Tuesday, November 21, 2023

Florida hardcore scene - Ⅶ





WAY OF LIFEのAlex Rothberger、Matt Codyらによって結成されたDOMAIN。ENVISIONなどの活動で知られるAnthony Burkeをエンジニアに迎え、2020年にThe Coming Strife Recordsから"embodiment of fear"をリリース。翌年"preservere through suffering"を経て、Will 2 Live Festに出演した。
この頃ベースのJacob McMahonが脱退となるが、後任にBISHOPのShane Nerenbergが加入し、25 TA LIFEのカバーを収録した"2022 promo"をDazeからリリースした。European edge metalをアップデートさせ、MERAUDERやHATEBREEDの要素を含むスタイルで台頭してきたといえる。

一方でMatt CodyとNick Codyは、ex WAY OF LIFEのTobby DavilmarらとEPHEMERALを結成してデモを出している。しかしDOMAINの活動は衰えるどころか、FL Rules Fest、INTEGRITYやBLOODLETらと共にNight Shift Party Weekendに出演。翌2023年早々にはThe FYA 9 Pre Showをはじめ、A KNIFE IN THE DARKらとEast Coast Tourを行なっている。そして編集盤"embodiment of suffering"をLife & Death Brigade、Knives Out RecordsからそれぞれLP盤とCD盤がリリースとなった。

その後のTo The Rumbleツアー、ALL HELL BREAKS LOOSEがリユニオンしたSouth Florida Hardcore Unity、Equinox Fest 2023に出演、そして先日PAIN OF TRUTHのリリースツアーでの対バンを終えた。


DOMAIN - "July 22,2023"






RAMSES解散後、Joshua HowellがPOINT OF CONTACTとSIX PATHSに並行して、2019年にCONTENTIONを始動させた。そして同年、The Coming Strife Recordsから"self-titled"をリリース。これは2022年にDropping Bombsから"demo '19"として、7epで再発されたことによりデモ扱いだったことがわかる。サウンドはDark Sun Recordsそのもので、xREPENTANCExにも通じるアップデートさせたedge metalを提示した。

デモ後、セカンドギターのMitchell Wilbushは脱退したようだが、2021年に"laying waste to the kingdom of oblivion"を完成させている。クレジット上、ギターとベースを兼任のBayly Bransonがギターに専念し、ベースにChase Hladが加入となった。

翌年、東海岸をまわったSummer Offensive 2022を終えると、TCS FestやParis Edge Day 2022を組み込んだEuropean Conquest '22を行なう。帰国後はINCLINATIONのレコ発、MADBALLやALL OUT WARとFYA Fest Ⅸで共演、さらにSINCE MY BELOVEDとLaying Waste To The American Southをまわり、Overcome Festに出演を果たした。
そして第3段となるFrom Within Records主催のV/A "one scene unity"に参加し、Equinox Fest 2023やArmageddon Fest、Flyover Fest 2023に出演し現在に至る。


CONTENTION - "April 01,2023"






The Coming Strife Recordsに所属するOrlandoのMOMENTO.は、次世代を担うemotional metalcoreバンドとして認知されつつある。前身となるCOEXISTが2017年に活動を始めていて、メンバーの公言する通り7 ANGELS 7 PLAGUESの影響が色強く、V/A "cover compilation"に彼らのカバー曲を提供した。同世代のA MOURNING STARと共に台頭してきた存在といえるか。

2020年にデモ"self-titled"、2022年には"a chorus of distress"をリリース。その後、YOUR SPIRIT DIESとMORBIDEITYの3バンドでOctober 2022 Tourを行なっているが、この最終日にファーストショーとなったMIRACLEも興味深い。Ryan CalhounとGriffin Martheが在籍するバンドで、すでにステータス化したWar House Recordingsで録られたEPをリリースしている。もともと2018年から活動を始めた母体のSENTINELを母体とし、SHIELDをバックボーンにする90's melodic metalcoreだったようだ。今後の動向に注視したいところ。

またRyan Calhounが手掛けたDANNYTHESTREETのデビュー作は、ベースのJordanが在籍し、エンジニアをギターのGriffin Martheが務めるなど関連性が深い。
一方MOMENTO.は、MORAL LOWとのEast Coast TourやWIELDED STEELとツアーを行ない、年末にはNo Sleep Fest 2023への出演が決まっている。


MEMENTO. - "Orlando, FL - 06-10-2023"






STATEMENT OF PRIDEと同じPensacolaを拠点とするBURNING STRONGは、COLD HEARTEDやMALICE AT THE PALACEなどを渡り歩いたRobert Goodspeed、TRUTH INSIDEのTaylor Druganらにより2018年末に結成されたstraight edgeバンド。
modern old schoolを基盤とし、現行のONE STEP CLOSERやSEARCH FOR PURPOSEと共通する点が多く、IN MY EYESからSTRIFEの影響も少なくないように思える。

EPに続けて翌2020年、FYA 7に出演し地元のFrom Within Recordsから1st"the fire rages on"をリリース。Nuclear Family Records、Patient Zero RecordsからカセットやLP盤が出ているほか、V/A "one scene unity volume 2"に参加するなど需要が窺えた。

そしてMAGNITUDEのSeptember Tour 2021の一部帯同、QUALIFIERとのスプリットを経ると、FYA 8やECOSTRIKEのファイナルショーとなったFrom Within Records Showcaseなどに出演していった。さらにSTRUCK NERVEとのSummer Tour 2022を行ない、2nd"here until the end"のリリースへと至っている。その後、From Within RecordsとPlead Your Caseの共同企画Hardcore Pride Weekendに出演、Elevated企画でGORILLA BISCUITSのTampa場所にて共演を果たした。


BURNING STRONG - "March 26,2022"



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