2010年、ボーカルにJelena Goluza嬢、ベースが"where shadows lie"時のDAY OF CONTEMPT、さらにex SAMSARAという経歴を持つ、Brett EitzenらによってOUTRIGHTは結成。
Don Furyのスタジオにてマスタリングされた7ep"dedication"以降、ギターのBrenton Leeが脱退しAllan Staceyが加入、ドラムがAaron OsborneからRory Kelaartへのメンバーチェンジを経て、フルレングス"avalanche"のリリースとなった。
どちらの音源も、自身のReason and Rage Recordsからのリリースになる。
ライクBURIED ALIVE、SINK OR SWIM。
OUTRIGHT - "live at Dropout"
こちらも2010年から活動しているCROWNED KINGSは、SWORN ENEMYや盟友DEAD MAN'S CHESTライクのmetallic hardcoreスタイル。
"wise guy"に続く"forked road"にTERRORのNick Jettを起用し、LAにてレコーディングされ、配給がDemons Run Amok Entertainmentからとなっている。
2016年は、WISDOM IN CHAINSとヨーロッパツアーを回ったり、彼らにとって飛躍した年になったに違いない。
CROWNED KINGS - "enemy"
WARBRAINのボーカルTim Carterがギターへパートチェンジし、50 LIONSのBainaがギターとボーカルを兼ねるOUTSIDERS CODE。
2013年に、MIZERYやIRON MIND等も手掛けているビジュアルアーティストSam Octiganが、カバーアートを担当した"exiled from birth"を、Resist Recordsからリリースする。
modern old school/mosh coreへと展開する様は、THE PROMISEやTO KILLからの影響もあるのだろう。
またBainaは、50 LIONSのOscar McCall、WITHIN BLOODのLloyd Denovanと、HIGHER POWERとしても活動を始めている。ここのドラムは、ex DAMNATION A.D.、MOST PRECIOUS BLOODと渡り歩いたColin Kerczで、オーストラリアへ移住したんだとか。
90's NYHCを消化し、彼らの上記バンドを通過したサウンドは、IRON MIND、OUT COLD ADライク。
WARBRAIN - "at The Fitz, St Ives - 9/5/13"
まだ当時RIGHT MINDのメンバーだったPeter Gasiamisらによって、2013年に結成のBLINDEDは、Coercion Cassettesからデモ"mourn her"を出していたmetalcoreバンド。
現行で主流のエモパートを排除し、メロディーを残したサウンドは、CONFESSIONやI KILLED THE PROM QUEENの影響下にありながらも、明らかに一線を画している。
コンピレーション"life at the bottom"に参加後、DENIALとのsplit 7epがLLRとSecond Guess Recordsとで共同リリースされた。
現行で主流のエモパートを排除し、メロディーを残したサウンドは、CONFESSIONやI KILLED THE PROM QUEENの影響下にありながらも、明らかに一線を画している。
コンピレーション"life at the bottom"に参加後、DENIALとのsplit 7epがLLRとSecond Guess Recordsとで共同リリースされた。
BLINDED - "at Bluestone Church 20/3/16"
2014年、BLINDEDのボーカルJames Hutchinsは、RIGHT MINDのTyronne Gietzmannが始めたsocio-political/straight edge hardcoreバンド、REBIRTHのドラムとしても着任。
デビュー7ep"instincts of suffering"をLLRから、さらにカセット盤としてUKのRage Recordsが流通させ、TRIALや後期ONE KING DOWNをバックボーンにする90's metalcore styleを示した。
その後のCTW Records/LLR共同リリースの1stフル"crucible"は、近年この手のマスターピースといえる作品に仕上がっている。
また、LLRとBroken Hive Recordsが主催した、FOUNDATIONのAustralian tour 2016帯同や、Don't Need You Recordsのコンピに参加(INDECISIONのカバー"purgatory"を提供)し、知名度に伴い実力もつけてきている印象のバンド。
REBIRTH - "live at Grumpy's Green"
REBIRTHのJamesは、BORN FREEのAkiraらで編成したBROKENでも活動を始め、xLAIRxと同じライブにして、共にファーストギグを行なった。
音的には、デモとその後LLR/Second Guess Recordsからのリリースした7ep"worldwide"とでは、またちょっと違う印象を受ける。
New York hardcoreを基盤とする路線は変わらないが、old schoolからの変換期に近い音で、BATTERYやBURDEN辺りが好きな人も取り込めるサウンドだと思う。
BROKEN - "at Grumpy's Green 29/5/15"
BORN FREE - "Bendigo Hotel 2014"
MichaelとRobertが、Life. Lair. Regret. Recordsを運営する一方で結成した、duel vocals vegan straight edgeバンドxLAIRx。
すでに2016年7月に解散済みで、わずか1年しか活動歴がないにしろ、与えたインパクトは相当大きかったと思う。
additional vocalsで参加した、OUTRIGHTのBrettがフューチャリングの"true justice"を含む7ep"wrath of the immaculate"が、自身のレーベルとBound My Modern Age Recordsと提携し、次々とジャケ違いで再プレスされ、コレクターへの需要の高さも伺えた。
レコーディングは、BLINDEDも手掛けたDaniel Kentによって録られたもので、CULTUREやBIRTHRIGHT、ABSENCEに通じるpure militant new schoolサウンドは、完全に時代錯誤に陥ること必至。
しかも、テープと7epのみで散るってのも当時のスタンスを狙ったとさえ感じてしまう。
xLAIRx - "at Bluestone Church 20/3/16"
まだデモサンプルレベルの音源しかないARISEだが、今後を注視する必要があるvegan straight edgeバンド。
この音源でSEPULTURAの"propaganda"をカバーしてるだけあって、バンド名の由来もそうだと思われるが、彼らのフィルターを通すと、traditional new school hardcore以外の何ものでもなくなるのは、やはりセンスの問題だろう。
声質はDAMNATION A.D.のMike McTernanに近かったりもする。そもそもEdward Jonesのソロプロジェクトっぽいが。
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