結成した1996年、デモ"play the plague"を出しているGROUNDZERO。翌年、ボーカルのDarrell Tauroが立ち上げたUp Front Recordsから"1945"、FLESHOLDとのsplit 7epをリリースした。このレーベルは、V/A "strength through diversity"を主催したことでも知られている。
1997年、FAULTとの対バンやEdge Sharp Records企画などに出演し、同年に1st"seldom does hope exhaust despair"がリリースされた。エンジニアにBATTERYのBrian McTernanが起用され、East Coast Empire RecordsとSeize Recordsの盤が存在する名作となっている。当時レーベル側のレビューでemotional deathcoreと書かれていたように、興隆していたnew schoolバンドとは一線を画していた。
1st後、EYE 2 EYEとDARKEST HOURのそれぞれsplit 7epを挟み、2000年にカバー曲を含む"healing leprocy"をリリース。RED ROSES FOR A BLUE LADYやMAJORITY RULEとツアーも行なったようだ。
しかしDarrell Tauroが2003年にEMMANUEL 7を結成、片やRich CaseyはBURY YOUR DEADへと活動を移したためGROUNDZEROは解散となる。このEMMANUEL 7はThorp Recordsから"machines in routine"を出しているが、CAVE INやBURNT BY THE SUNに例えられるchaotic hardcoreへの転換は想像すらできなかった。短命で2004年には活動を終えた。
GROUNDZERO - "@ CT Bike Exchange"
1996年に結成され、デモ"blood stained ritual"とsplit 7ep(w/ GROUNDZERO)を出していたFLESHOLD。すでにNAPALM DEATHからINNER DAM、FAULTらとの共演を経て地盤を固めつつあった彼らだが、1997年にDEADEYESUNDERへと改名した。これに伴い同内容、同タイトルのデモを出し直したため、バンド名が異なるものが存在することになった。
サウンドは後の1999年、Plus Minus Recordsから"cursed be the deceiver"をリリースしたように、レーベルメイトのEARTHMOVERやTREPHINEライクな90's deathcoreをプレイしている。ちなみに紙ジャケとプラケース盤、さらに10インチでもプレスされ需要が窺えた。
またBlasphemour Records企画のV/A "one hell of a compilation"に参加していて、その評価はユーロ圏に於いても高く、Lifeforce Recordsとの契約に至り7ep"halflife"をリリースした。特にtwin vocal体制は取っていないものの、高低音域を担うバッキングボーカルが相変わらずの存在感を表している。
なかなか活動の詳細を掴むのは難しいが、大きいイベントだと2002年のNew England Metal and Hardcore festival 4の出演が確認できる。
DEADEYESUNDER - "stricken"
100 DEMONSはボーカルがBLOODBATH、PUSHBUTTON WARFAREのBruce LePage、ベースにTYRANT TROOPERのJay McGuire、ギターがHATEBREEDのSean Martinといった編成で1998年に結成された。
デモ"we are forsaken"でALL OUT WARやHATEBREED、BORN FROM PAINを追随するbrutal moshcoreスタイルを提示し、East Coast Empire RecordsのV/A "the division has begun"に参加。1stに繋がる作品となったようだが、2000年にSean Martinが脱退しTYRANT TROOPERのRick Brayallが加入、さらにJay McGuireの後任にSteve Karpが就き再編成を行う。
そして1st"in the eyes of the lord"をGoodlife Recordingsからリリース、当初Surface Recordsも興味を示していたようだ。これは後の2006年にリマスタリングされ再発、さらにA389 RecordingsからLP盤として2014年にプレスされた。
1st以降はHIGHER FORCEのPete Morceyがボーカル、ベースがErik Barrettへと編成を変え、Deathwish Inc.に移籍が決まると次作の制作に取り掛かる。そして2004年Zeussプロデュースのもと、Planet Z Studiosでレコーディングされた2nd"self-titled"をリリースした。それに伴うH8000 festやNinja festを含むEuropean tourを終えると、帰国後すぐにWest Coast tourを行うなど多忙を極めている。
しかし既にアナウンスされていたCAST ASIDEとのEuropean tourは、直前のPete Morcey脱退によりキャンセルせざるを得なかった。そして後任にはBruce LePageが復帰を果たし、SHAI HULUDやSINCE THE FLOODとのツアーを終えると、3rdフルのレコーディングに入ったが再びBruce LePageが脱退、その音源も未発表のままとなっている。
100 DEMONS - "repeat process"
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