ドイツを拠点としていたMarch Through Recordsだが、アメリカの東海岸のバンドも所属していたり、非常に興味深いメンツが揃っていたレーベル。
あのBLOOD OF JUDASがここから出すという噂があったけど、これは実現して欲しかった。
あと、クレジットナンバーが入っていないのが大半で、コンプリートしていないかもしれないってのが実状。
ENDEAVOR "kill traitors"
New Jerseyのpolitical hardcoreバンドENDEAVORは、HG FactからENVYとスプリットを出していたのを記憶している人も多いと思う。
"kill traitors"も収録されたディスコグラフィのリリース元、Trustkill Recordsのオーナーは、ボーカルMichael Olenderの同級生だとか。
またMichaelは、Ferret MusicのCarl SeversonとNORAを結成。このバンドで彼はギターへパートチェンジしているが、ENDEAVORの流れをしっかり残す辺り一環している。これは彼が在籍したBURNT BY THE SUN、FOR THE LOVE OF...然り言えることだ。
さらにMike DuffyはHARVEST、Marc ZeveneyはFLOORPUNCHにも籍を置いていたように、彼らの功績は大きい。
ENDEAVOR - "wanna play cards"
FEEDING THE FIRE "crusade"
BORN FROM PAINのベースRob Franssenがボーカルで在籍していたオランダのFEEDING THE FIREは、old schoolの影響が残るearly 90's new school。 レーベルメイトのONWARDの存在も大きかったと思う。
初期Victory RecordsやIndecision Recordsから出しててもおかしくないと思うが、それらに比肩するクオリティ。やはりリバイバルでは再現しきないものがあって、いま聴いてもリアルにその時代を感じることができる。
またRobとIllona Stephanは、BACKDRAFTなるサイドプロジェクトを始めたが、中心メンバーが彼らだけにほぼFTF。
SURFACE "last time..."
ドイツのEssen出身のSxEバンドSURFACE...ってくだりは以前にも書いたんだけど、いいバンドは巡り合わせが多い。
世代的にLIFEFORCEやDISRESPECT等と同じで、その中でもchuga-chuga hardcore寄りな音を出していた彼ら。
CONTRITIONと同じくH8000辺りの影響もあるのだろうが、一線を画しているのも当時のGerman hardcoreのいいところ。
CONTRITIONと同じくH8000辺りの影響もあるのだろうが、一線を画しているのも当時のGerman hardcoreのいいところ。
DESPAIR / SPAWN "split"
BuffaloのDESPAIRとドイツのSPAWNのスプリット7ep。
今さら事細かく言うまでもないだろうが、SLUGFESTやHOURGLASSのメンバーが在籍していたDESPAIRはもはや伝説。
一方ドイツのSPAWNは、Crucial Response Records、New Age Recordsからそれぞれ音源をリリース、FEEDING THE FIREと盟友としても知られている。
完全に埋もれてしまった感はあるが、REFUSEDやSNAPCASEが好きなら間違いないはず。
またドラムのRene Natzelは、WORLD COLLAPSEのメンバーとして活動中で、"the second life"では、Scott Vogelがフューチャリングされてて今でも繋がっているみたい。
DESPAIR - "as we bleed / stoneface"
CONTEMPT "one justice"
Upstateからtraditional new schoolマテリアル。
オリジナル盤はCatalyst Recordsではなく、March Through RecordsからOtto Dixジャケでリリースされていた"one justice"。
初期EARTH CRISIS、INNERFACE、CLIMBライクな音を出していたバンドで、後にJamieが結成したHERMOM DRKALBは、名コンピ"Syracuse hardcore 98.99"にも参加。
初期EARTH CRISIS、INNERFACE、CLIMBライクな音を出していたバンドで、後にJamieが結成したHERMOM DRKALBは、名コンピ"Syracuse hardcore 98.99"にも参加。
Upstate hardcoreの基盤ともなっている。
CONTRITION "transitory"
Time For Revolt Recordsからmcd、3way(w/ASHFALL、MISAMATA)を経てMarch Through Recordsへ移籍したCONTRITIONは、後にFALL OF SERENITYへと改名している。
やはりFOSとしての歴史の方が長いせいか、HEAVEN SHALL BURN路線の印象が強いが、もともとはINSURRECTIONやPOLE、VEILらと活動していたmetallic new schoolバンド。
あまり知名度はないと思うが、初期Lifeforce Recordsのバンドにも引けを取らないレベル。
やはりFOSとしての歴史の方が長いせいか、HEAVEN SHALL BURN路線の印象が強いが、もともとはINSURRECTIONやPOLE、VEILらと活動していたmetallic new schoolバンド。
あまり知名度はないと思うが、初期Lifeforce Recordsのバンドにも引けを取らないレベル。
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