Sunday, September 2, 2012

Toulouse hardcore scene - 1 (WOODWORK interview)

  


南フランスはToulouseのWOODWORKのインタビュー。
Toulouseは、ALEA JACTA ESTやTHROUGH MY EYESといったmosh coreバンドが印象的だけど、WOODWORKのメンバーから初期っぽいバンドを組んだから音源送るとのメールをもらった。興味もあるし、インタビューをとることにした。


Paradise Regained>WOODWORKは新しいバンドみたいだけど結成前にやってたバンドとかあったら教えて。結成までのいきさつとか。
WOODWORK>俺らはA BRIDGE TO MANYが解散した数ヵ月後の2011年9月にスタートした。
Aurélien、Nab、AlexそしてNicoとでPabloと一緒にニュープロジェクトを模索してたんだ。UNBROKEN、OUTSPOKEN、SIEGEやCATHARSISに影響をうけたサウンドを試していたよ。最初に作った曲はSIEGEよりもっとUNBROKENに近かったかな。

11月には、Alexが辞めることになって、俺Julien(Ba)がバンドに加わり、Aurélien(Dr)、Nico(Vo)、Pablo(Gu)、Nab(Gu)というラインナップで、1stデモの曲を書いてすぐにショーをやったよ。今はNabがバンクーバに引っ越してしまって、ギター1本で俺たちは続けることにした。実は次の音源のためにいま数曲書いているところなんだ。

あとは、PabloとAurélienはAlexといっしょにChestnut Roadでもプレイしてた。フランスではめずらしいLEMONHEADS、LEATHERFACE、HUSKER DU、BROCCOLI、JAWBREAKERをミックスした感じのね。

PR>そのA BRIDGE TO MANYって、どれくらい活動してたの?また何かリリースした音源とかある?
W>俺はそのバンドにいなかったけど、2008年から2011年まで活動してたよ。CHAMPIONのようなmodern old school hardcoreって感じだった。
音源はデモと7epがあって、AYSやMASTERPIECE、UNVEILらとフランス、ヨーロッパツアーを回ったりしてたよ。


A BRIDGE TO MANY - "times ahead"
 

PR> WOODWORKを最初聴いた印象がUNDERTOW、TRIALなんかのlate 90's US new schoolに影響をうけていると思ったけど、フェイバリットするバンドは?
W>Nab, Nicoと俺は確かに90’sが大好きで、すでに言ったけどUNBROKENにすごい影響を受けている。TRIAL、UNDERTOW、108、SNAPCASE、INDECISION、BURN、INSIDE OUT、MORNING AGAIN、CHOKEHOLDも好きだけど。
リバイバル的なバンドだとSEVEN GENERATIONS、RUN WITH THE HUNTED、ABANDON、MARROW、BURN YOUR LIFE DOWN、COLUMNAS、SET ADRIFT、ASPIRE、GATHER、UNVEILもいいね。

PabloとAurélienは、darker crust、trash、powerviolence それからchaoticなバンドの影響を受けているかな。CONVERGE、CATHARSIS、DEADGUY、THREADBARE、DISEMBODIED、BOTCH、TRAGEDY、FALL OF EFRAFA、MASAKARI、BLACK BREATH、IRON LUNG、MIND ERASER辺りの。


PR>君たちの住んでいるToulouseのハードコアシーンやバンドについて教えて。
W>OK、hardcore/post hardcoreについて話すよ。heavy stuff、old schoolバンドはこの辺にはいないけど、SELENITES、THROUGH MY EYES、GOAT RIVER、FATAL NUNCHAKU、I PILOT DAEMON、PLEBEIAN GRANDSTAND、ALEA JACTA EST、BLACK KNIVESをチェックしてみたらいいと思うよ。

Toulouseのキッズは音楽に対する姿勢にすごく関心をもっていて、これらのいくらかはほんとに信念を持ってメッセージを伝えることを意識しているし、それがWOODWORKを結成した一番の理由でもあるんだ。

俺たちはビッグバンドになるためにここにいるわけではなくて、愛されたり疎まれたりするだろうけど、「次のクールなtatooは何にしようか」だとか「どんな靴を買おうか」とか考えるよりも、政治と人種は俺たちにとってとても重要なことでみんなにも何か考えてほしいと思っている。


Toulouseにはたくさんのクールなショーがあって、俺たちは十分恵まれていると思う。
Toulouse hardcore showsのWiloやToulouse CrustのPhilippeを中心にたくさんの人々がショーをセットアップしてくれて、不満とか言ってられないよ。
ただ違うスタイルや有名なバンド、新しいバンド関係なくもっと簡単にショーをセットアップできればもっと良くなると思う。


THROUGH MY EYES - "injustice" (feat Vincent ALEA JACTA EST)


 ALEA JACTA EST - "napalm for everyone"


PR>"Toulouse hardcore shows"、"Toulouse Crust"ってのは企画かなにかなの?
W> Toulouse hardcore showsは、WiloとRemyが2006年に始めたよ。 彼らはDIYスピリットでたくさんのhardcore/punk/metal/indieショーをToulouseでやってきた。常に名もしれてないバンドをサポートすることに挑戦しているし、いつもパッションを持っている。

それに、WiloはA BRIDGE TO MANYで歌っていて、RemyはBordeauxに移って、いまでもショーを企画しているみたいだよ。 Toulouse Crustは、Philippeが運営していてクラストをメインにメタルやハードコアバンドのショーもセットアップしている。
彼はToulouseで有名なanimal rights activistで、AVISという活動グループを持っているんだ。 もし君がいつかToulouseを訪れることがあれば、町で必ず彼のポスターを見かけると思うよ。いたるところにあるし。


PR>メンバーにはstraight edge、veganまたvegetarianはいる?また、それらのライフスタイルについてどう思う?
W>Pabloと俺はvegan straight edgeで、Nabはvegatarian straight edge、そしてNicoとAurélienはvegetarianだよ。動物論理は俺らにとって重要で、vegetarian/veganバンドで在り続けるためにリリックにも反映させているんだ。
俺たちは人々の苦しみとか制圧とか平等とかのために立ち上がる。すべての生きとし生けるもののために。
その意味は、俺たちに"vegan straight edge"とかなんだとかレッテルをはるより前に、俺たちは反資本主義で反レイシズムだ。 俺たちは、straight edgeについてそれほど気にしてない。
それは、Pabloと俺にとって個人的なことだから。

俺がどう思っているか?それ自体に大した意味はないと思う。どういう意味かっていうと政治的な信念なしでは、だれでも"vegan straight edge"になり得る。なおかつ、愚か者にもなれる。

RefuseレコードのRobertが数か月前にこんなことを言っていたよ。「そこらへんにいるドラッグやったりバカなことをやっているcrust punk kidsとつるむより、ジャークなvegan straight edgeといた方がいい。」俺も同じように思うよ。

俺は16歳の時に酒をやめた。その理由は、うわべだけクールな友達とやみくもにつるんで、お酒を飲むことも楽しんでいなかったからだ。
もし、Kidsにクールだと思われたいってだけで、straight edgeを選ぶならやめたほうがいい。 そんな理由だったら、第1にstraight edgeはつまらないと思われるし、第2に最初に決意した意思を忘れてしまう。クールでいることなんかどうでもいい。


PR>Japanese hard core sceneや日本の知っているバンドはいる?
W>正直にいうとあまり詳しくない…。
GAUZE、SYSTEMATIC DEATH、ENDZWECK、FC FIVE、ENVY、1000 TRAVELS OF JAWAHARLAL、NO CHOICE IN THIS MATTER、STATE CRAFT、ERICは知っているよ。もっと知ってるんだけど、Aaaaaaaah思いだせない。


PR>最初に数曲作ってるって言ってたけど、次の音源のフォーマットとか決まってる?今までリリースした音源はデモだけ?またどっか所属しているレーベルはある?
W>1stデモは自主で出していて、特に所属しているレーベルはないよ。

いま6曲くらい作成している途中で11月ごろにできれば7epを完成させたい。デモよりもっとダークになるよ。俺たちはとても楽しみにしているから期待しててくれ。




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