Tuesday, December 29, 2009

Upstate New York hardcore - Ⅰ





OswegoのDEAD IMAGEは、1980年代後期から活動していたemotional hardcoreバンド。7ep"forward"をNew Direction Records、そしてOVERSIGHTのDavid Palmerが設立したUpstate RecordsのV/A "no exit, no return"に参加した。共に1991年のリリースで、サンクスリストにSNAPCASEの前身SOLID STATEが記載されている辺り歴史を感じる。REFUSE TO FALLやENCOUNTERライク。


FairportのMOMENT OF TRUTHは、NYのBuffaloとSyracuseの間に位置する土地柄ということもあり、FADEWAYや初期SNAPCASEに近いearly 90's new schoolサウンドを出していた。
6曲入りのデモ"another reason why."の他、1991年と1995年にレコーディングされた曲を収録の"premonition"がBuffaloのImage Recordsよりリリースされている。






Rochesterのvegan straight edgeバンドCONTEMPT。SNAPCASEやDESPAIRも利用していたBorder City Recordingで録られた7ep"a call for revolution"を、ベーシストBrendan Porrayの運営するSurface Recordsから1995年にリリース。

そして1997年、March Through Recordsから"one justice"がリリースされた。この時点でオリジナルメンバーはボーカルのBrad DingmanとベースのBrendanしか残っていないが、過去のデモ3本を含め各音源もそれほど変化はない気がする。
この"one justice"は、後にジャケを変えCatayst Recordsから再発された。

また、Oswegoを拠点としていたAlone Recordsから"upstate compilation" (w/ AMPERSAND、BLOOD RUNS BLACK、BONEJACK)と"warriors rising" (w/ BIRTHRITE、STEDDING、KNOWLEDGE)に参加しているが、これはKNOWLEDGEのAndrew Bowmanが設立運営していたレーベルの初期音源になる。

CONTEMPT解散後、BradはドラムでETERNAL YOUTHへ、他のメンバーもBREAK OF DAWNやHERMON DEKALBなどに活動を移している。

BREAK OF DAWNは、スプリット(w/ APATHMY)やOne Day Savior Recordingsから"figure studies in arsenic and tears"を出していたバンドで、PREVAILやSTANDFASTなんかに近くchaotic hardcoreの要素が強い。


CONTEMPT - "easton hardcore fest 1996"





2ndデモ"blood of the innocent"時のギターShawn Martinは、CONTEMPTを脱退しINNERFACEを結成、"demo '95"をリリースした。

その後ScottからJody Robertsへボーカルチェンジを経て、ドイツのImpression Recordingsと契約。ベネフィットコンピ"mother earth"に曲提供し、1stフル"season in hell"のリリースへと至る。
Too Damn Hype RecordsのV/A "east coast assault II"に参加したのは、メンツ的にも意外に感じた。

また同じRochesterには、CONTEMPTやFALLING DOWNフリークに必須のAS THE WORLD BURNSってバンドがいたらしい。



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