Monday, April 4, 2022

Baltimore hardcore scene





オリジナルシンガーDave Hunttが脱退し、ライブを企画するB-More Cautious ProductionsのJR Glassが加入したNEXT STEP UP。1991年にBaltimoreで結成され、ギターのMike Ayresが運営するShadow Recordsから1993年に1st"heavy"をリリースした。後にCULTUREの7epを出したことで知られるレーベルでもある。
サウンドはBIOHAZARDやファーストショーから付き合いのあるBULLDOZEに比肩するtough guy hardcoreで、V/A "east coast assault"に参加したバンドのなかでも存在感を示していた。

ドラムのChad Rushが脱退し、Damon Stowellが後任に就き新体制になった彼らは、Gain Ground Recordsとの契約へ至った。そして1995年、GUT INSTINCTのカバーを収録した"intent to kill"、さらに2nd"fall from grace"をリリースする。ドイツのレーベルということもあってEuropean tour(w/ HARD RESPONSE)が実現した。

1995年にはBruce Greigがセカンドギターで加わり全盛期を迎える。しかしこの体制での期間は長くなく、"breaking point"の頃には既にMike Ayresは脱退、再び4人編成での活動となっている。そしてJapan tour 1998も行なった彼らだが、各々のプロジェクトが動き出しNEXT STEP UPとしての活動が滞ってしまう。





ざっとそのプロジェクトを挙げると、JR GlassがWAKE UP COLD、Bruce GreigとDamon StowellはTOGETHER WE FALL、さらにDamon StowellはAaron MartinekとのDOWNTIMEなどがある。
これらのプロジェクトが一段落すると、ツアーを行うなど活動を再開、2011年には2度目のJapan tourで来日を果たす。その後もフェス規模の出演を繰り返し結成30周年を迎えた。

先日のBruce Greig訃報に接し心から哀悼の意を表します。


NEXT STEP UP - "Cyclone,Tokyo 01/10/1998"






1995年のデモに続き、Life Sentence Recordsから7ep"extermination"を出したTORN APARTは、1993年に同じ高校のメンバーによって編成された90's metallic hardcoreバンド。この7ep後、ベースのPaul Priceが脱退となりDrew Nelsonが加入し、1997年に1st"nothing is permanent...."をリリースする。
またCHOKEHOLDとの対バンが縁となり、Goodfellow Records主催のV/A "the difference between us"に参加が決定、EXCESSIVE FORCEとWest Coast tourをまわるなど目覚ましい活躍をしている。

そしてFerret Musicに移籍するわけだが、St.LouisのライブでオーナーCarl Seversonの目に留まり、7ep"self titled"の制作に取り掛かった。後期のchaotic hardcoreへ変貌する前兆的サウンドは、よくライブを行なっていたTURMOILやABNEGATIONの影響があるのかもしれない。

転換期を迎えるなかドラムのDevon Gallagherが脱退となるが、Aaron Friedmanが加入して"the fifty-ninth session"を1999年に完成させた。しかし直後、ギターのMike McAreeとベースのDrew Nelsonが脱退のため、一時活動休止状態となってしまう。
半年後ベースにJeremyが加入し4人編成で再始動すると、早くも2nd"ten songs for the bleeding hearts"のレコーディングに入っている。これはエンジニアにBATTERYのBrian McTernanを迎えてリリースされた。前作にロックテイストを加えた本作は、GUNS N' ROSESのカバーさえ違和感なくハマった感じがする。またPREVAILやCOALESCE路線としても新たな支持層を得たと思う。

ラストショーは2000年末、当初からフェイバリットに挙げていたBROTHER'S KEEPERとのショーで解散となった。


TORN APART - "live in Washington,DC in 1998"






OntarioのDIRGE、DAY OF MOURNINGで活動していたDomenic Romeo、後にUNRESTRAINEDを結成するAugustus Bowmanらが在籍のPULLING TEETHは、2005年にBaltimoreで結成された。バンド名の由来になっているLEFT FOR DEAD、またINTEGRITYを彷彿させるdark metallic hardcoreをプレイしている。

Augustus Bowmanは脱退となってしまったが、2006年に1st"vicious skin"をDomenic Romeoが運営するA389 Recordingsからリリースした。アートワークは、SEVENTY EIGHT DAYSの"canvas"のジャケットを手掛けたex CHOKEHOLDのJeff Beckmanで、すべてにおいてCanadian hardcore色濃い内容となっている。

音源の多いバンドとして知られる彼らは、North American tour 2007後にはレコーディングに入り、2nd"martyr immortal"をDeathwish Incからリリース。
そしてJapan tour 2008、European tour 2008を行い、本国ではCRO MAGSや108、RINGWORMらのショーをサポートしている。
一方、Domenic RomeoとDoug WilliamsはHATEWAVESを始動させ、PULLING TEETHの活動は2012年のA389 Recordings Anniversary Bashで終えた。

後年、"martyr immortal"リリース10周年記念として、2017年のThis Is Hardcore Festivalに再結成での出演を果たしている。


PULLING TEETH - "July 28,2017"



: my collection :