Monday, November 5, 2018

H8000 hardcore scene - Ⅺ


 


LOCKSTITCHは、ボーカルがArnout De BruynからKluzehellionへと代わった2017年、WORSHIPと名を改め新たに始動した。

ex SPIRIT OF YOUTH以降、渡り歩いたバンドを挙げればキリがないDominiek Denolfを中心に編成され、2015年から活動しているバンド。他のメンバーも数々の経歴があり、ALL MY SINSやONE OUTTA SIXに在籍したBert Hoofd、THE DEALのChristophe Vandenbergheらから成る。
またすでに脱退しているが、PRIDE ZEROのLester Klaassenも在籍していた。
音源は、2016年にEyeless Recordsから"powerize"をリリースしていて、カセット盤はKick Out The Jamsから40本限定となっている。

なかなかメンバーが固定できず、2017年にはドラムのSam NuytensがFIRE DOWN BELOWに専念するため脱退。後任にはONE OUTTA SIX、THE BOSSのPeetnが加入した。

WORSHIPとなってからは2018年に2曲のデモを発表しているが、これはデジタルのみでフィジカル化する予定はないそうだ。
ソングライターのDominiek Denolf曰く、SPIRIT OF YOUTHとSOLIDの中間的サウンドで、ボーカルはNew York hardcoreに影響を受けているとか。
LEEWAYやMAXIMUM PENALTY辺りが好きな人も一聴の価値があり。


WORSHIP - "hate"






2018年に自主で"lost resistance"をリリースしたCROWSVIEWは、2015年Roeselareにて結成された。DECONSECRATEのKevin Rouserezがボーカルを務め、CORE OF ANGERやVICTIM EYESを経たLernout Bartがギターで在籍。

デビュー作にしてLENGTH OF TIMEのRoss Demon、ex BORN FROM PAINで現在はHERDERのChe Sneltingがゲスト参加していること、またAGNOSTIC FRONTやMERAUDERのオープニングアクトを務めたのは、各々が長年培ってきた繋がりのものだろう。
すでにEvil Or Die fest 2017やIeper hardcore fest 2018の出演も果たしていて、話題性が高いことが推察できる。

サウンドはというと、ARKANGELやKICKBACKからLENGTH OF TIMEに代表されるpure edge metalで、現在量産されつつある中でも群を抜いた完成度を誇る。


CROWSVIEW - "Ieper fest 2018"
 





2015年、H8000エリアのZwevegemで結成、同年にデモ"exhausted"を出している4人編成のMINDED FURY
このデモにはKevin Rouserezがフューチャリングされ、アートワークをAndy Vuylstekeが担当と、DECONSECRATEとの良好な関係性が窺える。

続くフルレングス"remain/sustain"はいくつかのオファーがあったようだが、結局2017年に自主でのリリースとなった。アートワーク、レイアウトともにギターのGlenn Devolderによるもので徹底したDIY仕様。
これにはREALM OF TORMENTのDavid Littleがゲスト参加、一貫したFIRST FIGHT DOWNや中期REPRISALを彷彿させる90's metalcore/edge metalは、同期のCROWSVIEWとはまた一味違ったスタンスなのも特徴的。

地元を中心に精力的な活動を続け、着実に知名度を上げつつある。


MINDED FURY - "infinite"
 





初期Goodlife Recordingsのサウンドを忠実に再現するCROSSFACEは、H8000エリアに特化したDust & Bones Recordsから、limited 300の"kayfabe is not dead"を2017年にリリース。
タイトルのkayfabeは、プロレス用語のようでフロントカバーからもわかるように、メンバーのプロレス好きは知られるところ。

表打ちで疾走するパート、手数を減らしブレイクパートに仕立てるドラムパターンで構成された楽曲に、REGRESSIONライクなボーカルが乗るといったスタイルを特色としている。この音源は、ex VITALITYのギターでサウンドエンジニアのAKこと'Alien King' Chris Paccouにより、彼が運営するOff The Moon Studioでミックス、マスタリングが行われた。
余談になるが、AKはNAPALM DEATHやCARCASS、LOCK UPのサウンドエンジニアも務め、2011年にはBRUJERIAに加入したんだとか。

CROSSFACEがよくライブでVITALITYの曲をカバーしているのは、音的な影響だけでなくAKへの敬意を表するものでもあるという。

"kayfabe is not dead"リリース以降、セカンドギターにStijn Vanbrabantが加入し5人体制となり、Ieper hardcore fest 2018への出演を果たした。


CROSSFACE - "crossface"
 





IeperのVort'n Visで企画されたLOCKSTITCHのEPリリースショーでベールを脱いだMAKASRR。2017年にBLOODREDのドラムTerence Gevaertと、ex REGRESSIONでもあるギターのDavid Decoutereが発起し、間もなくex CORE OF ANGERのギターGerald Goedhart、さらにベースにはNicolas Dufoortが加わった。
ボーカルはex ZERO TOLERANCEのPieter Declercqから短期間でVinie Vizzleに替わったようだが、初期の一時的はdual vocals体制だったようだ。

しかしBound By Modern Age Recordsからの"demo 2018"では、ボーカルがMatthias Mahieuとなっていてその経緯もよくわからない。

サウンドは彼らがフェイバリットに挙げるMESHUGGAHやMELVINS、CROWBARなどのprogressive death/metalcoreで、どことなくINTEGRITY風でもあり、シーンに於いて異彩な存在といえる。
この"demo 2018"はセカンドプレスに入り早くも次作に期待がかかるが、現在ボーカルを探しているという情報もある。


MAKASRR - "inner demon"
 


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Tuesday, October 23, 2018

L'ESPRIT DU CLAN





今回、L'ESPRIT DU CLANとスプリット(with CHERISH)を出すにあたり、彼らについて少しでも知ってもらえればという思いで書いてみることにした。
ヨーロッパでの人気は確かなものだが、日本においては彼らの実力と知名度が比例しない。おそらく音源の流通が極端に悪いためだろう。このスプリットを機に、日本でもリスナーやフォロワーが増えてくれればと思う。

L'ESPRIT DU CLANとの出会いは2012年。フランスに行った時、PRIMAL AGEのDidierとDimitriに連れてってもらったL'ESPRIT DU CLANとAS WE BLEEDとの2manショーだった。圧巻のステージングは今でも覚えている。

その時のライブ写真。



このEvreuxで行われたライブで、DidierからL'ESPRIT DU CLANのベースClement HanvicがARKANGELのメンバーだって教えてもらった。(彼はKNOCKOUTZのボーカルでもあり、そこのギターが後のARKANGELのJulien Chanutという編成。現在は2人ともHANGMAN’S CHAIRで活動している。)
個人的にARKANGELとは、2010年の来日でCANOPUSで一緒にツアーをまわったのだが、ベースはMehdiでClemはまだメンバーではなく、特にこの時は特に意識することはなかった。

それから時が経って2015年、ARKANGELが再び来日し、今度はCHERISHでツアーをサポートする機会をもらった。ClemはARKANGELのベースとして来日。
そのツアーの詳細は以前ここにも書いたので省略するが、2017年にL'ESPRIT DU CLANのボーカルArseneがプロモーションを兼ね、日本に遊びに来た。その時、Clemから「幼馴染みのArseneが日本に居るからどっか連れてってやってくれないか?」との連絡をもらった。実際Arseneと会ったのは半日程度だったけど、その後フランスに帰国した彼と連絡を取り合うなかで、スプリットを出さないかとの誘いをもらった。これが今回リリースのいきさつになる。


L'ESPRIT DU CLANはヨーロッパ各地で数々のフェスに出演し、単独音源はすでに7タイトルを数える。
1995年の結成時当初は、PANTERAやMACHINE HEAD、SEPULTURAなんかの影響があったようだが、次第に聴く音楽もMADBALLやMERAUDER等のhardcoreへと転換していったという。それを自分らなりに消化し、BORN FROM PAINや100 DEMONSにメロディーを足したサウンド、dual vocals構成を活かしたボーカリゼーション、そしてリリックがフランス語というのも特徴的といえる。

最初の音源となったのが1999年の1stEP"chapitre 0"。続いて2002年に"chapitre 1"、2005年"chapitre 2 : reverence"、2007年"chapitre III : corpus delicti"、2009年"chapitre IV : l'enfer, c'est le notre"、2011年"chapitre V : drama"とコンスタントにリリースし、現行metalcoreバンドを牽引する不動の地位を確立していった。

 
L'ESPRIT DU CLAN - "fils de personne"


2012年、創設メンバー2人が脱退するというバンド存続の危機を迎える。dual vocalsの1人Shiroがムエタイに専念するためバンコクに渡り、また続くようにベースのClemも脱退してしまった。

残ったメンバーは活動休止を選択し、再起の機会を伺いつつ残ったもう1人のボーカリストArseneは、PARISIAN WALLSを新たに始めた。
これはプロジェクトとはいえ、2014年にUseless Pride Recordsから"the eternal hunter"を出し、また違った方向性を導き出している。アルバム通しては未聴だが、THE ACACIA STRAINやIMPENDING DOOMライクのneck-snapping metalらしい。

 
PARISIAN WALLS - "from the city of light"


一方L'ESPRIT DU CLANは2015年、ベースにTHE PRESTIGEのJulien Bouladouxが加わり、dual vocalsをArseneが1人で担うことで活動を再開させた。

しかし2016年、今度はDEEP IN HATEのドラムでもあるNicolas Bastosまでが脱退。彼はメンバーにクレジットはされていないが、APOCALYPSE NOWの"confrontation with god"のレコーディングで叩いていた人物でもある。
復帰作"chapitre VI"は、後任ドラマーにPURE WRATHのVincent Walloisを迎えてのリリースとなった。
そして続く新作となるのがスプリットということになる。


 L' ESPRIT DU CLAN - "bomaye"

Sunday, September 30, 2018

H8000 hardcore scene - Ⅹ





MURDER INTENTIONSは、Thomas VandenhouweeleとBart Ransonによるdual vocals編成から成り、ex GOLDEN BULLETSKIN CRAWLERのJens Werbrouckがソングライティングを担う。

予想に反するCIRCLE OF DEAD CHILDREN、INFERNAL REVULSIONライクなbrutal death metal/grindcoreは、土地柄のせいか違和感を覚えなくもない。
しかし創成期よりABORTEDがシーンの一画を形成し、近年はCORPSE MUTILATIONVAGEVUUR、またFATAL RECOILのBram DewildeとBart Rambourが在籍するTHE CURSE OF MILLHAVEN等々、この辺まで拾っていたらきりがない。またdeath metal寄りなバンドも数多く根付いていることを考えれば当然だろう。

そんなシーンから出現した彼らは、H8000エリアのTieltにて2005年に結成された。以降2枚のEPを自主で出し、2009年にSFC Records/Rotten To The Coreより"a prelude to total decay"のリリースに至る。
その後2010年にベースのJelle Vandenwegheが脱退し、続くEP"conception of a virulent breed"ではMURDERHORNのKenny Nysが加入、そしてSEVENTH CIRCLEを結成したドラムのAnthony Adamに代わってMarijn De Borggraveという布陣での音源となった。

またJens WerbrouckとBart Ransonは、結成直後の2006年からE.B.D.B.(Ejaculation Beyond DiarrheaI Boundaries)を始動させている。こちらもETERNAL SUFFERINGやDEHUMANIZEDを引き合いに出されるgroovy slamming death metalスタイル。
2012年に1st"a bullet up your nostril"、2016年の2nd"choking on the body of christ"とリリースも続き、単なるサイドプロジェクトではなく、MURDER INTENTIONSと両立をはかっている印象を受ける。

2017年にはギターのJens Werbrouck、元ドラムのAnthony Adam、そしてThomas Vandenhouweeleがボーカルからベースに転身し、Sludge系バンドSLAVESTATEを結成。各メンバーは多岐に渡る活動ながらもMURDER INTENTIONS自体、今年3rd"excessive display of human nature"をリリースした。


MURDER INTENTIONS - "sluggish"
 

E.B.D.B. - "live @ Lille, El Diablo 12/09/2015"
 





Ieperにて2012年に結成されたMARK MY WAY
AngeloがCEOを務め、DECONSECRATEのAndy Vuylstekeと運営するKick Out The Jamsから、2014年にデモ"break the grip"とカセット盤"save our souls"をリリースした。この"save our souls"は、MY AIMのPieterjan Haemersによってレコーディングされたもので、CD盤はIeperfest Winter 2015に合わせてプレスしたようだ。

彼らはmelodic hip-hop influenced hardcoreバンドとして認知されているが、この頃はhip-hop的要素のボーカルパートが若干あるだけで、それ以外はほぼ皆無に近く、それを印象づけるまで至らない。E-TOWN CONCRETEというより、NARZISSやAVOIDスタイルのemotional metalcoreといった方が適切かと思う。

続く"the big game"の批評によるhip-hopテイストは明らかに増していて、彼らのスタイルを確立した作品となった。またLife Fest 2017でDOG EAT DOGと共演を果たしたことは、彼らにとって貴重な経験になったに違いない。

年齢的にも若いバンドだが、Genet Recordsからディスコグラフィ"lustrum - joy as profit"をリリースし、さらにH8000エリアの次世代を担うコンピ"the new breed"への参加と、彼らにかかる期待を計り知ることができる。


MARK MY WAY - "stay in the light"
 





2018年、自主でフルレングス"self titled"をリリースしたHOLD THE CROWNは、2013年から活動を開始している4ピースバンド。
デモ時にドラムで在籍のNico 'Siench' Sinnaeveは、既に脱退してしまったようだが、REALIATECROSSED THE LINE、そしてHOLD THE CROWNの活動を経て、現在はDECONSECRATEに籍を置いている人物。

BIOHAZARDライクなNew York hardcoreをベースに、NEXT STEP UPからWHATEVER IT TAKESなんかの進行系のバンドにも通じる90's style hardcoreだが、決して古さを感じさせないサウンドは各メンバーが培ってきたセンスともいえる。

精力的な活動を続けていて、WTF festやSkull fest、Elevate HxC festのフェス規模からローカルショーまで、またCOLD AS LIFEやPRO-PAINのツアーサポートなどもこなし、まだまだ勢いが衰える気配もない。

 
HOLD THE CROWN - "involved"
 





ex GOLDEN BULLETかつxVICIOUSxのギターでもあったKenny De Rammelaere、SKIN CRAWLERのボーカルThomas Lambertが在籍のSEVENTH CIRCLE
既に今年2018年の4月に行われた、MURDER INTENTIONSの"corporate livestock"リリースパーティーにて解散済みのgrinding death metalバンド。
サウンドの印象は、90's Cleveland hardcoreをバックボーンに、現行バンドだとCURSED EARTHやNAILSに近い。

UKのSoaked In Torment Recordsと契約する以前は、ドラムのMarvin Dinnewethがミックスとマスタリングを担当した2014年のself-titled、翌年の"not worth saving"と2枚のEPをリリースしている。
そして2017年に出した"voluntary torture"は、INTEGRITYやLOCKSTITCHも手掛けるBrad Boatrightをエンジニアに迎えての作品となった。
これらの音源はKick Out The Jamsから、ディスコグラフィ"the torture chronicles"に収録されているのでまとめて聴くことができる。

活動は短命ながら、結成後まもなくDestroy It All festの出演からIeper hardcore fest 2014、REVULSIONやRENOUNCEDのツアーサポートと、彼らの残した痕跡は大きい。

解散は残念だが、Jeroen MoermanとMarvin Dinnewethは2015年からprogressive stoner rockバンド、GROTTOとして動き出していて、これが解散の遠因にもなってしまったのだろうか。


SEVENTH CIRCLE - "deathtrap"
 


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Saturday, July 28, 2018

UK hardcore scene - Ⅷ





NIHILITYは、DESOLATEDOUTSIDERなんかも活動拠点としているSouthamptonのバンドで、OVERTURNまたREALM OF TORMENTのメンバーでもあるJonny Pipesが在籍する。

近年のUKに於いて、MALEVOLENCESENTENCEDBLACK TONGUEなど良質なearly 90's death metal/metallic beatdown hardcoreバンドが量産されるなか、既述のバンドに引けを取らない存在感を誇る。
これまでデモに続き、 2014年にRage Recordsから"consumed"を、そして2017年にLP"imprisoned eternal"をリリースしていて、その最新作も未だに売上げを伸ばし認知度も高い。これはCANVASがリユニオンしたSweatfest 2018に出演したことでもわかると思うが、Rage Records閉鎖の疑いもあり、今後の彼らの動きが気になるところ。

またJonnyは、FULL STRENGTHのJack EvansらとLESS THAN ZEROでも活動していて、Mark My Words Recordsから"kill for peace"をリリースした。ジャケからしてFIRST BLOODを彷彿させるmosh coreスタイルで、彼がこれまで在籍してきたバンドとは一線を画している。


NIHILITY - "to bleed for conviction"



 


2015年にLondonで結成されたABSORPTION。初期LIARやCONGRESSに代表されるH8000サウンドを再現し、そこにSUNRISEを彷彿するボーカルが乗るといった90's edge metalスタイル。
そのデビュー作"not dead yet"は、NIHILITYのHarley Maryonをエンジニアに迎え、セカンドギターも彼がレコーディングで弾いていたりする。
CD盤はベースのPatrick Klosinskiが運営するMark My Words Recordsから、カセット盤はUSのCoercion Cassettes、そしてドイツのBound By Modern Age Recordsからそれぞれリリースとなった。

その後、Patrickがギターへパートチェンジし、ベースに211のBartosz Lesniewskiが後任を務め活動を続けてたようだが、今年すでに解散してしまっている。
CD盤がセカンドプレスされ、注目度もさることながら次作に期待が寄せられていただけに残念。
しかし各々メンバーは、ABSORPTIONと並行してサイドプロジェクトを始めていて、そちらの方がアクティブに動き出すかと思われる。

DiazはJAWLESSのほか、BALLKICKではドラムで籍を置き、ここのギターがPatrickというのも興味深い。また、LXIXで活動しているメンバーがいるようだ。


ABSORPTION - "not dead yet"
 


 


WAR MASTERはSoaked In Torment RecordsからV/A "halloween camp 2016"、"demo 2016"を出しているLondon出身のバンド。
名前からしてBOLT THROWER、またはTexasのdeath metalバンドを連想してしまうが、このレーベルの傾向として、DECONSECRATEやREVULSIONといったdeath metal寄りのバンドが多く在籍し、ex WOLF DOWNのLarissa Stuparが加入したVENOM PRISONも所属していることで知られる。
WAR MASTER然り、old school death metalをベースとし、STIGMATA辺りのTroy hardcoreの影響を落とし込んだ様は、まさにライクALL OUT WAR、MERAUDERとの表現がしっくりくる。

BENT LIFEやRACETRAITORら海外バンドのオープニングアクトを務め、2017年にBlacklist X RecordsからLP"denial of life"のリリースへと至った。これにフューチャリング参加しているMurrayのDROPSETは同郷のバンドで、一緒にツアーをまわったことのある盟友。共に今後の動向に注視すべきだろう。
しかし本当にフィジカルがあるのか疑わしくなるほど流通が悪いのが実情か。


DROPSET - "the dark order 2016"
 

VENOM PRISON - "corrode the black sun"
 




 
2016年にRage Recordsからデモ"left for dead"、そして自主で"life after life"を出しているTRANSCENDENCEは、WORLD WEARYのJamie Harrisらによって結成された。
ボーカルのGeorge Inmanは、FULL STRENGTHのドラムとして一時活動していた経歴を持っている。

まだ新しいバンドではあるが、SHAI HULUDやJESUS PIECEのツアーサポートを務めたことでもその実力は立証済みで、IRATEなんかのmetallic hardcoreに、SKY CAME FALLINGやIN DYING DAYSなんかに例えられるemotional new schoolな展開が特徴として挙げられる。

最近メンバーの入れ替えがあったようで再編成を経て、近々EPがリリースされるようなので期待したい。
また前述のWORLD WEARYは、2016年にJacob O'SullivanがSPLITKNUCKLEに専念するために抜け、Jamieをはじめ残りのメンバーは、2017年から新たにTARGET LOCKとして活動を再開。変わらずのMADBALL直系な音を継承している。


TRANSCENDENCE - "the Northumberland Arms in Newcastle"
 





COLD WORLDのDaniel Millsがボーカルを務め、xREPENTANCExのPat Hassanがギターで在籍するFIRM STANDING LAW。名前から察するようにCHORUS OF DISAPPROVALの影響下にあり、UNDERTOWやJUDGEにも通じる90's influenced straight edge hardcoreバンド。

xREPENTANCExのメンバー在と聞くと意外に思えるが、多様なバンドに在籍してきたPatにとっては、かつてのNEVER AGAINへの原点回帰ともいえるサウンドになっている。

音源は"demo 2016"に続いて、2017年の7ep"unashamed"がCarry The Weight Records、Plead Your Case Records、Life.Lair.Regret Recordsと各国でプレスされた。
活動域はもはやUK本国のみにとどまらず、FYA fest 5の出演とそれに付帯するUS tour 2018をECOSTRIKEとまわったのも記憶に新しい。
North CarolinaのSEARCH FOR PURPOSEと対を成す存在。


FIRM STANDING LAW - "at The Underworld in London"



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Friday, May 25, 2018

UK hardcore scene - Ⅶ





1995年、MEDULLA NOCTEのPaul Cattenらで結成されたSTAMPIN' GROUND
実際Paulが在籍したのはデモの時期だけで、以降は後任シンガーにex NECKBRACENAILBOMBのHeath Crosbyが加入している。

初期の彼らはEARTH CRISIS、REFUSED以外に例えることができないほどの直系の音だった。7epを2枚リリースし、1996年にWe Bite Recordsから"stampin' ground"を出し頭角を現し始める。
しかし、1998年の"an expression of repressed violence"では、すでにHeathは脱退しAdam Frakes-Simeを迎え、Century Media RecordsのサブレーベルKINGfisherに移籍しての再出発となった。サウンドもそれに共鳴するかのように、SLAYERや後期LIAR、ALL OUT WARなどの影響を落とし込んだ様へと変化していく。

2000年にChord Recordsから"carved from empty words"、そして2003年の"a new darkness upon us"がCentury Media Recordsとステップアップし、SEPULTURAやTHE HAUNTED、HATEBREEDなんかとのショーをこなし知名度を上げていった。しかし、オリジナルメンバーのIan GlasperとAde Stokesが相次いで脱退し、2006年には解散となる。
その後、この2人はFREEBASEに加入し、"darker days are still to come"をリリースしたのも記憶に新しいと思う。
またUKの重要レーベルBlackfish Recordsは、Ianが運営していたレーベルでもある。


STAMPIN' GROUND - "dawn of night, starved"


 


STAMPIN' GROUNDを脱退したHeath Crosbyは、SILENT SEASONを結成し"demo 2000"をリリースしている。さらに、Blackfish RecordsのCONFLICTトリビュートアルバムに参加。
その後の活動は不鮮明で、Heath個人がDEAD MAN'S CHESTやSTATEMENTなどでフューチャリングされた以外は、表立った活動は見受けられない。

しかし2016年、ついにHeathはFREEBASEのJaff、UNDERULEANGER MANAGEMENTのメンバーらとDAYS OF ENDを結成し、再び第一線に復帰を果たす。
そして翌2017年に、Boss Tuneage傘下のMosh Tuneageから"demon est deus inversus"がリリースされた。そのedge metalを軸としたmetal coreは、CATARACTやSWORN ENEMYにも比肩するクォリティを誇っている。

現在ギタリストを探しているようで、活動がスローペースだが継続してもらいたいところ。


DAYS OF END - "feeders of hate,waiting for deception"
 





SPECIAL MOVEのメンバーが運営するEight Brutal Dogs Recordsから、"the devil's handprint"を2016年にリリースしたRAIDENは、90's UK hardcore scene創成期にCANNANやSTAMPIN' GROUNDらと活動していたバンド。

長らく沈黙期間があるので、解散していたのは間違いないと思うが、2012年のRucktion Records企画に出演したのが確認できる。
その後もスローペースながら、地元のEssex fest 2014に出演。その際、Blackfish Recordsに提供していた"the crimson tide"がサンプラーとして配布された。
そして、"the devil's handprint"のリリースへと至るわけだが、前作よりメンバーに変動がみられる。SPECIAL MOVEのDarius Claydonがドラム、50 CALIBERのLeon Dodimeadがセカンドギターで加入しての新体制となった。
サウンドは、かつてのRED SKYライクなedge metalスタイルにSLAVEARCの要素をプラスした感じで、時代に相応しつつも1998年結成以来のスタイルはブレていない。同郷のdeath coreバンド、POINT DOWNと比較してみるのもいいかもしれない。

再始動前の音源として、1999年にデモ"bring forth the enemy"、2000年にはRetribute Recordsから"the killing fist"をリリースしていた。

 
RAIDEN - "broken remains"






2001年から2004年にかけて活動していたEVISCERATE ADが2016年に再結成された。ドラムのDenはKINGPIN、ギターのTubはAMBUSHの活動を経てのリユニオンとなる。それと同時に過去音源を再発しているので、若い世代にも知れた存在だろう。

"man made evil"時の彼らは、まだADが付かないEVISCERATEの名で活動していて、再発された際にはADが加えられ差異化されている。このオリジナル盤は、自主と思われるBloodstorm Recordingsから2001年に出していた音源。
一般的に、彼らの音はスプリット"what lies ahead"(w/ BROKEN OATH)で判断してしまいがちだが、この頃は後期SUNRISEからDAYMARESにかけてのdark metallic hardcoreに近い要素を含んでいた。ツインボーカル編成のパート分けもその要因として大きいか。

そして、2002年に4-way "escalating unholy war"(w/ FREEBASE、SET AGAINSTDICTION)に参加。この音源より、ADが加えられたEVISCERATE ADとしての名が確認できる。

以降のbeatdown metalcoreは、GRIMLOCKなんかの影響が垣間見れることができ、それはIRATEやKRUTCHなどのツアーサポートでも裏付けされる。


EVISCERATE AD - "masquerade of truth"
 


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Sunday, April 22, 2018

SPIRIT OF YOUTH - interview


 


1990-2002年間に活動していたKortrijkのSPIRIT OF YOUTH。90年代のH8000の重要バンドで、個人的に連絡を取り合っていたギターのDominiek Denolfにインタビューを持ち掛けたところ、快く引き受けてくれた。初期から中期のSPIRIT OF YOUTHは、サウンドスタイルもさることながら、メンバーの入れ替わりも多く、複雑なその辺りをうまく伝えることができればと思う。

今回は割愛させてもらったが、インタビューの途中で、SOLIDを再結成させる話しやBLOOD REDEMPTION、現在やっているWORSHIP等の話しを挟みつつ答えてくれた。




PR > Dominiekにとって、SPIRIT OF YOUTHが最初のバンドになると思うけど、結成までの経緯は?
Dominiek > SPIRIT OF YOUTHは、俺も弟Frederikにとっても最初のバンドだよ。1990年頃、12歳の時にHans Verbekeの影響でhardcoreを知った。彼が当時やっていたRISE ABOVEは、ベルギーで最初のハードコアバンドの一つだね。また、俺はそのRISE ABOVEのEdward Verhaegheからギターを教えてもらったんだ。それからEdwardは、NATIONS ON FIREに活動を移していったよ。
俺は、Hans Verbeke(当時はドラム)とJan Malfait、UxJx(後のLIAR/CONGRESSのベース)とでSPIRIT OF YOUTHを屋根裏部屋で始めたんだ。2年の間でいくらかのギグを行ない、数曲をカセットコンピに提供した。

PR > その頃、一時的にTHE LOVE TRUTH AND HONESTYで活動しているよね?Warehouse Recordsから出した4 way"regress no way!"以降、SPIRIT OF YOUTHとして活動を再開したと思うけど。
Dominiek > そうだよ。JanとHansがBLINDFOLDを結成して、彼らはSPIRIT OF YOUTHと同じライブで、2ステージ務めたりしていたんだけど、結局2人とも辞めてしまったんだ。だから俺と弟のFrederikは、EdwardとIgnace De MeyerとでTHE LOVE TRUTH AND HONESTYを始めた。そして、SPIRIT OF YOUTHのデモに数曲を加えて7epにしたんだ。確か1曲は、その後V/A"regress no way!"に提供する曲だよ。
結局、THE LOVE TRUTH AND HONESTYの名前でライブすることはなかったけどね。音はDAG NASTYや411、7 SECONDSのold melodic hardcoreにインスパイアされていた。Edwardが辞めるまでの1、2年間のTHE LOVE TRUTH AND HONESTYが実質SPIRIT OF YOUTHの第2章ってことになるね。




PR > この頃の90年代初期、よく絡んでいたバンドは?また頻繁にハードコアのライブを行なっていた、IeperのVort'n Visというハコについても教えて。
Dominiek > SPIRIT OF YOUTHが1990年に活動を始めた頃には、MAJORITY OF ONEやNATIONS ON FIRE、SUPERTOUCHとか多くのバンドがVort'n Visでライブをしていたよ。
俺らはSHORTSIGHT、FEEDING THE FIREやBURNING FIGHTともよくやったし、USのBLOODLINEやTRANSCENDともライブをした。
Ieper hardcore festivalもここで行われていたよ。




PR > Crucial Response Recordsから出した7ep"the abyss"について教えて。また、SOLIDを新しく始めた経緯はどうだったの?
Dominiek > SPIRIT OF YOUTHにJanが復帰し、Hansがベースで戻ってきて、MOUTHPIECEやLIFETIMEなんかの、straight edge hardcoreにインスパイアされた7ep"the abyss"をレコーディングしたんだ。これは、ドイツのold skool hardcoreレーベル、Crucial Response Recordsからリリースされたよ。その後のカセットシングル"engine-darkroom"は、もっとグルービーなmetalcoreになったね。
そしてフルアルバム用に10曲作ったんだけど、Crucial Response Recordsからはリリースできなかった。
それでまたJanとHansが2回目に辞めて休止状態になり、俺とFrederikは2つ目のバンドSOLIDを1996年に始めたんだ。3、4年間の活動で、"sadness of mankind"と"darkside moments"の2枚のCDを出したよ。
だけど、2000年に俺とVincent MerveilleがSPIRIT OF YOUTHを再開させると、Frederikも加わり、Genet RecordsのサブレーベルであるHansのSober Mind Recordsから、"source"のリリースへと至った。多くの曲が古いリリースされなかった曲だけど、engineも収録されているよ。


"engine"


PR > 当初、"source"はCrucial Response Recordsから出す予定だったってこと?
Dominiek > "source"の10曲は、Janとhansが脱退する前に作った曲で、Crucial Response Recordsからリリースはできなかった。
Vincent Merveillie、Vincent TheetenとSim Meersemanが加入して、SPIRIT OF YOUTHを再始動させると、HansのサポートでSober Mind Recordsから出すことができたんだ。これは新しいラインナップでレコーディングしたものだよ。




PR > Jan Maelfaitの後任で、その"source"からボーカルを務めているVincent Merveillieは、RESIST THE PAINやLIFECYCLEにも在籍していたよね?
Dominiek > うん、VincentはRESIST THE PAINで歌っていて、LIFECYCLEではドラムだった。SOLIDとRESIST THE PAINは一緒にライブしたりしていたから、彼とはよく知れた仲だったんだ。ちなみに、セカンドギターのVincent TheetenとベースのSim Meersemanは、VOICES AT THE FRONTの元メンバーだよ。




PR > ONE KING DOWNとスプリットを出しているけど、どういった経緯でリリースしたの?
Dominiek > Goodlife RecordingsのEdwardからONE KING DOWNとのスプリットの話しをもらったんだ。すごく好きなバンドだったから嬉しかった。それがリリースできたし、ベルギーのDilsenで対バンもしたんだ。また、Edwardから1999年の夏に、25 TA LIFEとツアーをしないかと誘いを受けた。だからその前に、Goodlife Recordingsからフルレングス"colors that bleed"をリリースしたよ。

PR > その"colors that bleed"が最終リリースになったけど、そこから解散までを聞かせて。
Dominiek > 1年半に及ぶ25 TA LIFEとのツアー中の3週間が過ぎた頃、メンバー間に論点があり収拾がつかなくなった。これがSPIRIT OF YOUTHの終わりを意味していたのかもね。その後も1年ぐらいは活動を続け、新しく3曲作ったけど、レコーディングまでは至らなかった。

PR > 他のDominiekのバンドについては、またの機会があれば聞きたいけど、今回のインタビューの最後になにか言いたいことはある?
Dominiek > ついこの間、俺が新しく始めたWORSHIPってバンドのライブで、Edwardと会って、ジュンのことを話していたとこだよ。
じゃあ最後に。SPIRIT OF YOUTHを通じて、普通の生活ではできない経験もできたし、誇りに思っている。また友人らによって、進むべき道へのサポートであったり、鼓舞させられたりで、創造的になることができた。
ベジタリアンであること、動物や人々を愛することは良いライフスタイルだし、ハードコアは腐りきったこの世の中にもっと重要視されるべきだね。でも閉鎖的になることは良くない。
このインタビューの機会に感謝すると共に、日本やインドネシア、その他の国の人にも読んでもらいたいね。

Sunday, March 18, 2018

Hamburg hardcore scene


 


OH州のYoungstownが発祥とされ、2002年の発足以来、現在では世界各地にクルーが点在するSOSF(Swing On Sight Family)。そのHamburg支部ともいえるDSA(Dirt Style Army)のクルーによって、SUCKAPUNCHは2006年に結成された。

SHATTERED REALMやNASTYライクなbrutal beatdown hardcoreサウンドに、hip hop系ギャングボイスを主軸に、ONE LIFE CREWまたはNRSVを思い起こさせるボーカルが掛け合うdual vocalsが乗る。このスタイルは、彼らがシーン創成期から牽引しているだけに、Hamburg hardcore sceneのステイタスにもなっている。

結成後の初期段階には、自主で"unterste schublade"と"munition"を出していたが、2011年にOne Life One Crew Recordsへと移籍、1st"kiosk kings"をリリースした。
これに収録されたSHEER TERRORのカバーを、しっかり自分らの音に仕上げている辺り、実力も兼ね備えている。
そして2013年に、スイスのVALE TUDOとのスプリット"MMXⅢ"のリリース、.45 STAINLESSとのEurotour 2015など、活動域もヨーロッパ中に広げている。

また、MarcとRobinはBIRTH STRUGGLE DEATHでもプレイしているが、音源がデモ"mad as hell demo"のみに止まっているので、その後の動向が気になる。


SUCKAPUNCH - "live in Julius-Leber-Haus 03.03.2012"
 





FOR MY ENEMYは、2007年Hamburgにて結成。2009年に自主リリースした"welcome to the dirt"のタイトル通り、SUCKAPUNCHやAIRTIMEと同じDSA/SOSFクルーのバンドとして活動している。

自らの音をevil 90's moshmetal hardcoreと表現するように、ALL OUT WARやARKANGELをバックボーンに、土地柄のbeatdown hardcoreとが融合。狙いとするサウンドは、2011年にMarked For Death Recordsからリリースされた、"dark days"のGustave Doréジャケからもわかると思う。
この1stに、ゲストボーカルで参加したSamisのREDUCTIONや、BerlinのREBORN TO CONQUERと比較しても遜色を感じない。

以降、2ndギターLasseが加入し、2012年にAZ州のBEG FOR LIFEとのスプリット、2013年には新曲"six years passed"が発表され、新作が待たれるが、音沙汰のない状態が続く。

個人的にHamburgを訪れた時、Swing On Sight Fest 2014で、59 Hamburgのバンドを見る機会があったのだが、特に彼らの地元での人気は肌で体感することができた。ただシーンとしては、それほど規模は大きくなく、後述するように掛け持ちも多いのが実情のようだ。


FOR MY ENEMY - "six years passed"

 




2009年、FOR MY ENEMYのギターArneは、GENTLEMEN'S SPORTSを新たに始動させる。もう一人のギターは、FOR MY ENEMYに加入したLasse。つまり両バンド共、ギターが一緒という体制になる。
そのdual vocals beatdown hardcoreは、USのLIFE AFTER DEATHやCROWD DETERRENT、COLD EXISTENCEに近いサウンドで、FOR MY ENEMYとは一線を画しているのは明白。どちらかというと、ギターの2人はこっちの方をメインにしている感じで、今後シーンの中核を担っていく存在になるのは間違いない。

2011年に、"demo 2010"が"straight outta Hamburg tour edition"として、Shock Survival Recordsから再発された。これはデモと同内容のものだが、limited 30で極少生産されたレア音源。
そして7ep"fischkopp"、さらに翌2012年には、"Swing Of Sight Family worldwide split volume 3"(w/ COLD REIGN、GUERRILLA CROWZ)が、Filled With Hate Recordsからリリースされた。この3 way以降、ボーカルのClausが脱退し、Rafのソロ体制で活動を続けることになる。

すでにE-TOWN CONCRETEのツアーサポートも決まっているようで、新体制での新譜、今後の動向にも期待。


GENTLEMEN'S SPORTS - "live Duisburg Punkeria"
 





GENTLEMEN'S SPORTSのボーカルClausが、2013年からギターとして活動を始めているGRIM VISION。他にBACK IN TIMEBRICKTOP、SUCKAPUNCHなどの経歴を持つメンバーも在籍しているらしいが、音は良い意味で裏切るdeath/dark metal influenced hardcoreをプレイしている。例えるなら、DISEMBODIEDやDISGRACEといったところか。

結成間もなくしてBastardized Recordingsと契約し、2014年に"with those who favor fire"、2016年に"war agony"と、これまで2枚の7epをリリース。"war agony"でBOLT THROWERをパロった、limited editionを出している辺り、曲作りでも意識しているのが垣間見える。
ちなみに、レコーディングで使用された48 Volt Studioは、Hamburgバンド御用達のスタジオとして知られるところ。

まだ新しいバンドながら、地元ではもちろん、EMBRACED BY HATREDやANGSTなんかとライブをこなし、頭角を現してきている存在。BUST!然り、新たなシーン構築の時期に差し掛かっている印象を受けるが、その中心にいるのはDSA/SOSFクルーであることは変わりない。


GRIM VISION - "live at Bar 227"
 


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