Tuesday, February 25, 2020

South American hardcore scene - 2





cruelty free/drug free lifestyleバンド、CONDOLENCIAが1999年に結成された。
2000年に1stデモ、翌年"talvez seria isso que sentiriamos"と2本のデモをリリースしていたが、2002年にボーカルのRonaldoが脱退してしまう。ベースのAdalberto Rossetteがボーカルにパートチェンジし、彼の後任にBANDANOSのLauro Kushiyamaがベースで加入。そして2003年、デモ"animal liberation"を完成させた。同時代のPRIMAL AGEやCALIBANのeuropean edge metal路線は、シーンを牽引した存在として位置付けできると思う。

DAY OF SUFFERINGのカバーを披露したLiberation fest 2004の出演、さらにNUEVA ETICAやMAROON、PURIFICATIONといった海外バンドとの場数を重ね、Liberation RecordsからのV/A "voices 2"に4曲を提供している。これに1曲を加えた単独作"the order that shall be"が、2005年にスイスのStorm Of Justiceよりリリース。レーベル第一弾ということでも関心を集めた。

翌2006年、Crossfire RecordsのV/A "we belong to the world living not for ourselves but for others"に参加。これには既存曲が収録されたが、すでに数曲作っていたというだけに次作への期待もかけられていた。


CONDOLENCIA - "the eternal jihad"
 





2001年から活動しているvegan straight edgeバンドCHILDREN OF GAIA
Sao Pauloにて結成され、DEEPER THAN THATのギターMarcel Galloがドラムで在籍していたことで知られる。

2003年のスプリット(w/ CONFRONTO)で提示したサウンドは、バンド名がREPRISALの曲名から由来かと推測され、リスナーに強烈な印象を植え付けた。ライフスタイル然り、DAY OF SUFFERINGやPURIFICATIONに類似する厳格かつ攻撃的で、militant new schoolの本来持つ意味合いをなすバンド。それは単独作でも変わらず、2004年にLiberation Recordsからフルレングス"I pray to watch you bleed"をリリースした。
ベースのHayden Fowlerが脱退したため、Giuliano Rosaが加入した体制で臨んでいる。
HEAVEN SHALL BURNのMarcus Bischoffが参加したことでも認知されたと思う。そして4人編成とは思えない重厚なサウンド、パフォーマンスはEuropean tour 2004やRepresent fest 2004、Liberation fest 2004、2005の出演でも定評を得た。

しかしその後の音源はなく、EARTH CRISISのSouth American tour 2009を最後に解散となった。時期的な詳細まではわからないが、最終的にはボーカルのMario Sepulvedaが脱退、Hayden Fowlerがベースに復帰し、Giuliano Rosaがボーカルへ転身して継続を模索していたようだ。


CHILDREN OF GAIA - "feeding the fire"
 





xCONDOLENCIAxと同じく、V/A "voices 2"に参加していたSao PauloのCLEARVIEWは2002年に結成。
元々はGOOD INTENTIONSとCHILDREN OF GAIAのメンバーによるサイドプロジェクトとして始動したバンドだという。4 wayに参加後のデビュー単独音源は2008年。Liberation Recordsからリリースされたこの1st"love it or leave it"は、mosh coreとold school hardcoreを融合したスタイルで、BURIED ALIVEや同郷のQUESTIONSとも共通する要素が多い。

AGNOSTIC FRONT、MADBALLのFor My Family tour 2009のオープニングアクトとして帯同し、その実績は彼らの名を拡散するのに費やす時間は必要なかった。
比例して需要が伴い、2011年Caustic Recordingsから2nd"pure mayhem"、2012年に盟友PAURAとのスプリット"rage through integrity"をリリース。

European tour 2013が決定すると7ep"seeds of rage"に着手した。エンジニアにTERRORのドラムNick Jettを迎え、さらにScott Vogelがゲストボーカルで参加したもので、Farewell RecordsとCaustic Recordsの共同でリリースされた。ツアー自体は、各国Fluff festやDays Of Fury fest、Ieper festといった規模の大きい公演から、INTEGRITYやFIRST BLOODとの対バンなど実に11ヵ国30日間にも及んだ。ツアー後は3rdアルバム制作に取り掛かるが、リリースに至るまではしばらく時間を要することになる。

しかし活動は相変わらずで、CRO MAGSのSao Paulo場所サポートやFesta Causticに出演。2017年になるとReunion fest、Palco Test 2017の出演を経て、ようやく3rd"absolute madness"がリリースとなった。絶好のタイミングでThis Is Hardcore fest 2017の出演を果たした。


CLEARVIEW - "constant denial"
 


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