Saturday, December 31, 2011

CHERISH "demo 2012"


Cherish will release the demo on Retribution Network in January.
Artwork & logo by the listen-to-it network.



 

Monday, December 19, 2011

Christian hardcore bands -Ⅰ (Tooth & Nail Records - 1)

 


Takehold RecordsのFlorida勢やErieのMOTHERSHIP、DISCIPLEなど、意外にもChristian hardcoreバンドが多いことに驚かされる。
なかでも、サブレーベルSolid Stateを立ち上げる前の90年代初頭、良質なバンドを輩出したTooth & Nail Recordsの存在は卓越していた。

 




Southern CaliforniaのOrange Countyを拠点としたUNASHAMEDは、spirit-filled hardcore movementの中核を成していたバンド。STRIFE、EXCESSIVE FORCEらと活動していたわりにはあまり知られていないのが実情だろうか。

結成された1993年にデモ、翌年には1st"silence"をTooth & Nail Recordsからリリース。すでにボーカルは3代目のJeff Jacquayが務めていて、デモリリース時はDave Lauridsen、さらにその前任にはDave Bhansonが在籍していた経緯がある。
同レーベルが主催したSummer Tour 1994をFOCUSEDと行ない、V/A "helpless amongst friends"参加やCornerstone Festival 1995に出演など順調にステップアップしていくなか、ドラムのChris BertoniとベースのShane Sowersが脱退。後任にJason CarsonとMatt Hernandezがそれぞれ就き再編成された。
そして前作に引き続き、Bob Moonをエンジニアに迎えた2nd"reflection"が1996年にリリースされる。またギターのBobby Canadayは、STRIFEの"in this defiance"にバックグラウンドボーカルで参加。

1998年に開催されたCornerstone Festivalをもって解散となったが、2009年にex THROWDOWNのDom MacalusoとMatt Mentley、ex MEMPHIS BELLEのRandy Baranoskyが加わってリユニオンを果たす。しかし2011年に再び解散し活動を終えた。

 
UNASHAMED - "sustained"
 

 


Inside Front zineが主催したhardcore compilation "no exit''に参加しているだけあって、S級のnew school soundのBLOODSHED
ただ、7ep"the soft spoken words of fallbrook"以降はemotinal色が極端に強くなってemo-coreバンドとしての認知度の方が高い。後にSean Stopnikは、INNERMEANSを結成。



 


Life Sentence Recordsから7ep"as the curtain falls''を出していたAZ出身のOVERCOMEは、知名度的にも最も高いだろうか。
Facedown Recordsと最初に契約を交わしたのも彼らで、christian new schoolの最高峰。
ボーカルのJason Stinsonは、"the great campaign of sabotage''でギターへとパートチェンジ。

後のINDWELLINGは、当時のdeathcoreサウンドとして受け入れるのが容易ではなかったけど、改めて聴くとchristian deathcoreの先駆けだった、結論。


OVERCOME - "foundation"
 


 


CA州のSacramento、Elk Groveを拠点としていたFOCAL POINTはOPPOSED、OFFSETらのメンバーによって1995年に結成された。EARTH CRISISにSTRONGARM、SNAPCASEをプラスさせたスタイルは、7ep"neglected"がLife Sentence Recordsからリリースされただけありすでに確立されたものだった。しかし当時メンバーはまだ高校生だったということに驚かされる。

7epと同じく1996年の1st"suffering of the masses"はTooth & Nail Recordsと契約になったが、バンドとしてはクリスチャンというわけではなかったようだ。ただこの移籍で新たな支持層を得たのは事実で、OVERCOMEやCOUNTERVAILらとの共演や単独ツアー、さらにCornerstone Festival 1997への出演を果たしている。
またギターのRyan Clarkは、兄Don Clarkが在籍するTRAINING FOR UTOPIAのRob Dennlerが脱退すると、後任ボーカリストとしてMavenの名で加入した。これが要因かはわからないが、FOCAL POINTは1997年に解散となっている。

一方のTRAINING FOR UTOPIAは、ZAOとスプリットを出していたchaotic hardcoreバンドで、COALESCEやDEADGUYなどに近い印象を受ける。2000年に解散となると、ClarkとDonはSeattleに移りAsterik Studioというグラフィックデザインの会社を設立。同時に2人はDEMON HUNTERを結成し活動を始めた。


FOCAL POINT - "when I die"



 
 

spirit-filled hardcoreを掲げるFOCUSEDは、INSIDE OUTやMEAN SEASONに近い音を出していたearly new schoolバンド。
1990年、NO FOR AN ANSWERのJeff BoettoらによりLong Beachにて結成される。しばらくして彼とMatt Archuletaが脱退し、LIFE ALERTのMike MerrymanとDirk Lemmenesが加入しての再編成となった。

OUTSPOKENやPROCESS、DEADWAITとよくライブを行なっていて、1991年の初ライブでも共演しているSTRIFEとは特に親交が深かったようだ。
2ndデモ"at eternity's gate"後、ギターのJohn Schoettlerが脱退、OUTNUMBEREDのJason Parkerが加入して、Tooth & Nail Recordsから1st"bow"が1993年にリリースされた。そしてOUTSPOKEN、UNDERTOWとライブを行い地位を確立した感のあるなか、ギターのJason Parkerが脱退となりREMAINのAndrew Reizuchが後任に就いている。

頻繁にメンバーチェンジが行われる一方で、UNASHAMEDとのSummer Tour 1994、Alterna Fest '94、BLOODSHEDとのツアーファイナルとなったCornerstone Festival 1995出演など、目覚ましい活動を展開している。
またこの頃ボーカルのTim Mannは、CENTERPOINTのメンバーとRESOLVEというプロジェクトを組み、Tooth & Nail RecordsのV/A "helpless amongst friends volume 2"に参加した。
そして1995年、2nd"the hope that lies within"のリリースに至るが、翌年1月にファイナルショーを行い解散となった。

後年、デモやコンピ提供曲、ライブトラックが収録された"the wheels of progress 1992-1996"をリリース、また2009年にSolid State Records企画やDEMON HUNTERのHuntourにリユニオンして出演した。彼らはFOCUSEDからの影響を認め自らオファーした経緯がある。ちなみにこの時のドラムはINNERMEANSのAlex Albertだったようだ。

 
FOCUSED - "Cornerstone 1994"
 
 
 
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Monday, November 14, 2011

Swedish hardcore scene - 1 (LKPG and its outskirts)


 
 
SwedenのLinköping(a.k.a LKPG)に、mid-late 90'sに存在したシーンをどれだけの人が認知しているかわからないが、Umeå hardcore sceneが栄える一方、ここLKPGでもemotinal old schoolからmetallic new schoolバンドまで、数多くのバンドを輩出していて、掘り下げるとUmeåにも劣らないほどの規模も見えてくる。

特筆すべきは、LKPG hardcoreの象徴にもなっているpositive hardcoreバンドOUTLASTで、Henrik Lindqvistが立ち上げたUprising Tapesは、LKPG及び周辺までを網羅したともいえるデモテープシリーズ。

 
#1 hardcore compilation
#2 DRABNESS
#3 OUTLAST "conspiracy"
#4 INTERLACE / SECTION 8 Split
#5 DRABNESS
#6 BACKSIDE "harmony"
#7 FRIEND "white castle"
#8 SECTION 8 "back then"
#9 DEAD END
#10 CREW CUT
#11 WISHING DAYS AWAY
#12 PROVE MY POINT


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当初、UNIFORM CHOICEやGORILLA BISCUITS、またNATIONS ON FIREといった第2創成期に影響を受けていたOUTLAST
2ndデモ”conspiracy”、さらにはHenrik自身のDEAD END、Goran Bartolが在籍したCREW CUTもUprising Tapesからのリリースになる。いずれもyouth crew/positive hardcoreを継承するサウンド。

そしてGoranは、straight edgeバンドSTAY HUNGRYのメンバーとしても活動。90年代後期のold schoolをアップデートしていて、JUDGEやBATTERYにも似たスタイルは、リバイバルの予兆さえ感じる。
 

OUTLAST - "the final show 2003.12.13"
 
 
 STAY HUNGRY - "four rooms in Leipzig"
 
 
 
 
Destination Recordsが流通させていたHINTのデモ"follow..."は、女性ボーカルが大々的にフューチャリングされ、Desperate Fight Recordsバンドのそれにも近い。
しかし、1996年にレコーディングされたデモではまだ皆無で、OUTLASTの存在を感じつつも、old schoolにアンマッチなbrutal vocalsを乗せるスタイルは独創的だった。
 
おそらく、こっちのデモの方が前だと思うけど、"follow..."に年代が記されていないので、正確な時系的なことはわからない。
 
 
 
 
 
1994年、No Looking Back Recordsから"to the bottom"でデビューするNINEが結成された。
ここのボーカルJohan Lindqvistは、OUTLASTのHenrikと兄弟だけど、同じdnaとは思えないほどスタイルが違うmetallic new school。
当時、BREACHと共にmixture色が強い印象を受けたのを記憶しているが、いま聴き直しても、やはり他のバンドとは一線を画している。
 
Burning Heart Records傘下のSidekicks Recordsから、Deathwith Incへと契約した頃には、death n' roll化が進み、ENTOMBEDを引合いに出されるようになるが、根底とするものは変わってないと思う。 また、JohanはBridge Of Compassion(後のBridge Records)のオーナーでもあって、シーン構築への貢献度は計り知れない。 BOCには、punk rock/melodic hardcoreバンドBOTH SIDESも所属してたり、異ジャンルを掛け渡たす役も担っていた。
 
 
NINE - "no air supply"
 

 
また同期には、F.I.L(FIRST IN LINE)やBACKSIDEがいてシーンが活発化する。
BACKSIDEは、ミドルテンポ主体で刻み込むtraditional new schoolで、Uprising Tapesからデモリリース後は、Bridge Of Compassionに所属し単独も出している。
後に、ベースのAnders Carlborgは、CONVINCEDのMartin MagnussonらとDAMIENを結成し、現在も活動しているようだ。
 
このBACKSIDE LKPGとスプリットも出していたF.I.Lは、SIDE BY SIDEの影響下にあって、KatrineholmのCONVICTED TRUTHなんかとも比較できるか。

さらに、1995年に結成されたINTERLACEは、SECTION 8との"split '95"、LKPGコンピ"where we belong"に参加、そして単独"universal"のリリースへと扱ぎつける。 そのemotional rockテイストの強いソングライティングは、Swedish new schoolの真髄。
 

Linköpingと同じレーン(日本でいう県)のÖstergötlands länにあるSkänningeは、OUTLASTと対峙するSECTION 8が拠点としていた地。
"back then"、INTERLACEとの"split '95"をそれぞれUprising Tapesからリリースし、Burning Heart Recordsとの契約へと至っている。彼らのメロディーセンスはクローンを量産させたほどの影響力を持っていたのは、誰もが認めるところだろう。

ドラムのJocke erikssonはmelodic hardcore/skate punkバンドPASSAGE 4のメンバーでもあり、1996年からWITHIN REACHで活動している。


SECTION 8 - "get into the pit"



さらにLinköpingの近隣都市MotalaにはFRIEND、DRABNESSらが活動していた。
1994年に、ベース/ボーカルの4ピース構成で結成されたDRABNESSは、Uprising Tapesから2本のテープと、地元のTPL Recordsから単独音源"affliction"を出しているmetallic hardcoreバンド。 NINEやBACKSIDE LKPGに近い音を出していた時期しか知らないけど、後期はすっかりKORN化してしまったようだ。

そして、1998年解散後にはSinsa Krnjaic、Anders TillaeusとMartin Lundgrenで、LEGRANDを結成している。 2013年のMotala hardcore festivalにはリユニオンし、OUTLASTと共に出演。このフェスは、毎年開催されているようだが、現在もシーン自体はあるのだろうか。
 
 
DRABNESS - "won't let you fall"
 


一方FRIENDは、old schoolからemotional new schoolへと分岐する時代のサウンドだが、デモ"white castle,black angel"のリリースが、まだ1996年だというから驚きだ。SECTION 8と初期NINEの中間的なサウンド。


 
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Tuesday, October 18, 2011

CHERISH "new logo"





We formed the band called Cherish by Canopus and Vanished member.We'll release the demo in 2012 from Retribution Records.
And we're planning on recording for 3way split. It will take part three in different counties.


http://www.facebook.com/home.php#!/pages/Cherish-Retribution-178/306523966028250?sk=wall

Thursday, October 13, 2011

Polish hardcore scene - Ⅳ



 
当初Shing d.i.y. industry (industries表記の時期もある) として'90年に設立。
PAIN RUNS DEEP、Desperate Fight Recordsのカセット版など、コアなリリースが多いShing Recordsのバンドを幾つか。
 

melo-death色の強い土地柄には珍しいBLINDFOLD、LIAR ライクなlate 90's H8000 styleのINFLEXIBLEKNOCKDOWN と仲の良かったバンドで、後に結成するBLOOD IS THE HARVESTと共にチェックしておきたい。

CD盤の方には、"born to hate"、"until you see"、"demon"のライブ映像さらに、LIARの"battlecries"カバー(with Hans)収録。

 
BLOOD IS THE HARVEST - "unbroken"

 
KNOCKDOWN - "one unit crew"
 

 
リリース当時日本でも流通が良かったのとMORNING AGAINライクなサウンドが話題となったSOWN THE SEEDの"awating the end"。

これが唯一の音源で、ハーモニクス入れてくる辺り、SHOREBREAKにもニュアンスが近い。
ツインヴォーカルの時期もあったようだのだが、'99年から2年ぐらいしか活動していない。
 
 
SOWN THE SEED - "standing between"
 

 
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Sunday, September 11, 2011

Polish hardcore scene - Ⅲ


前述した、PAIN RUNS DEEPのBartek Plucinskiが在籍するDEATHMATCH

名門Alkatrazでレコーディングされた"death around me"では、メタルになり過ぎないevil deathcoreの方向性を示す。
一聴してわかるように、British vegan metalの印象の強い"domain"時のABOVE ALLタイプ。

後述するCOUNTERWEIGHTのベーシストがボーカルを務めたDEATH WARRANTもその体に近いだろうか。





 
PRDと同格、もしくはそれ以上の存在感のあるSUNRISE
'95年結成以降、第一線でPolish HCシーンを牽引した彼らの初音源は"fire walk with me"。
これは、UNCONSENT、HER GRAY EARTHなどもリリースしていたVegun Recordsからのリリースで、メンバーのAdam Stepienが立ち上げたレーベル。後のSanctuary Recordsとして知られている。

当時こそLASH OUTにも影響されたmilitant VSEスタイルだが、作品ごとにSwedish melo-death色を増す一方で、ENTOMBEDからの影響もちらほら。

このスタイルを追求するとBHIMALになるのはわからなくもない。


SUNRISE - "born free die free"

BHIMAL - "true identity"
 


最後にCOUNTERWEIGHT。SUNRISE結成直後に派生したVSEバンドで、音源はデモ"sculptured in blood"がVegun Recordsから、Danielが加入した"the flames of victory"はSanctuaryからそれぞれリリース。

プロジェクトバンドとは信じがたい。



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Sunday, September 4, 2011

Polish hardcore scene - Ⅱ


CYMEON X が解散した94年、大半のメンバーによってスタートされたRESPECT。"one day closer"なるライブテープリリース当初はCYMEON Xを継承しつつも、ラインナップチェンジを経た"...to all beings .to all life..."では、mid REFUSEDやSNAPCASEとも言えるスタイルに変化を遂げる。

また、ドラムのSlawomir Drzewiecki はAWAKEにも在籍し、これがDesperate Fight Recordsのバンドかと思うぐらいのUmea HC直系。活動歴'95-'01の最盛期を築いた一角。


Youth Cultureから"govinda"をリリースしていたAGNI HOTRA
ジャケからしてクリシュナ臭が漂う108タイプのXXX band。MINOR THREATの"straight edge"をカバーする辺りかなり厳格。

このレーベルはOUTSPOKENのカバーを収録したSUNRISEの"still walking with the fire"のリリースで知る人も多いかと。


SUNRISE - "still walking with the fire"
 


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Wednesday, August 17, 2011

Polish hardcore scene - Ⅰ


 
 


Lifedefense Communications

LOYAL、CONTEMPT、STATEMENT、TENFOLDらが参加予定だったというコンピ、"in defense of all life"は世に出ることはなかったが、Polish HCの隆盛期に重要な位置づけとされるLifedefense Communications。'94年、Adam Malikによって創設。


・LD01 HEALING "unwelcome consequence"




pro-life/vegan lifestyleバンド、HEALINGの'95作。これが厳格なlike RAID、 SOULSTICEで、Polish HCを掘り下げれば必ずぶち当たるレジェンド。後のVEGAN DELEGATION(PAIN RUNS DEEP)やLOYALのメンバーと結成したATTENTION TO DISEASEへと活動を進めることになる。

もともとLifedefense からVEGAN DELEGATION としてのリリース予定だった7epが、PRDとして結局UKのScreams of Salvationと契約。

カセット盤がShing/ Lifedefense、MCDがSOS/ Lifedefenseからそれぞれリリースとなっている。


・LD02 UNSILENT "risen out of bowels"
NOWA DROGAのメンバーが始めたというUNSILENT。HEALING、LOYALと仲が良かったSxE/ pro-lifestyleで、late ABNEGATION~LIFERライク。NOWA DROGA自体はUNIFORM CHOICEに影響受けた感じだったようだが。
 

・LD03 SALVATION "before the funeral"
early SUNRISE、ARKANGELに代表される単音弾き主体のvegan/militant style。かなりメンバーは若かったようで、当時この音に受けた衝撃は忘れることがないほど。

カセット盤も存在していてそっちはxWarriorxからのリリース。
 
 
SALVATION - "drug free fest 1999 "
 
 
 
xWarriorx

Straight Edge Involvementを掲げるポーランドのレーベルでDarekが設立したxWarriorx。
前述したSALVATIONの"before the funeral"が1stリリースとなる。内容は同じだが、ジャケが左右逆なのと曲順も違う。

そして2ndリリースとなったMAJTRA。hardcore youthって言葉からは想像もつかないSOWN THE SEED、DEATHMATCHにも通じるPolish new school。テープというフォーマットを取りながらも9曲収録のフルボリューム。

 

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Monday, August 1, 2011

Militant Records


early-mid 90’s、new school史上3本の指に入ると言われるコンピ、"stones to the mark a fire"をリリースしたことで知られるMilitant Records。

これはUprisingから"ceremony of fire"として再発ということになるが、メンツが半分ぐらい違う。
CDとLPでもちょっと違った気がするが。



 
Syracuse hardline band、GATEKEEPERのセルフリリースした"94 demo"を、Militant Recordsがリマスターしている。おそらくEMSのCoregasmで挙げられているのがそうだと思うが、そっちの方が全然数も少ない。

そもそも、Justin O’HareからShane Durgeeへボーカルチェンジを機に、GREEN RAGEは事実上解散、GATEKEEPERとして活動を始めたことになる。
しかも、デモ収録曲の"the flames of salvation"と"vigilante"は、GREEN RAGE時代に書かれた曲のようだ。
GREEN RAGE節を引き継ぐhardlineっぷりは変わらずで、"one million incisions"のイントロなんて危険すぎる。
 
実際は、ほんの数ヵ月しか存在しなかったようなのだが、異常なメンツをみれば伝説と言われる所以が理解できるはず。
 
後期GREEN RAGEのMatt Bullardの後任として、Corey Ryan (INFUSION / BLOOD RUNS BLACK)、EARTH CRISISのサポートギターを始めたKris Wiechmanの代わりには、BONEJACKのSteve Diangeloが加入。彼とPete Spielmanは、CROSS SECTIONを結成している。


ABNEGATION - "Cleveland 1996"

 

"until darkness"リリース後、Lifeforceと契約と噂されていたIndianaのWARCRY
結局、"system under anguish"はPrecedentからリリースとなるが、後にStraight Edge Revenge Recordsが再発。like ENCOUNTER、OUTSPOKEN。
 
BLOODRUSTとも活動していた、BLOOD OF JUDASの'96デモテープにして唯一の音源。
これが、あまりにもearly EARTH CRISIS過ぎる。
SEVINのボーカルが在籍したってのは有名だが、CLUBBER LANGのCooperもベースで一時期いたようだ。HER GREY EARTHとも同世代で、mid 90's NJ vegan SxE sceneは充実していた。


SEVIN - "heaven's deception"
 
 
 
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Wednesday, June 22, 2011

Indiana hardcore scene - 1

 


 
BloomingtonのWARCRYは、ギターのJohn M. Schipper、ベースのLuther Blantonらが始めたxSTRENGTH WITHOUTxが改名した経緯がある。
Luther Blantonがボーカルへとパートチェンジし、7ep"until darkness"が1993年にMilitant RecordsとVegan Earth Orderの共同によりリリースされた。
ENCOUNTERやEMPATHY、FRAMEWORK辺りを彷彿させるスタイルは、90's emotional hardcoreの走りとして位置付けできる存在かと思う。
 
次作がLifeforce RecordsまたはVictory Recordsから出るとの情報もあったが、結局"system under anguish"はPrecedent Recordsからのリリースとなった。これは1994年にレコーディングされたものだが、リリース時には既に解散していたようだ。
 
また後にStraight Edge Revenge Recordsが再発していることもあり、次世代からの需要が窺え知ることができる。解散後はギターのJohn M. SchipperがRUINED IN A DAY、ベースのJim DzurovcakはTHIRTY-TWO FRAMESで活動している。
 
 
 
 
 
Sitcom Recordsから1992年にデモを出していたCarmelのONCE AGAINは、SPLIT LIPを脱退したボーカルのSteve Duginskeによって結成された。early 90's political hardcoreとtraditional hardcoreを兼ね備えたスタイルは、Ebullition Records系のSTRUGGLE、DOWNCASTライク。
往年はECONOCHRISTやVOICE OF REASONらとライブをしていたようだ。
 
しかし1993年には活動を終えているため、1994年に出した7ep"as the fire went out......"は解散後のリリースということになる。
これがファーストリリースになったElement Recordsは、後にTOMORROWS GONEやBLOODPACTが在籍したことで知られる一方、ファンジンの刊行からスケートショップまで幅広く運営していて、
レーベル業はその内の一つだった。
 





IndianapolisのBIRTHRIGHTは、ベースでJACKHAMMERに在籍していたKurt Austin Schroederがボーカルと2ndギターを兼任し、1994年に結成したpolitical vegan straight edgeバンド。

ご承知の通り彼はCatalyst Recordsを運営していて、その一環したレーベル趣旨にブレることがなく、設立以来支持され現在もコンスタントなリリースが続く。
もちろんBIRTHRIGHTも自身のレーベルに所属。UNBROKENやEARTH CRISISをバックボーンとするmid-late 90's new schoolを独自に推し進めたサウンドは、神格化され今なお存在感を誇示している。

1996年に1stデモと"outcast"のデモ2本、Words Of War Recordsからスプリット(w/ UNCONQUERED)をリリース。
1997年には7ep"ascension"、さらに伝説的コンピ"stones to mark a fire"に参加。これは後のV/A "ceremony of fire"としても知られている。

そして1998年にGoodlife Recordingsから7ep"out of darkness..."をリリースすると、1999年を跨ぎEurope tourを行なったが帰国後しばらくして解散となった。
後の2008年に出したディスコグラフィ"these words run in my veins"には、彼らに影響を受けた人物が想いを綴っていて、MAROONのTom-Eric Moraweckは、BIRTHRIGHTなしに自分らは存在しなかったとまで言っているほど。


BIRTHRIGHT - "purge"





Bloodaxe Festival 08にて、来日したRISENはまだ記憶に新しい。Kurt在ってことは言うまでもなく、GATHERのAllanが加入しての来日だった。

音源はデモ"playing the victim"、スプリット(w/BREAKING AWAY)Alliance Traxから3way(w/CRYSTAL LAKE、UNBOY)、単独"left with the ashes"とざっと並べても意外とある。


 

 
 
xRISENx - "herbinger"
 

 
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Thursday, June 16, 2011

Heretic Records

 


ENTREFUEGO、HOY ES EL DIA等々、まだまだ計り知れないバンドやシーンが存在する南米はチリから注目のHeretic Records。
 

DECLARACION DE GUERRA





DECLARACION DE GUERRAのEstigmasがHeretic Recordsのファーストリリース。
この時代にCDR、カセットというフォーマットをとる辺りかなりDIYを感じる。
 
この内容はというと、中期CHOKEHOLD、BURIED ALIVE、EARTH CRISISライクな90's influenced new school。
驚きの完成度で、これは絶対聴いたほうがいい。
 

DECLARACION DE GUERRA - "show matine II"
 


CONTRA TODOS MIS MIEDOS
 

まず、ボーカルスタイルがREFUSEDのDennisを連想させられるCONTRA TODOS MIS MIEDOS。AGAINST ALL MY FEARSのメンバーもいる(たぶん後身バンド)らしく、mid 90’s辺りの影響が濃いサウンドはlike EL ETERNO ENEMIGO、NUESTRA VENGANZA。

カセット盤はVarsity、CDはさらに78 life、Caustic、Hereticの共同リリースとなっている。


CONTRA TODOS MIS MIEDOS - "Entropía @Heretic Fest III"
 
 

MARTIR

 

以前Reusa RecordsからABOLICIONとスプリットをリリースしていたMARTIRの新作Memorial。
バンド名から想像できる通り、for fans of MORNING AGAIN、TRIAL。

Vegan Recordsとカップリングされた注目株!


xMARTIRx - "opresión"
 


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Monday, May 23, 2011

new releases on Goodlife Recordings

 



 Goodlife RecordingsからH8000のNew Compilationが出るようです。
発表されているメンツは下記の通りですが、個人的にはNO RECESS、6 DAYS OF JUSTICE辺りも入れてほしかった...。+ more の方にちょっと期待します。

The featured bands so far include congress, vitality, slam coke, liar, regression, shortsight, spirit of youth, nasty, onesta, boxcutter + more to come !

 
もう一つ、V/A Beatdown Basterds。
これにはEXTINGUISH THE FIREが参加。Goodlifeのコンピ用にレコーディングしたってのは聞いていたけど、やっとリリースされます。
 
BOGMONSTA (uk) , CHAINSAW BLOODY STRIKE (rus), DANFORTH (fr), ENEMY GROUND (hol), EXTINGUISH THE FIRE (jap), KING OF CLUBZ (usa), NASTY (bel/ger), NO SECOND CHANCE (uk), PROVIDENCE (fr), RISE OF THE NORTHSTAR (fr/jap), SIX FT DITCH (uk), SLAM COKE (fr/ger/aus)
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  • German hardcore bands - 4


    1994年、Essenにて結成されたstraight edgeバンドSURFACE
    March Through Recordsと契約を交わしていたほどのtraditional styleは、CONTEMPTやLIFEFORCEそしてmid 90's H8000周辺に近く久々に聴いたらハマった。

    後にMad Mob Recordsへと移籍するわけだが、レーベルカラーが強すぎて避けていた人も多いかと思う。同レーベルからの音源は、1997年の"to millennium…and beyond"と1998年の"shadows cast by the light of the world"がある。

    ボーカルのSammyはDEVIL IN DISGUISEなるrockバンドへ活動を移している。



     


    DISRESPECTもMad Mob Recordsに所属したバンドで、当時EARTH CRISISと比較されたBerlin hardcore。KICKBACKなんかにも近く、伝説的に扱われるバンド。
     
    解散後のメンバーは、BorisがANTICOPSに加入するほか、StefanとFelixはTHE MONOLITHを結成して2001年にデモCDRをリリース。こっちはINTEGRITY路線。





    ANTICOPS - "a.c.a.b"
     
     
     
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