Thursday, June 30, 2022

Southern California hardcore scene - 4





INHUMANE NATUREでNew Eden Recordsオーナー Erik Vanguardと、同じくTEARS OF GAIAで活動していたChris Melgarが、SENTIENTのJohn JohnsonとChris Rouseらと2003年に結成したSEVEN GENERATIONS
後にStraight On Recordsが"slave trade"として7ep化するデモのレコーディングに入ったが、すでにリリース時にはベースのChris Melgarは脱退、Brad Rosenが加入となっている。

CHOKEHOLDからUNBROKENなどを彷彿させるvegan straight edgeバンドとして支持され、次世代への影響力を持つ存在だった彼ら。
2005年にベースがRyan Goldenへかわり、DIE YOUNGとGATHERとのsplit 7epをそれぞれ出している。
またENDZWECKのUS Tour 2005での対バン時には、John Johnsonの姿も確認できるが、メンバーが流動的なのは変わらず再編成を余儀なくされ、ギターにAdrian CastilloとRESTRAINEDのKevan Aguilar、ベースにHELLFIRE TRIGGEのNicholas Lynchが加入、もはやオリジナルメンバーはボーカルのChris RouseとドラムのTim Rusmiselのみとなった。
しかしサウンド面にブレが生じることはなく、90's influenced new school hardcoreを貫いている。それがわかるのが2008年の1st"to see the end"で、New Age Recordsと契約してのリリースとなった。翌年10月にファイナルショーを行い活動を終えることになるが、彼らのために盟友GATHERが再結成し共演、ヨーロッパから駆けつけたオーディエンスも解散を惜しんだ。

その後の2015年、ハイチ地震のベネフィットとして、"love through unrepining hours"がUgly And Proud Recordsを通してリリースされる。
解散後は、Chris Rouseが後にEXTRICATEに改名するFOREWARNEDへ、Tim RusmiselはxTRUE NATURExらと活動していたxFOR EVERY ACTIONxへと籍を移した。


SEVEN GENERATIONS - "slave trade"






SEVEN GENERATIONSのギターKevan Aguilarがボーカルを務めるRESTRAINEDは、後のLIFE TYRANTのメンバーらにより2004年に結成された。デモ"you have nothing to lose but your chains"を出したのが2006年、リリース元のGlory Kid RecordsはTIME FOR CHANGEのボーカルAndrew Gomez IVが運営していたレーベルとしても知られる。

その中枢にいた彼らはワンギターの4人編成で、LEFT FOR DEADやCATHARSIS系の90's metallic hardcoreスタイルをバックボーンとし、メンバーチェンジを経ながらchaotic、emotionalな要素を取り込み独自に深化させていった。

2007年の7ep"self-titled"時には、ギターのMark Oceguedaが脱退しRomeo Tamarawに、ドラムがChris TraceyからThomas Acostaへと編成替えを行なっている。
ライブはスプリットを出したTHE SEPARATIONやKevan Aguilarが掛け持ちしていたSEVEN GENERATIONSと共演する一方、DROWNING WITH OUR ANCHORSらemotional hardcoreバンドと対バンする機会もあったようだ。

また2枚組の編集盤"the hammer/the nail"は2009年の解散後のリリースだったかと思うが、近年彼らは復活したらしく、オランダで開催のDecibel Outdoor Festival 2022等に出演が決まっている。


RESTRAINED - "12/15/07"






straight edgeバンドONE X CHOICEは、2007年にRob MertzやNew Age RecordsのオーナーMike Hartsfieldらによって結成された。当初ボーカルだったPat Edgeがフロリダへ戻るため脱退、ex COLLISIONのVictor Galindoが加入して7epのレコーディングに入った。
そして"last one down"をNew Age Recordsからリリース。メンバーの経歴然り、そのBURDENやTRIALに似たサウンドで注目を集めた。
しかし2ndギターのNicholas LynchとベースのMike Hartsfieldが脱退、後任にHER GREY EARTHのKevin ClarkeとTIME FOR CHANGEのJason Fickがそれぞれ就いた。同時にSeventh Dagger Recordsへと移籍し、2009年に1st"forever war"のリリースに至る。これにゲスト参加したのがTRIALのGreg Bennick、EARTH CRISISのKarl BuechnerとScott Crouse、STRIFEのAndrew Klineらで、彼らの交流域がわかる豪華な面々が名を連ねた。

その後もメンバーの入れ替わりは頻繁で、A BETTER HOPE FOUNDATIONのWes Siskがギターで加入に伴いKevin Clarkeがベースへ転身、ドラムがColin DuckmantonからAdam Galindoへ再編成された彼らは、SAVING GRACEとのsplit 7ep"now this war has two sides"を2011年にリリース。STRIFEやWISDOM IN CHAINSとの共演を経ていった。

そしてギターのWes SiskがEsteban Baena、ベースのKevin ClarkeがAdam Mirandaへとメンバーチェンジを行う。その後、2012年から2013年にかけてレコーディングした2nd"black Horizon"がリリースされ、Mexico TourやFirestorm 20th Anniversary、Tough Love Fest 4への出演を果たす。
またDoogieがドラムに就き、Adam Galindoは脱退。彼は後にABRASIONを結成することになる。

2017年には、Irish VooDoo Recordsへ移籍し"words run out"をリリース。New Age Records 30th Anniversary FestivalやBlack 'N Blue Bowlに出演して現在に至る。


ONE X CHOICE - "forever war"



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