Saturday, September 18, 2021

Swiss hardcore scene -1





vegan straight edgeをライフスタイルに掲げ、1997年から2000年にかけて活動していたPRAY SILENT
SAD ORIGINやCLOUDEDに対等するサウンドで、CWILLが創成したシーンを最盛期へと導いた存在として位置付けされる。Attila VargaがDARK DAY DUNGEONを掛け持ちしていたことでも知られていると思う。

PRAY SILENT結成から間もなく、7ep"the golden flag"をGenet Recordsからリリースするが、ベースのJanが脱退となり、Philipp Zimmermanが後任として加入した。そしてThe Next Generation festivalの出演などを経て、1999年にFloridaのANDROMEDAとsplit 7epを出すと、再びレコーディングに入り"this was not my war"を完成させている。
さらにVort'n Vis hardcore festでREDEMPTION、SPINELESSらと共演し支持を得ていった。

2000年には解散となってしまったが、ギターのEtienne GeyerがCWILLに加入、"nations"でメンバーとしてクレジットされた。
一方Attila Vargaは、LOST ALONEの4曲入り音源でエンジニアを務めている。ここのドラムのxLarsxはxDESTROY BABYLONxのベーシストで来日していて、彼自身のソロプロジェクトxTHE BATTLExでも活動していた。


CWILL - "January, 21th 2001, in the Rasthaus in Koblach/Austria"






CATARACTMINEのRicky Durst、Simon Fullemannらにより、SLAYERにhardcore色を取り込んだサウンドを目指し1998年に結成された。
デモをCD化した"self-titled"、7ep"war anthems"を1999年にリリースすると、ヨーロッパのバンドとして初めてFerret Musicと契約を果たし、2000年に1st"golem"をリリース。
ここに至って、Christian EbertからFederico Carminitanaへとボーカルチェンジ、再編成を行なっている。もともと結成時から誘っていた人物で待ち望んでいただけあり、バンド内での評価も高かったという。

2001年のHellfestを含むUS tourの実現は、Ferret Musicの所属が大きかったと思うが、時差関係もあり疎通がうまくいかず、契約満期を待たずしてレーベルを離れる決断をした。次にLifeforce Recordsを所属とした彼らは、"martyr's melodies"と2nd"great days of vengeance"を同レーベルよりリリース。続く3rd"with triumph comes loss"以降、Metal Blade Recordsへ移籍となる。

その後はNo Mercy festival 2005の出演、4th"kingdom"をリリースと着実にステップアップしていった。一方でギターのSimon Fullemannの後任に、death metalバンドDISPARAGEDのTom Kuzmicが就く。またベースがMichi HenggelerからKay Bremにかわっている。
しかしスタイルがブレることはなく5th"self-titled"、6th"killing the eternal"のリリースを続けつつも、Hell On Earth tour 2008やKliffrock festival no.6、AWAKEN DEMONSのツアー帯同、そしてKilling The Easter Bunny tour 2011などを行なった。2013年に解散を表明していたようだが、実際は2017年のMetalmayhemなどの出演が確認できる。


CATARACT - "nothing's left"






PRAY SILENTでボーカルのAttila Vargaがギターにパートチェンジし、CATARACTのChristian Ebertがボーカルを務めるDARK DAY DUNGEONは、Zugにて1998年に結成された。翌年、CATARACTのSimon Fullemannが運営していたNatural High Recordsから"self-titled"をリリース。
MORNING AGAINライクなエモーショナルパート、スポークンなどUS寄りな90's metallic hardcoreといった印象を受けた。また海外バンドとの共演も多く、GRADEや18 VISIONS、THROWDOWNなどのツアーサポートを務めている。そしてChristian Ebertは、これまで掛け持ちしていたCATARACTを脱退し、DARK DAY DUNGEONに専念。

2002年には、ドイツのLet It Burn Recordsとの契約へと至り、1st"know your enemy"をリリースした。前作のエモーショナルな感性がメロディックに変わり表現された辺りは、時代に対応した変化といえるだろうか。また今作はMUDHEAD、BURNING DEFEATのAlessandro Azzaliプロデュースにより、イタリアのAlpha Omega Studioで録られたというのも興味深い。

その後はHEAVEN SHALL BURNやFALL OF SERENITYと共演、7ep"let the sin begin"を挟みH8000 fest含むUNDYINGとのツアー、Hardcore Lifestyle festでBORN FROM PAIN、MAROONとの共演など著しい活躍をみせている。
そして前作に引き続き、Alpha Omega Studioでレコーディングされた2nd"by blood undone"を2005年にリリースした。内容はNARZISS、FEAR MY THOUGHTSを追随するGerman metalcore化が進み、すっかり様変わりした感は否めない。ちなみにカバーアートはDave Quiggleが手掛けた。

2007年に解散となったが、メンバーのChristian EbertがWILD ZOMBIE BLAST GUIDE、MonteはSUCKAPUNCHとスプリットを出していたVALE TUDOに加入した。


DARK DAY DUNGEON - "poisoned lies"

VALE TUDO -"hardcore heavyweights"



: my collection :


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