ex FOUNDATIONのLance CormieとBill Brownは、Derrick VanWieとDROWNを結成し、デモ"as scars heal"を1993年にリリース。
それから間もなく、BillとDerrickらによって1994年、AlbanyにてONE KING DOWNは結成された。
Troyに住んでいたメンバーもいて、地元のSTIGMATAを崇拝しつつ、SNAPCASEやDESPAIRに近い音を出していた。この地では珍しくstraight edgeライフスタイルを貫いたことでもよく知られている。
それから間もなく、BillとDerrickらによって1994年、AlbanyにてONE KING DOWNは結成された。
Troyに住んでいたメンバーもいて、地元のSTIGMATAを崇拝しつつ、SNAPCASEやDESPAIRに近い音を出していた。この地では珍しくstraight edgeライフスタイルを貫いたことでもよく知られている。
"absolve"の次作にあたる"bloodlust revenge"は、結局Chapter Recordsからのリリース予定が流れ、ベースのBill Scovilleが働いていたEqual Vision Recordsから出すことになった経緯がある。
そして1998年、"god loves,man kills"のレコーディングに入ると、2代目ボーカリストRob Fuscoが突然の脱退。急きょ代役を務めたJon Petersも長続きせず、一度ONE KING DOWNは解散を選択する。
ちなみにこの音源以前に、SPIRIT OF YOUTHとのスプリットがGoodlife Recordingsから出ているが、"absolve"リリース後にレコーディングされた貴重な初期音源2曲を提供している。
解散から数ヶ月後、再びRobがボーカルに就き"gravity wins again"で復活。そしてJapan Tour 2001で来日を果たし、続けてAustraliaとNew Zealandをまわった。2002年に再び解散となる。
DROWN - "bleeding"
ONE KING DOWN - "absolve/bleeding"
Trainwreck Recordsのレーベルメイトで、ONE KING DOWNとの親交も深かったWITHSTANDは、名コンピ"united we stand,divided we fall"に参加していたTroy hardcoreバンド。STIGMATAやSECTION 8の伝統的なサウンドを継承しながらも、これだけのメンツに囲まれると直系というよりは、ONE KING DOWN寄りなnew schoolの要素が強かったことがよくわかる。
このバンドで特筆すべきは、BLOODWARのギタリストでもあった今は亡き、Justin Markouがベースで在籍していたこと。
"demo 92"、"rites of passage"の頃はまだONE KING DOWNのBill Scovilleがメンバーで、"into my own"と"light of a new day..."は、Justinの名前がクレジットされているものの、実際レコーディングで弾いているのはBillだった。
また同時期にJustinは、PUSHBUTTON WARFAREでボーカルを務めていたりして、名だたるバンドを渡り歩いている。
そしてBLOODWARは、2012年にMERAUDERのKevin Mahonを加入させリユニオン。昨年出た"a season in hell"は、Justinに捧げる作品にもなっている。
STIGMATA然りWARTIME MANNER等の活動もあり、この手のclassical metallic Troy hardcoreの復興、若手の出現にも期待がかかる。
WITHSTAND - "room to room"
BLOODWAR - "hand of death "
Long IslandのTRIPFACEのシンガーScott Jarzombekが、ギターで在籍したWRATH。ライクEARTH CRISISやCONTEMPTで全盛期ど真ん中世代にも関わらず、何故か評価が伴わっていない気がする。
カバーアートをONE KING DOWNのRob Fuscoが手掛けた、Losing Face Recordsリリースの"twisted and tormented"が唯一の音源だと思うが、これはUpstate hardcoreに他ならないサウンド。
その後、ScottとByron WheelerはLARIATを結成し、他にSTRAIGHT JACKETのJoe Clark、AT WAR WITH SHADOWSのAaron Peck等が在籍している。
Devils Head Recordsに所属し、スプリット(w/ AT WAR WITH SHADOWS)、また単独"means of production"は、Last Effort Recordsと共同リリースってこともあり、そこまで流通が良くなかったように思える。
AT WAR WITH SHADOWS共に、AFTeRSHOCKやBARRITに近いmetal coreをプレイしていた。
LARIAT - "monsanto"
2006年、ex ONE KING DOWNのBill Scovilleは、ANOTHER VICTIM、THE PROMISEへと活動を移していたDerrick VanWieとIT'S ALIVEを結成。
LARIATのJoe Cammarereがギターで在籍していたり興味深い。
これはBORN LOWの前身バンドだが、改名後Billの名はすでに無く、脱退のタイミングで改名したと思われる。
90's New York hardcoreを継承した、ライクBACKTRACK、FORFEIT。
BORN LOW - "live at Breast Fest 2012 "