoreバンド、LOOKING FOR AN ANSWERがよく知られるか。

始動した翌2000年、ボーカルがIñaki Chunchurretaへと替わり、ベースにRamón Rodriguezが加わった。そしてDistortion Recordsから1stをリリース。Los AngelesのKONTRAATTAQUEとのスプリット後、ドラムにMoyaが加入するがそれまではプラミングでのライブを行なっていたようだ。編成が整った彼らは2004年に"buscando una respuesta"を制作。さらにRamón Rodriguezの運営するLiving Dead Societyから2nd"extinción"、US盤がRelapse Recordsの3rd"eterno treblinka"を経た彼らは、European TourやBloodshed Fest 2012に出演したがIñaki Chunchurretaが脱退となる。2014年にNASHGULのSanti加入までの間、活動もままならない状態に陥った。彼が加入後はResurrection Fest、Otero Brutal Fest、X Brutalmeria Fest、EMPERORやCARCASSと対バンしたNetherlands Deathfest Ⅲ、Spain Grind Fest 3などに出演。

2017年には4th"dios carne"をCREATION IS CRUCIFIXIONやCIRCLE OF DEAD CHILDREN、UPHEAVAL、THE YEAR OF OUR LOADなどが在籍したWillowtip Recordsからリリース。Grinding Delemont Vol 5出演後にはNAPALM DEATHとのツアーを行い、SWR Garroselas MetalfestでSUFFOCATIONらと共演した。翌2019年に解散となる。


LOOKING FOR AN ANSWER - "live at OEF 2012"



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Sunday, May 12, 2024

Pennsylvania hardcore scene - Ⅲ





West ChesterにてEDGEWISEが1989年に結成される。Edge Fest出演などを経た翌年の7ep"silent rage"で、CRO-MAGSやJUDGEのNew York hardcoreを根底とするサウンドを提示した。そしてSummer Tour 1990をはじめ、INTEGRITYやTURNING POINT、MOUTHPIECE、またDaybreak Tour中のUPFRONTと共演を行なっている。

1993年には曲提供したV/A "East Coast Assault"のリリースパーティー、Summer Hardcore 1993に出演した。その後、Vince Spinaが設立のHarvest Recordsから出した1st"massacre of the innocents"は、彼がベースからギターへ転身していて、後任でMatt Tincaniが加入、ドラムがJack CollinsからDerek Wilsonへと編成を変えている。そしてDOG EAT DOGらとAll Ages Hardcore Festivalに出演、この頃には結成時からのギターDarren SaxtonがNorth Carolinaの大学に進学のため離れ、残った4人で活動を継続するが1994年に解散となったようだ。
それから1997年、2nd"self-titled"がGain Groundからリリースされる。しかしレコ発的なショーは1回しか行なっていないというので、再始動という状況には至らなかった。ちなみにDarren Saxtonが戻り、ドラムがKen FlavellそしてJack Screamerがボーカルといった体制になっている。

また2003年には"complete discography"を出していて、Vince Spinaは2009年からHarvcore Recordsとしてレーベル業を再開。そして彼を中心とし2014年再結成を果たす。オリジナルメンバーのAl Spina、1st時のMatt Tincaniに加え、ex TEN FOOT POLEのKevin Ruggeri、MY TURN TO WINのJess Goldeyという編成で、7ep"angels and  addicts"をリリースした。Sunday Hardcore Matinee、FYA 2018などに出演している。


EDGEWISE - "choked out"






1989年に活動を始めたPhiladelphiaのSTARKWEATHERは、SWANSやPRONGに例えられるRennie Resminiのクリーン唱法が特徴的なtribal metalバンド。
SAM BLACK CHURCH、ONLY LIVING WITNESS、NO ESCAPEやEDGEWISEなどと対バンし、1st"crossbearer"を1992年にリリース。1993年にWORLDS COLLIDE、NEXT STEP UP、DARKSIDEらとの共演した彼らはInner Rage Recordsから7epを出した。

さらにToo Damn Hype RecordsのV/A "Philly dust krew"参加を挟み、Edison Recordingsの第1弾として彼らの2nd"into the wire"が1995年にリリースされる。Syracuseで開催のHellfestにも出演していて、2002年にはTHE DILLINGER ESCAPE PLANのLiam Wilson、THE PROMISEのJim Wintersが加入した。
そして2005年、CRYPTOPSYやKATAKLYSMなどを手掛けたPierre Remillardをエンジニアに抑え、3rd"croatoan"をリリースする。これに伴い初のEuropean Tourも行なった。

彼らの影響は世代を跨ぎ、共にDoms 31st Birthday Day Bash!に出演したPULLING TEETHやSTEEL NATIONからもそれが窺えると思う。2010年には4th"this sheltering night"をリリースし、This Is Hardcore Festの出演を果たす。しかしこれまでバンドを引っ張ってきたギターのTodd ForkinとドラムのHarry Rosaが2014年に脱退、再びJim Wintersが加入した。
その後、A389 Recordings Anniversary Bash ⅪやDARKSIDE NYCのCDリリースパーティーに出演。Obnoxious Noise FestではINTERNAL BLEEDINGやDEHUMANIZEDと共演している。


STARKWEATHER - "@QE2 | 09-10-1994"






1994年結成、BFL crewのPittsburgh beatdown hardcoreバンドNO RETREAT。ドラムがKRUTCHのShaun Belowてことでも知られている。
1stデモ"familiarity breeds contempt"後、ベースがSteveからSean Moranへ、セカンドギターにAllie Sが加わりPASSOVERとのスプリットを1996年にリリースする。しかしAllie SとボーカルのClifford Deanが脱退、さらにギターのMike Fidlerも脱退しMUSHMOUTH結成へと動く。

残ったShaun BelowとSean MoranはNO RETREATを存続させるべく、ボーカルにFrank Piontek、ギターにはSean Moranの弟Tommy Moranを新たに加え、2ndデモの制作に取り掛かった。その後、BUILT UPON FRUSTRATIONのDerek Kovacsがセカンドギターで加入、1999年に1st"rise of the underdog"をリリース。まもなくしてKRUTCHとのスプリットを出した。
またMUSHMOUTHとのツアーなどを行ない、BULLDOZEやIRATEにも比肩するサウンドは、Pennsylvaniaにとどまらず数多くのフォローを生み出した。2003年には2nd"pray for peace"へと至るが翌年には解散となったようだ。そしてDerek Kovacsはex PASSOVERのボーカルJack WrightらとSANCTIFY HER DEATH結成へ動き、2007年から活動を始めた。2008年彼がオーナーのFight For The Cause Recordsから1st"lacerations"をリリース。その後Jack Wrightは脱退となったがStefan Nitschが後任に就き、2009年に"murderous deities"を発表した。

2023年に2nd"pray for peace"が20周年を迎え、Da' Core Recordsの後身レーベルScreaming Crow Records、そしてDeath Farm Recordsからそれぞれ再発された。


NO RETREAT - "rise"



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Sunday, April 21, 2024

Pennsylvania hardcore scene - Ⅱ





ボーカルのTravis ShirkとギターのMike Royerが在籍したTRANSMISSION。"demo '89"後、そのデモを手掛けたJim Wintersがベースで加入したようで、CONVICTIONの前身バンドとして認知されている。
Jim Wintersがギターへ転身しベースにRon Mann、ドラムがBill MecumからBELIEVERのJoe Daubに替わり1990年の夏に活動を始めたCONVICTIONは、すぐに7ep"a question of commitment"のレコーディングに入った。翌年Smorgasbord Recordsからリリースされると、UP FRONTやSICK OF IT ALLとのライブを行なっている。

1992年にはINTEGRITYやFACE VALUE、STRIFE、MOUTHPIECEらと共演する一方、Jim WintersはBELIEVERに加入、エンジニア業も営むJoe Daubは脱退となりJonathan Pushnikが後任で加入した。そしてSLUGFESTやFADEWAYとの共演、Animal Right Benefit Showの出演を経てセカンド7ep"self-titled"をWatermark Recordsからリリース。その後MEAN SEASONやUNBROKENらと対バン、Summer Hardcore 1993、Syracuse Hardcore Matineeに出演した。しかしTravis ShirkがColoradoに移るため、RESSURECTIONとTURMOILらとのショーを最後に解散となっている。

残ったメンバーは翌1994年、新たにVIGILとしての始動を模索する。当初はRon Mannがボーカルを試みたようだが結局脱退、Ashleyが加入しベースにはMark Lacasseが就いた。そしてCanton Hardcore Festivalの出演やFOUR WALLS FALLING、DIE 116らとライブを行い、Militant RecordsとVegan Earth Orderの共同企画によるV/A "stones to mark a fire"に参加。この音源のみで1995年に活動を終えた。
またLost Horizonで行われたライブ音源含む、CONVICTIONのディスコグラフィー"kill it"がThorp Recordsからリリースされた2001年、Jim WintersはTHE PROMISEを結成、2005年には来日も果たしている。


CONVICTION - "10.24.93 Lost Horizon Syracuse, NY"






FORWARD STEPで活動していたJonathan Gula、Jonathan HodgesそしてJeff Hydro にPUBLIC OUTCRYのKeith Cannarellaが加わり、1992年夏にTURMOILは活動を始めた。
デモ後にKeith Cannarellaが脱退、Bob Cohenが後任に就きGary Rehrigがベースで加入したことにより、Jeff Hydroがギターに専念する。
Harvest Recordsと契約した彼らは、"fragments of suffering"を経てCentury Mediaへの移籍を果たすと、BELIEVERのメンバーが運営するTrauma Studiosでレコーディングを行い、7ep"who says time heals all wounds"をリリース。そしてEXESSIVE FORCEらとCanton Hardcore Festivalに出演し、MADBALLとのEuropean Tour 1995を行なった。このツアー後、サポートドラムを務めたBrian Craigの後任にex CONVICTIONのJonathan Pushnikが加入となる。

7ep"evolution of lies."後には1st"from bleeding hands"のリリースへと至り、DAMNATION A.D.とのUS Tour Fall 1996、EARTH CRISISとEuropean Tour 1997をまわった。もはや不動の地位を確立した彼らは、Syracuse Hardcore Matinee New Year's Day 1999に出演、RYKER'SとBREAKDOWNが帯同したEuropean Tourを行い、2nd"the process of"をリリースする。ベースにOUTCOMEのWayne Millerがクレジットされているのも興味深い。このセカンド後、Jonathan Pushnikは脱退となり、Mike Bowenが加入するもHellfest 2000の出演後に解散となった。

メンバーはLICKGOLDENSKYやTHE DEADLYへ活動を移していたが、2005年にTURMOILはディスコグラフィー"staring back"を、Century Media傘下のAbacus Recordingsから出し再始動した。そしてTHE WARRIORSとSET YOUR GOALSとのWest Coast Tour、MOST PRECIOUS BLOODとEuropean Tourを行う。
2008年、Jonathan Gulaは脱退となり、後任ボーカルにex-PREMONITIONS OF WARのNate Johnsonが就いた。その後の活動は不明解なところもあるが、This Is Hardcore Fest 2014ではJonathan Gulaが復帰、ベースはex OUTCOMEのJohn Gardnerが務めた。


TURMOIL - "live @ Styleen's, Syracuse, NY Jan 1st, 1999"






1995年、CHAPTERがGreensburgで結成される。デモと7ep"sins of our fathers"をリリースし、翌1996年に+/- RecordsからABNEGATIONとのsplit 7ep、Significant Records企画のV/A "number one priority"に参加。しかしJUNTAとスプリットをリリースした1997年には解散となる。
その後、xEyewitnessx Recordingsからディスコグラフィー"the bloodthirsty hate the upright"がリリースされるが、Mike LaughlinとNathan Martin、Scott MellingerはABNEGATIONのPaul Nowoczynskiと、すでにPittsburghをベースにCREATION IS CRUCIFIXIONとして活動を始めている。

実際のところCHAPTERから改名だったようで、PASSOVERやABNEGATION路線のサウンドを引き継ぎ、さらに深化させたmetallic/noise projectsバンドとして飛躍を遂げる。
King Of The Monstersから1st"in_silico"をリリース、Goleta Fest 1998に出演し、SUICIDE NATIONとのツアー後にはFATE OF ICARUSとWinter Tour 1998/1999をまわった。さらにMichigan Fest 1999に出演、そしてCyberdine 243から2nd"automata"をリリース。
音源も多かった彼らは、2002年の解散までUS Tour 2000やSpring 2001 Tour、European Tour 2001など精力的に行なった。またKILLTHESLAVEMASTERのKarl Hlavinkaも一時在籍していたようだ。


CREATION IS CRUCIFIXION - "live @Goleta Fest 1998"






1996年にEdinboroで結成されたRED SKYは、twin vocal編成のbrutal metallic hardcoreバンド。共演していくバンドでもわかるように、death metalからの影響を窺い知ることができる。
1997年、まだ音源がデモ"regeneration"しかなかった彼らだが、BRUTAL TRUTHとTODAY IS THE DAYのダブルCDリリースパーティーにTURMOIL、この直後にNick Lewisが加入するABNEGATIONらと出演を果たす。そして2ndデモ"sign of the apocalypse"を機にEndless Fight Recordsとの契約へ至った。その1st"knife behind the smile"のレコ発には、CATHARSISやSTRONG INTENTIONらが出演している。

またDAY OF MOURNINGと交流があったようで、13th Day Recordingsからsplit EP"a move towards ascension~forsaken redemption"をリリース。DILLINGER ESCAPE PLAN、CREATION IS CRUCIFIXIONらとの対バンを経て、1stのヨーロッパ盤を流通させていたAlveran Recordsから、2nd"mpfw"が2000年にリリースとなる。death metalバンドとのパイプも築きあげ、CEPHALIC CARNAGEとも共演を行なった。

2002年にはレコーディングを終えていた"monster squad"だが、リリースされることなく解散となる。その後Jack CollopyとPhil Hogan、 そしてNick Lewis はPAPERCUT HOMICIDEを結成し、UKのRetribute Recordsから"from filth comes grace"をリリースしている。


RED SKY - "regeneration"



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