2001年にはONE KING DOWN、NUMBのAustralian tourサポートや、3rdフルレングス"hanged choked wrists slit"をリリースし、不動の地位を築く。ちょうどこの頃、ALL OUT WAR化への変換期で、16分の刻みが目立ってくる。
2007年の5th"disturb the hive"が、Resist Recordsへの移籍作になっているが、4thのリリースから10年を記念し、2014年に"the death"もリプレスされた。
ちなみにこのResist Recordsは、盟友TOE TO TOEのボーカリストScott McFadyenが1996年に設立した老舗のレーベル。
そして、RINGWORMとのスプリット"your soul belongs to us"を挟み、すでに数年前に結成20周年を迎え、さらにNigelはMODERN FIDELITYというバンドを始めていて、まだ活動が衰えることはないようだ。
MINDSNARE Japan tour
MINDSNARE - "at the Arthouse 31/7/2010"
90's vegan straight edgeバンドULTIMATUMが1995年から2000年にかけて活動している。
彼らといえば、名コンピ"mother earth"に参加したことでも認知されていると思うが、単独がEPしかないのは物足りなくさえ感じてしまう。
この"self titled"以降、Tim Dywelskaが2ndギターで加入、ドラムのMichael Denovanが脱退、スプリット(w/ NOT FOR YOU)では、Bomberが叩くことになる。
CULTUREのJohn Wylie、ex ONE DAY AWAYでKEEPSAKEのDan Mazin、POISON THE WELLのChristopher Hornbrookらで構成された、straight edge hardcoreバンドUNTIL THE ENDが、2000年から活動を始める。
ANOTHER VICTIMや初期HATEBREEDにも比肩するサウンドに、Mean PeteとPTWでベースだった経歴を持つAlan Landsmanとのduel vocalsが拍車を掛ける、といったmosh coreスタイル。
Equal Vision Recordsから"self titled"リリース後、間もなくしてex CULTURE、RED ROSES FOR A BLUE LADYのMark Mitchellが加入し、ツインギター体制に。
Alveran Records移籍作"blood in the ink"時には、すでにAlanが脱退、Meanが単独でボーカルをとっている。
さらに2002年の3作目"let the world burn"は、Markの替わりにALL HELL BREAKS LOOSE、DANCE FLOOR JUSTICEのChip Walbertが、ドラムにはex EARTHMOVERのWes Keelyを迎えてのリリースとなった。
2004年には、Meanも辞めてしまい、James McHughが加入。"the blind leading the lost"をラスト作に、2005年解散に至ったのは残念だが、主要メンバーのJohnとDan以外は流動的だったにも関わらず、一貫した音楽性はブレることはなかった。
Eulogy Recordingsからすべての単独音源が、リリース順にディスコグラフィ"from the beginning...UNTIL THE END"に収録されているので、通して聴くのもいいと思う。
UNTIL THE END - "nothing between us"
MORNING AGAIN以降を追っていくと、Kevin Byersがベースで在籍するDEAD BLUE SKY、
2012年に"reject their shame"でデビュー。今やRain Fest、This Is Hardcore Fest等のビックフェス出演やEuropean tour 2016などの場数を踏み、勢いのあるBLISTEREDは、EXTINCTIONやALL OUT WARの90's inspired metallic hardcoreを継承するスタイル。
各メンバーの活動も活発で、HARDWIREDで活動していたり、ボーカルのLennon Livesayは、2015年にギタリストとしてDRAWING LAST BREATHを結成している。
このDLBは、Coercion Cassettesからデモをリリースしていたmelodic metalcoreバンドで、ffo SUNRISE、THE YEAR OF OUR LORD。
さらにNARZISSなんかの叙情性が好きな人もイケると思う。
UKのCarry The Weigh Records移籍作、7ep"hymns of suffering"が好調なだけに、フルレングスが待たれるところ。
またすでに話題になっているが、この辺のメンバーが在籍するvegan straight edgeバンドECOSTRIKEも注目すべきだろう。
ライクEARTH CRISIS、GREEN RAGE、RAIDと称される音は、Carry The Weight Recordsのデモジャケからしても、厳格極まりないのが伝わってくる。
BLISTERED - "July 23, 2015"
DRAWING LAST BREATH - "FYA III aftershow"
Eighty-Sixed Recordsより、Don Furyがマスタリングを手掛けた"never ending lies"をリリースのDAY BY DAYは、音的にもレーベルメイトであるBRETHRENに近い印象。
UKのNeutral Words Recordsから、LPのみだった"never ending lies"に、ライブ音源を加えてデジタル化。
さらにHIGHER POWERとのEuropean tour 2016を経験し、国内外問わず活動域も広い。
同じくEighty-Sixed Recordsから、7ep"no chance in hell"をリリースしたばかりの、straight edgeバンドHIT LISTは、BLISTEREDのLennon、さらにyouth crew revivalバンドPUT IT ASIDEのJess、Bobby J等から構成されている。
2014年にプロモとデモ"pay in blood"を出していた彼らの音は、完全に時代錯誤してしまいそうな程で、TURMOILやEXCESSIVE FORCEの古典的なリフに、ファストパートを練り込んだっていう表現が相応しいサウンド。
彼らとeast coast tour 2016を一緒にまわったCRISIS UNITと共に今後要チェック。
PRIMAL AGE Japan tour 2013で、Mistyの代役で来日したSylvainの本業バンドSEEKERS OF THE TRUTH。
1988年にSHIT HAPPENSでスタートしたというから重鎮感ハンパない。
彼は承知の通り、PRIMAL AGEのThierryとABSONEを結成、一方2006年のSEEKERS OF THE TRUTH復活作"tinman"に於いては、PRIMAL AGEのDimitriにベースサポートしてもらったりと関係性が非常に深い。
先程SEEKERS OF THE TRUTHがUseless Pride Recordsから"oldskull revenge"をリリースしたので、PRIMAL AGEやABSONE周辺についても聞いてみた。
PR> はじめに、SEEKERS OF THE TRUTHの結成経緯を教えてください。
Sylvain> Xavと俺とで1988年の12月に結成した。結成以前、彼はベーシストとして、俺は別のバンドでドラムを叩いていたんだ。
お互いのバンドが結合し、punk/hardcore styleの曲を作り始めた。ファーストギグはその5ヶ月後で、俺たちはまだ17歳かそこらだったかな。
PR> それって、SHIT HAPPENSだよね?
Sylvain> そう。でも頻繁に名前を替えてたね。毎月のように…。
SHIT HAPPENSは、rock/punkバンドに有りがちな名前だったから、混乱を避けるために、Lost & Found Recordsと契約した際に名前を替えたんだ。
バンドを始めた頃は、CRO-MAGSにすごく影響されていたから、彼らの曲名から取って、SEEKERS OF THE TRUTHに改名することにした。
PR> 他に影響を受けたバンド、ルーツとしているところは?
Sylvain> punkとmetalの中間的サウンドが好きで、DRIやDISCHARGE、CORROSION OF CONFORMITY、THE EXPLOITED、CRYPTIC SLAUGHTER、GBH、SOD、SLAYERといったバンドをよく聴いていた。
それからMINOR THREAT、SICK OF IT ALL、NO FOR AN ANSWER、UNIFORM CHOICEなんかを知ったんだ。
俺らの曲で、キッズがシンガロングするようなエネルギーを感じさせたかったし、すぐに彼らに共感することができた。
PR> 地元のLyonにはどんなバンドがいる?hardcore sceneについても教えて。
Sylvain> Lyonには、Riot ShowsやLyon Hardcoreといった多くのショーがあって、ヨーロッパ中のバンドからUSまで、良質なバンドを見る事ができるんだ。
また、EIGHT SINSやSPLIT THE ATOM、THE AMSTERDAM RED-LIGHT DISTRICT、FOR THE LIONS、YODA RISING、SWINE PUNCHなど、多くのバンドが活動している。
Warmaudioは、hardcore/punk/metalバンドにとって、ベストなアクティブプレイスだよ。
練習するスタジオもあって、ここで今回レコーディングしたんだ。
PR> 最新作のリリース元であるUseless Pride Recordsはどんなレーベルなの?
Sylvain> ALEA JACTA ESTのギターOlivierが運営するレーベルだよ。
ニューアルバムの音源をいろんなレーベルに送った中で、一番最初に返事をくれたんだ。
彼は、Tシャツやフーディー、キャップにプリントする会社を持っているから、マーチャンを作るのも都合が良かった。すごく満足している。
9月、10月には彼のバンドや、Useless Pride Recordsのバンドとライブをする予定だよ。
SEEKERS OF THE TRUTH - "behind the scenes"
PR> Sylvainは、PRIMAL AGEのメンバーとABSONEを結成していたけど、その間SEEKERS OF THE TRUTHは活動していたの?
Sylvain> 1999年にPRIMAL AGEのThierryとABSONEを結成した。SEEKERS OF THE TRUTHは活動休止状態だったから、ABSONEにすべてのエネルギーを注ぎ込んだよ。
それからの展開は早く、split 7ep(w/ DECONTAMINATE)、Sobermind Recordsから"a last kiss before"をリリースすることができた。
ヨーロッパ各地でプレイしたけど、驚くほどフランスでのライブは少なかったんだ。ベルギーやドイツ、スイスといった海外でプレイできたのは光栄だったし、いい経験にもなった。
ただ、俺らはstraight edgeバンドだったんだけど、vegan hardlineだと思われていたようだ…。
でも2003年に、俺は新しい仕事で引越さないといけなくなって脱退したんだ。ABSONEはしばらく活動していたけど解散し、それからPRIMAL AGEとして再び活動を始めたようだよ。
PR> ABSONEにPRIMAL AGEのDimitriも加入していたよね。後期はDidierが歌ってるし。
Sylvain> そうだよ。split 7epの時は、また違うメンバーだったけど。
Jayが最初のシンガーで、ex PRIMAL AGEのギターSebastienがベースを弾いていたんだ。Jayは、別のバンドが多忙になった理由で辞めていった。
セカンドシンガーはDavidで、MCDの"a last kiss before"では彼が歌っている。その数ヶ月前にSebastienが辞め、Dimitriが加入したんだ。それからいくらかのショーをした後、Davidが脱退してDidierが加わった。
1995年、John WylieとLouie Longが、CULTUREを脱退したDamien Moyalを誘って始めたのが、MORNING AGAIN誕生のいきさつになる。
デビュー作Conquer The World Recordsの"the cleanest war"、さらにIntention Recordsからの7epを収録した"hand of hope"が、Goodlife Recordingsからリリースされると、破竹の勢いで各国での知名度を上げていった。
さらに結成間もない1996年、JohnがNIGHT OF BROKEN GLASSなるプロジェクトを始動。1年程と活動は短かったが、Damien脱退後のスプリット(w/SHOULDER)以降、このNOBGのギターKevin Byersをシンガーとして迎え入れたことを踏まえると、貴重な経歴となっていることがわかる。
確かに、Damien在籍時の初期MORNING AGAINは、CULTURE在りきでかつ延長線上にあり、Kevin加入後の中後期の方が一般的な認識は高いのだろう。
どれだけのバンドがカバーしたかわからない粒揃いのラスト作、Revelation Recordsからの"as tradition dies slowly"は、emotional new schoolのバイブル的域まで達している。
この音源含め、LP×2枚分に収められたディスコグラフィが、2015年にDemon Run Amok Entertainmentからリリース。アートワークはDavid Quiggleが担当。
MORNING AGAIN - "July 23, 2015"
NIGHT OF BROKEN GLASS - "gone without love"
ちょっと時系を戻すが、1996年にMORNING AGAINのDamienとJoseph Simmonsは、ex CRESTFALLEN、BRETHRENのメンバーとBIRD OF ILL OMENを始める。
しかし、すぐにShane Postへボーカルチェンジしていて、Damienが歌っている音源は実は存在しない。
ライクUPHEAVAL、BLOODLETのchaotic metal hardcoreに、emotional hardcoreの要素を兼ね備えた"self,dare you still breathe?"。これは、Johnの運営するEulogy Recordingsのファーストリリースとしても広く知られているかと思う。
後にThomasとJosephが加入し、大半がBOIOのメンツで占められるのだが、徐々にDAG NASTYや同郷のHOT WATER MUSICライクに変化していったのは意外だった。結果、melodic/post hardcoreの支持層をも取り込むことになる。
2002年に一旦は解散するが、2011年にリユニオン、Japan tour 2014(w/ENDZWECK)も記憶に新しい。
AS FRIENDS RUST - "coffee black"
スプリット(w/ PROMISE NO TOMORROW)を出していたAN ACRE LOSTの中心メンバー、Aryeh LehrerとRyan Primackによって1997年に結成されたPOISON THE WELL。
Duane Hoseinが加入し、ツインボーカル体制となり、"distance only makes the heart grow fonder"がリリースされると、レーベルメイトSKY CAME FALLINGと共に注目を集める。
この1stEPは、本国のUndecided Recordsから再発され、追加収録されたボーナストラックでは、すでにJeffrey Moreiraがソロでボーカルを取っている。
以降、リリースごとにnew school色が薄れていき、リスナーも入れ替わっていったのは否めないが、明らかに支持層の幅を拡大していったのは事実。
サウンドも次第に、後期UNDEROATHらTooth & Nail Records周辺のemo/post hardcoreを探求していくことになる。
初期CULTUREと絡むことが多かった1993年結成のTENSIONは、stomp core的要素を含む楽曲が印象深いstraight edgeバンド。
SICK OF IT ALLや108を彷彿させる一方、ベースのNick DominguezがSTRONGARMのギターとしても活動しているように、spirit-filled hardcoreっぽかったりと、一筋縄ではいかない。
元はEndless Fight Records所属で、名コンピ"over the edge vol.2"の参加をへ、Uprising Recordsに移籍。"the sickness of our age"が再発され、同レーベルからフルレングス"agent of the people"をリリースしている。
MINDFRAME解散後の1995年、Jose GonzalezとJulian Del BuenoがOUT OF SPITEのLuis Rodriguezらと結成したMiami classic hardcoreバンドBRETHREN。
デモ"trapped in reality"、7ep"no regrets"に引き続き、Roundhouse Recordsからフルレングス"to live again"を出す予定だったみたいだが、結局OHEVに移籍してのリリースとなった。
デビュー作になるShadow Recordsからの7epでは、Richがギター兼任でボーカルも務めていたが、承知の通りDamien Moyalが加入することによってCULTUREは形成されていった。
そして1995年にConquer The World Recordsから、Francis Baconジャケで知られる"born of you"をリリース。
後にGoodlife RecordingsやDemons Run Amok Recordsから再発、世代を越えた名作であったことが証明されている。
しかし、次作にあたるスプリット(w/ ROOSEVELT)のリリースを待たずしてDamienが脱退。その後一旦はLouie Longが引き継ぐ形になるが、1年も保たず、さらに後任として以前ボーカルだったMark Mitchellを再び迎え入れる。
彼が歌っている唯一の音源である、Catalyst Recordsからの7ep"deforestation"のB面曲として、"moment mori"を収録されているが、これはベネフィットコンピStones To Mark A Fire / Ceremony Of Fireにも提供した"memento mori"のイントロなしバージョン。
Markは、後にRED ROSES FOR A BLUE LADYのギターとしても活動していて、John WylieのEulogy Recordingsから"the return to melancholy"を出している。こっちはUndecided Records系とも言えるchaotic new school hardcoreだが。
ちなみに"heteronome"でドラムのJason Dooleyは、ex TIRED FROM NOW ONで、DRAGBODYとスプリットを出していたCRUCIBLEへと渡り歩いた人物。いずれもライクDROWNING MAN、KISS IT GOODBYEのサウンドは、後々に存在を示す程ではないにしろ、各々当時はそれなりの評価を得ていた。
CULTURE - "live at Churchills Miami"
RED ROSES FOR A BLUE LADY - "Hell Fest 2001"
DRAGBODY - "reunion on September 5, 2014 at Will's Pub, Orlando, FL"
2007年、X Rebellious RecordsにとってもらったxARISE OF JUDGEMENTxのインタビュー。Paradise Regained zine vol.1に掲載したもので、当時xOlexとxJoakimxが答えてくれた。
xAOJxは、古参PURIFIED IN BLOODを輩出したノルウェーのHommersåkにて2005年に結成。UNHEARD CRIESというバンドのメンバーによって始動し、PURIFIED IN BLOODやxDESTROY BABYLONx直系のstraight edge militantバンドとして次世代を担っていた。
このインタビュー後には、xSTORMTROOPERxへと改名し、X Rebellious Recordsから"the end of apathy"のリリースを控えていたが、結局自主でもリリースされず惜しくも2009年に解散。